プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

配信ドラマ各1話

海外ドラマとか全然見ていない勢だったか、ちょっと気になり始めたので、いくつか見始めている。
きっかけとしては、まず『ペリフェラル』 - プリズムの煌めきの向こう側へがあり、また、AppleTV+で『ニューロマンサー』が制作されることを知ったこと、あと、順番としては前後する上に海外ドラマではないが、『沈黙の艦隊』もきっかけといえばきっかけ。

ザ・エクスパンス〜巨獣めざめる〜

タイトルから全然分からなかったけど、太陽系を舞台にした宇宙SF
1話だけだと正直まだよく分からない
主にケレスへの氷運搬船を舞台にしつつ、それを含め3カ所くらいの話が並行して進んでいた。
一度打ち切りにあったが、ファンの活動で復活して完結までもっていったドラマらしいので、きっと面白いのだろうと期待している。

太古の地球から よみがえる恐竜たち

アッテンボローがプレゼンテーターのBBCドキュメンタリー
というわけでドラマではないのだが、しかしこれある種のSFなのでは感あり
化石証拠からいえることをはなれて、かなり現生生物の生態を恐竜にあてはめて映像化しているような気がする。

力の指輪

ガラドリエルって戦士だったのか
そしてエルロンド
ハーフット? ホビットのようでホビットでないな
南方人かー。南方人を見張るエルフ
まだ1話なのでよく分からん、という点では、『ザ・エクスパンス』と変わらないのだが、何となく優先順位下がってる。
ニュージーランドのロケ映像とか(冒頭の雪山登山とか)はやはり迫力あってよいなあとは思うし、指輪物語だから見たいなあという気持ちはあるのだけど、他の作品と比較してどうか、という時に、期待を上回らなかった感はある。

バビロン・ベルリン

ふと見かけた作品紹介にワイマル共和国って書いてあったので、思わず見てしまった。
1929年のベルリンを舞台に、違法ポルノ撮影の捜査をしている風紀課の警部、警察で現場写真の目録作りの仕事をすることになった女性(今でいう派遣職員みたいな感じか)、そしてソ連から何かを密輸することに成功したトロツキストたち、といった感じ。
主人公の警部は、第一次世界大戦のトラウマがあって、なんか精神分析療法みたいなのを受けている。
見た後にググったところ、ドイツで制作された大作ドラマで、かなり人気を博している作品らしい。
1920年代後半のワイマル共和国の街並みの映像を見ているだけでもわくわくする。近代化・都市化を果たしている一方で、貧しく薄暗い雰囲気が漂いつつ、しかし、カフェでは陽気に酒を飲みジャズの弾き語りでダンスに明け暮れる感じ。
そういえば、テルミン演奏シーンとかあった

フォー・オール・マンカインド

歴史改変宇宙開発史ドラマ
1969年、人類が初めて月に着陸するというテレビ中継のシーンから始まるが、着陸したのはソ連アレクセイ・レオーノフだった。
アポロ10号と11号の間に、ソ連に先を越されてしまった、という歴史改変ストーリー
記者会見で「何故10号の時に着陸しなかったんですか」って詰められるNASA
バーで飲んだくれているところを、ブンヤにポロリと本音を漏らしてしまう10号に乗っていた宇宙飛行士、など
あと、メキシコからアメリカへ密入国しようとしている家族が度々映るが、どう繋がってくるんだろう
しっかし、みんなやたらとタバコ吸ってんな
管制室はまだしも、パイロットの奥様方もパカスカ吸っててなんかすごい
面白い

沈黙の艦隊

原作マンガは読んだことある、というか、10代の頃に愛読していたと言っていいくらいよく読んでた作品ではある。
とはいえ、映画化された際は「何故今、沈黙の艦隊?」という感じで、機会があれば見てみたいが、機会をわざわざ作るほどないかと思って、見ていなかった。
映画の感想を眺めていると、原作に忠実っぽいというのは分かったが、逆に原作に忠実すぎて、かつ、映画では原作のほんの最初の方までしか話が進んでいなくて、原作を知らないと把握しにくそう、という印象を受けた。
で、しばらくした後、Amazonプライムビデオが、やたらと『沈黙の艦隊』を推してきていて、続きは劇場版で、の逆で、続きはアマプラオリジナルドラマで、という展開だったようだ。劇場版としてやったところも、ドラマサイズに仕切り直しているようで、最初から見れるようなので、1話を見てみた。
前置きが長くなったが、確かに、結構原作に忠実かな、という感じはした。
玉木宏演じる深町は、原作に比べるとかなりシュッとしているが(原作深町のビジュアルの特徴はやはりあのアゴなので)、しかし意外と「深町だな」という雰囲気があって、好印象だった。
大沢たかおの海江田はまだなんとも言えない感じだなー
海原が江口洋介なのが意外なキャスティングだが、そもそも江口洋介、顔つきだいぶ変わったな

今後

あと、カーニバル・ロウやハウス・オブ・ドラゴンも気になっているのだが、とりあえず、エクスパンス、バビロン・ベルリン、フォー・オール・マンカインドあたりを見ていくことにしようかな。


そういえば最近アニメをチェックしていないが、2024春は、鬼滅とユーフォがあるので、それは見たいな。
見たいものがどんどん増えていく~

『スキップとローファー』『メダリスト』10巻

SNSへのポストのサルベージ

 

『スキップとローファー』10巻読んだ
志摩くん〜とニヤニヤしてたら、風上くん?! 花ちゃん先生?! という展開でビビった。
そして最後に、みすみの実家のモデルになった家が全壊したこと等を知る……

https://bsky.app/profile/sakstyle.bsky.social/post/3kobzevoc2j2x

 

『メダリスト』10巻読んだ
そもそも『スキップとローファー』と同日発売って何だよ、エモで殺しにきてるのか

(10巻に限った話じゃないけど)情報量が多い!
光といのりさんのバチバチ〜!
夜鷹純を、誰とどう照応関係を見出すかアツい
人物相関図面白いけど、キャラが多くて把握できてない子がそこそこいる。読み返さないとなー。
あと、コーチ陣はマジでわからん。

https://bsky.app/profile/sakstyle.bsky.social/post/3kode34sgq427

PVきたー!
夜鷹純が雄馬たそなの気になるー!

そして、春瀬さんかーとぼんやり思った後に、作者が龍崎Pだと知り、おいキャスティングぅぅぅww となった。

しかし、作者が龍崎Pだと知ると、なんかこう色々納得するというか何というか。

https://bsky.app/profile/sakstyle.bsky.social/post/3kodecqfnyt25

メダリスト読み直した
10巻で光がまだノービスだと書いててあることに気付いた。
7月時点の年齢でジュニアかノービスか決まるのか。ノービスA全国大会編で中1の選手いたから、まあなんかそういうことなんだろうとは思っていたが
光がまだノービスってなんかあれだよな。とっととジュニア行け感

https://bsky.app/profile/sakstyle.bsky.social/post/3koh3jong4o2r

 

作者の春瀬なつみ推しからの『メダリスト』執筆への流れは、上のポストの後に把握した。

読み直して、選手については把握し直した。それで、相関図見るとわりと分かったが、それでも分からん子たちがいるな(男子が)。

亜子ちゃんはまだスケートシーンがないな?

コーチは、まだ誰が誰のコーチなのか覚えられん人たちがいる。

『ペリフェラル』

ウィリアム・ギブスンの同名小説を原作にした、Amazon製作のSFドラマシリーズ
2032年アメリカのとある田舎町と2100年のロンドンとを行き交いながら、主人公は自分たちに差し向けられる刺客と戦いつつ、行方をくらました研究者のあとを追う。


以下の記事を読んで知り、見てみることにした。

上記の記事にあるが、本作は、生成AI問題でアメリカの脚本家や俳優の組合がストライキを行った影響で、シーズン2の製作がキャンセルされてしまっている。
ただ、シーズン1だけでも切りの良いところまで話が進んでいるということ(後述する)と、また、8話で完結しているというのは、逆に言えば、手を出しやすいなと思った。


主演のクロエ・グレース・モレッツは、普段自分が洋画・海外ドラマを全然見ていないのでWikipediaを見るまで全然気付いていなかったのだが、『キック・アス』 - logical cypher scape2のヒット・ガールを演じていた。ヒット・ガールのアクションが非常に印象に残っているが、まさか10年以上経って、またアクションが見れるとは*1。また、吹き替えが沢城みゆきなのだが、『キック・アス』のヒット・ガールも沢城みゆきが吹き替えをやっていたらしい(自分は多分字幕で見ていたはずだが)。
クロエのアクションは、序盤と終盤で見られる。毎話見られるとかではないのだが、アクションシーンがある時は結構しっかり格闘やってて、かつしっかり無双してくれるので楽しい。


さて、上記で紹介した記事内では、以下のように紹介されていた。

このドラマはシーズン1だけでも非常に楽しめるものとなっている。提示された壮大な世界観に対して語り残されたことは多くあるものの、かなり切りの良い地点まで物語が進むので、見終えた時には十分な満足感を得られるのではないかと思う。

しかし、シーズン1全8話を見終わった自分が思わず漏らしてしまった感想の言葉は「全然切り良くねぇぇぇ!」であった。
いや、しかし、急いで付け加えなければならないが、上記記事を書いたコウサカXさんは必ずしも悪くはない。
本来シーズン2が予定されていたけれどキャンセルされてしまったこと、また「語り残されたことは多くある」ことについてはちゃんと述べた上で、「切りの良い地点」と書いている。
つまり、物語としては決して完結はしていないというのは大前提とした上での「切りの良い」なのである。
そして、それは自分もある程度分かってはいるつもりでいたが、それでも8話を見終わったところで「この続きないんか!」って言いたくはなった。
そういうことを踏まえた上であれば、ある程度「切りの良い」地点ではあるのは確かであり、「第1部完!・俺たちの戦いはこれからだ」と言っていいところではある。コウサカXさん、決して嘘はついていない。
この記事の後半で、8話の内容はネタバレ込みで触れたいと思う。


まあでも、「全然切り良くねぇぇぇ!」って思ったのは、そこまでが面白かったからなのは間違いない。「早く続き見たい」って思いながら各話見ていたので。


クロエが演じる、主人公のフリン・フィッシャーは、生まれ育った田舎町で3Dプリンター・ファブの店員をしている。彼女には、病気で寝たきりになっている母と、元海兵隊員の兄・バートンがいる。
バートンは定職に就かず、幼なじみであり共に海兵隊で戦った友人たちと、VRゲームで小銭稼ぎをしている。
フリンは、そんな兄のことをよく思ってはいないのだが、彼女はゲーマーとしては凄腕で、時々兄に頼まれてゲームをしているし、なんだかんだ言いながら自身もゲームを楽しんではいる。
2032年パートでは、このフリンとバートンの兄妹が主人公となる。
バートンはピンチにおいては頼りになるが、自分1人で勝手に物事を決めていくところがあり、その点でフリンとはしばしば喧嘩になる。が、フリンのゲームの腕前を誰よりも買っており、また彼の強引な行動は妹を思ってのことでもある。
フリンもバートンに悪気がないことは分かっているのだが、しかし、度々振り回される羽目になるのには辟易している。
そんなある日、バートンは、謎の会社から新型ゲームのテストプレイの依頼を受ける。他のVRゲームとは異なり、VRゴーグルやグローブではなく、ヘッドセットを用いる。バートンのアバターを使ったフリンの腕前を見込んでの依頼だ、とバートンはいって、フリンにそのテストプレイをさせる。
果たして、そのヘッドセットを装着したフリンの目の前に出現したのは、未来のロンドンだった。フリンは、声の指示に従いながら、パーティに潜入しその中の女性を誘い出す(中身はフリンだが外見はバートン)。
ログアウトして戻ってきたフリンは、あまりのリアリティに興奮を隠せない。


(作中であまり明示的に言われてはいないが)フリンは、生まれてこの方、町から離れたことがない。だからこそ、この新しいゲーム(実際にはゲームではないのだが、それは後述)による「脱出」にことのほか惹かれてしまったのではないかと思われる。
これは推測だが、フリンはその気になれば、町の外へ進学なりなんなりすることのできる能力はあったのではないだろうか。しかし、母親の世話などがあってそれが難しかったのではないか*2。あるいは、彼女が中学以来ずっと引きずっている片思いのせいかもしれない。バートンが軍役により町の外に出たことがあることについて、フリンは喧嘩のさいに少し口走ったりもしている。
とはいえ、この作品は、単純にフリンのそうした「脱出」をかなえる話ではないが、一方で、この田舎町の中のどうしようもない人間関係の狭さみたいなものを描いていく。


さて、フリンがこの「ゲーム」で行った未来のロンドンだが、実はゲームの世界ではなく、本当の未来のロンドンとなっている。
ネタバレ込みで、このあたりの設定を要約すると以下のようになる。
フリンのいる2032年からおよそ70年後、2100年では、過去の世界に干渉する技術が実現している。正確に言えば、干渉することによって分岐した世界であり、これをスタブと呼ぶ。スタブとは情報だけがやりとりされていて、実体がタイムトラベルするわけではない。
2100年の世界にフリンが訪れるとき、ペリフェラルと呼ばれる義体を操作している。
なお、バートンの姿をしたペリフェラルは破壊されてしまったので、その後は、フリンの姿をしたペリフェラルが用いられるようになる。
最初、フリンに指示を出していたのは、アリータという女性で、「リサーチ研究所」なる施設に忍び込む手伝いをさせられていた。
その後、再度2100年のロンドンを訪れたフリンの前に現れたのは、ウィルフという男性で、彼から、アリータが失踪したのでその行方を捜す手伝いをしてほしいと言われる。
2100年ロンドンパートは、フリンとウィルフのコンビが主人公となる。
当初、フリンはウィルフに対して不信感を抱いているが、次第に惹かれていくという筋になっているが、そこまでロマンス描写があるわけではない。
2032年パートと2100年パートが交互に進んでいくことにはなるが、5話くらいまで2100年パートの方にはあまり動きはない(少しずつ世界観の設定が明らかにはなっていくが)。


フリンに侵入された「リサーチ研究所」では、フリンを抹殺することを決め、フリンのいるスタブへの介入を始める。
フィッシャー家は、謎の傭兵部隊に急襲されるが、この時は、バートンが仲間とともに迎撃することに成功する。
2032年パートは、ほぼ現代なのだけど、しかしやっぱり若干の近未来で、バートンたちは迎撃にあたりドローンを展開し、各自の身体に埋め込まれたハプティックシステムを用いて、視界を共有したりしながら、迎撃作戦を実施している。
また、バートンの友人で、ともに海兵隊として戦争に行ったが、その際に片腕と両脚を失ってしまったコナーという登場人物が出てくるのだが、彼の乗っているバイクが近未来アイテムでかっこいい。三輪バイクのようなのだが、分離して、電動車椅子にもなる。
モビリティといえば、フリンが乗っている自転車も、ちょっと近未来っぽい。
この町は、コーベル・ピケットという男が牛耳っている。麻薬製造をしており、フリンも母親のための鎮痛剤をピケットの手下から買っている(だからこそ金がいるのであり、バートンは新型ゲームのテストプレイという依頼に飛びついたのである)。
ピケットは、元々自動車修理工場をやっていたのだが、明らかにヒャッハーな見た目のならず者たちもまとめて皆殺しして、町の支配者になっていった。
フィッシャー兄妹暗殺依頼は、ピケットのもとにも送られる。が、このことは2100年からフリンに伝えられ、バートンがピケットを逆買収する。とはいえ、これによりピケットは、フィッシャー兄妹が何らかの大金を得ていることを知る。
2032年と2100年は情報しかやりとりできないがしかし、未来の技術を送り込むことはできる。ウィルフは、フリンの信用を得るために、母親の病気の特効薬の処方箋を送る。あるいは、リサーチ研究所は、刺客に対して透明化技術やショッックガンを送り込んでいる。
保安官代理のトミー(彼はバートンの同級生であり、フリンの片思いの相手でもあるが、別の女性と婚約している)は、透明化されたバンや、ピケットに金を渡すバートンを目撃し、この町で何かが起きていることを察知するも、その正体を突き止められない。
トミーは、非常に純粋な正義感をもつ青年なのだが、それゆえに、バートンは絶対に彼に秘密を伝えないので、蚊帳の外に置かれ続ける。
フリンは、手足の痙攣に悩まされるようになる。ついに昏倒してしまい、トミーの婚約者でもある医者のディーディーに診てもらったところ、細菌に感染していたことが分かる。
コーベル・ピケットが全てを支配している町で、人間関係自体もわりと狭い。上述のフィッシャー兄妹とトミー、ディーディーは互いに友人同士でもある。また、フリンの親友であるビリー・アンの結婚相手は、ピケットの甥だったりする。


一方の2100年の方だが
ジャックポット」と呼ばれる一連の災厄(複数の災厄の連鎖)により、人口が激減している世界で、「リサーチ研究所」「警視庁」「クレプト」という3つの勢力の均衡によって秩序が保たれている。
ウィルフは、クレプトのボス*3であるズボフに雇われて、アニータを探している。
まあ、クレプトというのはマフィアみたいな組織っぽい。
アニータは、リサーチ研究所に勤務していたが、やはりリサーチ研究所の研究員である友人から、スタブについての研究を教えてもらい、スタブ研究の機密事項を盗み出し、そして失踪した。
ウィルフとアニータは、共に孤児で、ジャックポット以降の荒廃したロンドンでストリートチルドレンとして生きていたが、慈善家の夫婦の養子となり、義理の姉弟となっていた。
で、リサーチ研究所のスタブ研究の責任者が、シェリス・ヌーランド博士という人なのだが、彼女めちゃくちゃ怖い。「ふーん、そう、じゃああたしにも考えがあるわ」みたいなセリフ(が実際にあったかどうかはともかく)を平然と優雅に言い放ち、暴力的な手段をとることを厭わない。
スタブ研究というのも、スタブという分岐した世界を用いて、色々(ともすれば倫理的に問題ありそうな)実験をするということらしい(例えば、バートンやコナーたちに施されているハプティックシステム、ひいてはコナーが腕と脚を失ったきっかけは、実は、リサーチ研究所の実験によるもの。ただ、シーズン1ではそのことはまだバートンたちには伝わっていない)。


1話からずっと面白いのだが、5話からさらに面白くなる。
というのも、未来からの攻撃に対して守勢をとらされていたフィッシャー兄妹が反撃をはじめるから。直接的に攻撃してくるリサーチ研究所もそうだが、一応協力関係にあるクレプトも情報を小出しにしか教えてくれないわけで、主導権をとりかえそうとする。
そして、フリンがリサーチ研究所へ突貫すると、シェリス・ヌーランドその人が出てきて、格闘を始める。正確には、シェリス本人ではなく、シェリスのペリフェラルなのだが、フリンはこれを破壊する(でもシェリスはシェリスで物理的な暴力もかなり強い)。


また、クレプトのズボフ、リサーチ研究所のシェリスもそれぞれくせ者感がすごいのだが、6話で初登場する警視庁のエインズリー・ロービア警部補がこれまたクセが強い。
突然、ズボフのもとへ訪れるのだが、この警部補に対してはズボフもたじたじになる。
ところで、この「ロービア警部補」なのだが、ズボフが「警察の高官」と呼んでいるところがある。正直、警部補を高官と呼ぶのには違和感があったのだが、ペリフェラルの感想記事をいくつか見ていたら、ロービアを別の階級で呼んでいるのがあって*4、もしかして翻訳間違いかと思い、ググってみた。ペリフェラルの英語版Wikipediaを確認すると、ロービアはInspectorとなっている。Inspectorは、ロンドン警視庁では確かに警部補のようなのだが、アメリカの警察だと対応する階級がまちまちで、日本で言う警視・警視正である場合があるようだ。それくらいだと「高官」呼びもしっくりくるし、シェリフやズボフと対等にやりあっているのも納得がいく。まあ、軽くググった範囲の話なので、なんともいえないが。


シーズン1最終話(8話)について
8話で大きな展開というと、まずはアリータが再登場したこと
子どもの頃にアリータとウィルフの2人だけで8ヶ月隠れ住んでいたところに、再び身を隠していたのだ。
ここまでの話で既に、彼女が過激派のネオプリムと通じていたことは分かっているのだが、その動機が不明だった。
アリータは、かつて避難所生活していた何千もの人々が、感染症の拡大を防ぐという名目で、クレプトによって殺されたこと、生き残りにはインプラント処置がなされその記憶にロックがかけられていることをウィルフに告げる。
一方、ズボフのもとで、ペリフェラルを作るなどしていた雇われ技師のアッシュは、クレプトにスタブの重要機密を渡すのはまずいと考え、ズボフを裏切り、シェリスと手を結ぶ。
そして、アリータが盗み出したスタブの重要機密は、DNAデータの形になって、フリンの頭の中(つまり、フリンが感染している細菌こそがデータ)にあることを告げる(このこと自体は7話で分かっていたが、8話でシェリスもそのことを知ることになった)。
シェリスは、フリンの世界に本格的に介入し「ジャックポット」の開始を早めることで、フリンを完全に抹殺することを決める。
フリンは、シェリスのこの作戦を止めるため、コナーとロービア警部補に協力を求める。
というわけで、衝撃のラストを迎えることになる。
8話の展開はそれだけでなく、保安官代理のトミー、ピケットの甥であるジャスパーについても急展開が待っている。
というか、トミーとジャスパーは、正直バッドエンドである。
(トミーについていうと、まあ、トミーが人殺しするところは見たくなかったと思いつつ、まあしかし、悪人成敗ではあるのでそれはそれでよし。ただ、殺し損ねてしまったのがミスだったなという話なんだけど。ジャスパーは、途中で本人も後悔したままやらかしてしまうので、かわいそうではある。まあ、視聴者はあんまりジャスパーに思い入れないだろうけど。)
ところで、フリンがやったのは、コナーいうところのゲームのリセットである。フリンはスタブをさらに分岐させ、どうも別のスタブへ移動したようである。元のスタブは元のスタブであり続けるはずなので、元のスタブのトミーとジャスパーのバッドエンドは覆せないとは思うのだが、シーズン2は、分岐した新スタブでやり直す、という話になるのかなあ、と思わせるエンディングだった。
とはいえ、見終わった瞬間は、「ええ、フリン、まさかまさか、ええやっぱりそうなるの?」「え、ここで終わり? トミーとジャスパーはあれで終わり? え?」とはなった。


そもそも7話の時点で、コナーとバートンが、2100年で動かせるペリフェラルをゲットし、ロービア警部補の部下であるビアトリスから、試験を受けるという「いやあ、それ絶対最終回の1話前でやる話じゃないよね、普通前半でやる話だよね」と思ってしまう展開があったりして。あの試験シーン自体は面白かったけど、シーズン1自体が、『ペリフェラル』という物語全体からしたら序盤にすぎないのだ、ということだったんだなーと。


2032年パートの方が全般的に面白かったなあ。
2100年パートはビジュアル的に面白いところは度々あったけど。
2032年パートの方が、キャラクターたちのドラマがちゃんとあった。
本当は頼りがいのあるコナーが、軍事作戦中のミスで傷痍軍人となり、退役後は酒浸りの生活を送るようになる。が、フリンからの要望があって、バートンがコナーを再び受け入れて、しかしその一方でコナーは、自分の手足を動かすことができる2100年への移住を希求するようになる。というコナーの物語とかね。
というか、退役後、なんとなくぶらぶらしているバートンたち、というのが、日本人としては全然ピンとこない存在だし、自分は海外ドラマとかも全然見ないのでそういうところでの知識もないのでよく分からないが、なんか興味深かった。
上のあらすじで全然触れてこなかったが、6話くらいで登場する、アイルランド人の殺し屋ボブの話とかも面白かった。
既に引退したはずの殺し屋なのだけど、2100年から娘のことで脅迫されて、フィッシャー兄妹殺害依頼を受ける。で、ボブが自分を売ったかつての仲間とその家族をとりあえず皆殺しにするところから始まり、娘に電話して符牒で自分がカタギでいられなかったところを告げるところとか、そして、フリンの親友のビリー・アンがショットガンで反撃するところとか、結構見どころが色々ある。
2100年の方は、それぞれの組織やキャラクターの役割・設定みたいなところは把握できたが、シーズン1ではそれ以上のところまでは至らなかったなあ、と。
ウィルフは、第2の主人公なわけだけれど、彼の魅力みたいなものはまだ全然出てきていないなあという感じ。そもそもズボフとウィルフの関係というか、過去がぼやかされたままだから。ウィルフはティーンエイジャーくらいの時にネオプリムを殺していて、おそらくそれきっかけでズボフやクレプトとのつながりができている。ただ、ウィルフはズボフの部下ではないしクレプトのメンバーというわけではなく、しかし、ズボフから結構高額で雇ってもらっているという関係にある。ここらへん、何があるとそうなるのかが謎のままだな、と。
フリンがウィルフに惹かれていく展開も、正直、まだ腑に落ちないところがある。
ハプティックシステムの進化形である、互いの感覚や感情を同期できるシステムを使うところがあるのだけど、ハプティックシステムはそれを愛情と誤解してまう可能性があるというのが述べられていて、作中でも、フリンからウィルフへの愛情には一応エクスキューズが付けられている。とはいえ、2100年ではその技術は普通に使われているもののようだし、そのエクスキューズは、フリンが本当にウィルフに惹かれてくのを、物語的にちょっと盛り上げるためのフレーバーに過ぎないだろうから、物語的には、フリンとウィルフが恋愛関係に陥るというのは既定路線なわけだが、まだその説得力がないなあっていう。

*1:なお、クロエ・グレース・モリッツは『キック・アス』以降も多数の作品に出演している

*2:母親は自分が病気で余命幾ばくもないことを知ったとき、しかし、これでフリンが自分の人生を歩めるとワクワクした気持ちにもなったのだ、とフリンに語っている。フリン自身は必ずしもそれを苦に感じたり、鬱屈したりしていたわけではないにせよ

*3:正確にはボスじゃない

*4:どの記事のことだったか分からなくなってしまったが

ブンブンジャー1話と己の特撮歴

ブンブンジャー

ザ・戦隊って感じで楽しかったし、おもちゃすごそうw(車がたくさん出てくるし、トレーラーも)

爆上戦隊の名に違わず、ずっとテンション高めでテンポよかった

セリフのセンスも好き

 

ブルーがすごくブルーだった

ピンクが思いのほかテンションが高く、むしろレッドっぽい(逆にレッドがちょいクール)

 

ロボ戦行く前にCG空間でカーチェイスあるの楽しい

ロボ戦の特撮シーン、ミニチュアセットの中で車が動いてる!

ロボの武器がドライバーで、ギミック面白い

 

諏訪部があんまり諏訪部っぽくない感じだった?

諸星すみれは声はわかったけど、あのキャラが諸星すみれなのすごいな

 

ブンレッドの車の飛び方がガメラ飛びだった。

(ボンネットが開いて砲塔のようなものが出てきた後、向きが180度変わって、ジェット噴射して飛ぶ)



ところで、「ザ・戦隊」って感じと書いたが、果たして自分は「ザ・戦隊」なるものを云々できるほど戦隊ものを見ていただろうかとふと自己反省したので、自分の特撮歴を振り返ってみた。



   

戦隊

メタルヒーロー仮面ライダー

怪獣映画

幼少期

1988

超獣戦隊ライブマン

   

1989

高速戦隊ターボレンジャー

   

1990

地球戦隊ファイブマン

特警ウインスペクター

 

1991

鳥人戦隊ジェットマン

特救指令ソルブレイン

ゴジラvsキングギドラ

1992

恐竜戦隊ジュウレンジャー

特捜エクシードラフト

ゴジラvsモスラ

1993

 

特捜ロボ ジャンパーソン

ゴジラvsメカゴジラ

1994

 

ブルースワット

ゴジラvsスペースゴジラ

1995

 

重甲ビーファイター

ゴジラvsデストロイア

ガメラ 大怪獣空中決戦

1996

 

ビーファイターカブト

ガメラ2 レギオン襲来

モスラ

中高生

1998

   

GODZILLA

1999

   

ガメラ3 邪神覚醒

2000

未来戦隊タイムレンジャー

仮面ライダークウガ

 

2002

 

仮面ライダー龍騎

 

大人

2010

 

仮面ライダーオーズ/OOO

 

2014

   

GODZILLA ゴジラ

特命戦隊ゴーバスターズ(2012)(後追い視聴・途中まで)

   

侍戦隊シンケンジャー(2009)(後追い視聴・完走)

   

2016

 

仮面ライダーアマゾンズ

シン・ゴジラ

2019

   

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

2023

王様戦隊キングオージャー

 

ゴジラ-1.0



特に印象深い作品を太字にしている。

 

幼少期(幼稚園~小学生)の頃に見ていた作品については、実のところ、視聴体験自体あまり覚えていない。戦隊ものよりもメタルヒーローものの方が印象が強いのだが、こうして年表にしてまとめてみると一目瞭然で、メタルヒーローの方が大きくなってから見ているからのようだ。そして、戦隊ものを卒業したのが意外と早くて我ながら驚いた。何故見るのをやめたのか全く覚えていない。

年齢的に「ライブマン」を見ていたのかどうか怪しいのだが(というか幼児期健忘により記憶のない時期)、「ライブマン」という名前および見た目については見覚えがある(一つ前の「マスクマン」は全く覚えがない)。少なくとも「ライブマン」のテレビ絵本等のようなものがあったのではないか、と思われる。

ターボレンジャーファイブマンはロボットの玩具を持っていた記憶がある。(評判のよい)ジェットマンは残念ながら内容は覚えていないのだが、テーマ曲だけは今でも覚えている。ジュウレンジャーは、恐竜なのにマンモスとサーベルタイガーがいる、というのが恐竜キッズとしてツッコミどころだった。

上述の通り、戦隊ものよりメタルヒーローの方が印象に残っているのだが、特にジャンパーソンとブルースワットは印象深い。ブルースワットは幼心に衝撃的な作品だったし、自分の中にミリオタ的要素があるとするなら、原点は間違いなくこれである。

ビーファイタービーファイターカブトは一応見ていたが、ブルースワットとのギャップは埋めがたく、カブタックへの路線変更は特撮卒業にとって決定的だった。

怪獣映画については、平成ゴジラシリーズをvsキングギドラから見始めてそのまま平成ガメラシリーズへ、という感じで、毎年夏の定番映画として親に連れて行ってもらっていた。vsメカゴジラを太字にしているのは、子ども向けのガイド本みたいなのを買ってもらって、設定を読み込んでいたから。国連組織フェチ(?)なのはここから。

エメリッヒゴジラガメラ3は、親とではなく、友人と一緒に見たと思う。ガメラ3は、ブルースワットと並び、自分にとって衝撃の作品だったと思う。

ガメラ3、仮面ライダークウガ、そしてこのリストには入れていないがマトリックス、この3作品を中学生の頃に見ていて、10代の自分にとってすごく重要だった作品。

同じ時期にタイムレンジャーを見ているし、(何故かアギトは見ていないが)龍騎を見ていたりするのだけど、結局ニチアサ視聴は定着しなかった。ニチアサ特撮オタクになりそこねた感がある。

また、怪獣映画についていうと、ガメラ3があまりにも完璧すぎたのと、モスラに全然ノれなかったので、平成モスラシリーズやミレニアムシリーズを見る気にはならなかったというのがある。結局ここで怪獣映画ともいったん離れてしまい、遡って昭和シリーズを見てみるというような行動もとらなかったので、怪獣映画特撮オタクにもなりそこねた。

で、時が経ち、唐突に何故かオーズだけはリアタイで見ていた。なんでオーズだけ見てたのか全然覚えていない。

それから、ゴバスとシンケンについて、面白そうだということで後追いで視聴しはじめたんだけど、ゴバスは結局途中で見るのが止まってしまってそのまま。シンケンも一回、視聴中断していたのだけど、その後再開して完走した。

(というか、タイム、シンケン、ゴバス、龍騎、オーズってどれも小林靖子っすね。シンケンとゴバスをチョイスしたのは、それが影響してたかも。でも、オーズ視聴時期に自分がそれを意識していたかとはあんまり思えないので、やっぱりなんでオーズだけ見てたかが謎。そして今、小林靖子Wikipediaを見ているんだけど、逆になんで電王を見ていないのかも謎だな)

ギャレゴジ、シンゴジ、ゴジマイ、アマゾンズ、キングオについては、ここらへんは、どちらかといえば(あるいは明確に)大人向け作品なので、普通にターゲット層として見てた、という感じではある。



ブンブンの話に戻ると、

スーツデザインは圧倒的にキングオージャーの方が好き

しかし、これについていうと、ブルースワットをはじめとするメタルヒーロー育ちなので、キングオージャーの、胸部装甲があるというポイントがめちゃくちゃでかい。

戦隊ものの全身タイツ的なスーツは、減点対象ではないが、積極的に好きでもない、くらいの感じである。

ブンブンジャーはくわえて、異形頭っぽいところは、初見の印象はよくなかった。まあ、1話の時点ですでに見慣れてきてはいたので、そこまでネガティブではないが。

ブンブンジャーは、ロボットに乗り込むシークエンスがかっこよかった。

キングオージャーはこのあたりが割とあっさりしていたわけで、そのあたり、玩具売る気ないだろ感につながっていたのかなと思うし、戦隊もの特有のワクワク感はブンブンジャーの方があるよなと思う。

(その点、ゴッドタランチュラからタランチュラナイトへの変身はとてもかっこよかったと思うのだが、振り返ってみると、登場少なかったな……)

もっともコクピットのデザインについて、個人的な好みとしては、やっぱりキングオージャーに分がある。マスタースレイブシステムだもの。

ただ、ブンブンジャーのロボットは、合体の際に、自動車の効果音(エンジン音やバックブザー)が鳴るところは結構好き

EPISODE 2053 SEASON2「その手を取って、星に掲げて」

EPISODE 2053 SEASON2の最終章となるシナリオ
ナナシスEPISODE2053 SEASON2・EPISODE Roots. SEASON2 - プリズムの煌めきの向こう側への続きということになるが、EPISODE Roots.ともつながっている。
というか、アリナ・ライストという新キャラが登場したのだが、これが、EPISODE Roots.のハヤオンニなのである。
そして、なんと、アリナ・ライストのデビュー曲が、浅倉大介の作曲によるものだった
(ところで、作詞の裕野は、高垣彩陽の妹らしい。ググってたら「Along the way」もこの人が作詞だということに気付いた)。


エピソードについて
Asterlineは「誰かの背中を押す」という企画の配信をするようになる。
そんな中で、再びTierライブへの出演オファーがある。以前は、RiPoPと初戦で当たって敗退した奴。
今度は、御園尾グループのショッピングモールでの企画
(ところで、御園尾グループの説明として、かつて財閥だった、とシオネちゃんが述べていた。御園尾コンツェルン解体されてたのか?! あの世界、御園尾だけでなく久遠寺やら滑川やらと財閥があるが、マンガ・アニメあるあるとしてあまり考えていなかったが)
今回のライブにはRiPoPは出演しないが、OFF Whiteという地下アイドルが有力と見なされているという。


OFF WhiteのリーダーのアリナとRiPoPのカレンちゃんがSNSでレスバしていて、その箇所をシオネとマイが読むシーンがあるのだが……
「恋渕カレン(朝凪シオネ)」と表記されて、シオネちゃんがカレンちゃんのモノマネをしながらシオネちゃんのポストを読み上げており、そのモノマネのクオリティが高くて爆笑した。「はあ~」はマジで区別つかないww
ちゃんと、シオネちゃんがカレンちゃんのモノマネしてる感がでていて、大変よかった。
あと、マイちゃんのミオリちゃんモノマネも似てるw


さて、新キャラであるアリナだが、既に上の方でハヤオンニであると書いてしまったが、性格や言動がハヤオンニと異なるので、最初は「こいつ、ほんとにハヤオンニ、なのか?」と疑いながら見てしまっていたw 顔と声は確かにハヤオンニなので「もしかして双子の妹とかじゃないだろうな」とか思うくらい。
終盤になって、Roots.エピソードでのシーンが回想シーンとして流れてくるので、ハヤオンニと確定した。
じゃあ、ハヤオンニとアリナがなぜこんな言動が違うのか、というのは、他の支配人が色々ポストしたりしていた。
あと、たまたま、ナナシス感想会のスペースを聞けたので、それを聞いたりしてた。
まあおそらく、シヨンの影響なんだろな、と。


Roots.エピソードとAsterlineエピソードの間に、どれくらいの時間があいたのかははっきりしないが(Roots.エピが先だと思うが、並行して走ってる可能性もなくはない?)、今後、OFF Whiteのアリナをシヨンが見たときどう反応するのか
Roots.は、ただでさえ、ユウとアイという爆弾抱えてるのにーw 
それにしても2053は、キャラ間の矢印がすごいというか、キャラ相関図の描き甲斐がありそうというか
キャラクターの人数が少ない分、そのあたり色々組み立てている感じがする。


Asterlineの客層が濃い
っていうか、なんなのこのオタク描写は……!
OFF Whiteのオタクもそうだが、なんだこの絶妙な塩梅のオタク描写


OFF Whiteの他のメンバーは、ネームドキャラ化しないのだろうか
結局、TierライブではAsterlineが勝利することになるのだが、負けたOFF Whiteの方はわりとあっさりしている上、カレンちゃんにもう一度吹っ掛けたらいい感じに燃えるんじゃない、みたいなことを言ってたりして、なかなかいい性格をしている奴がいるw
そもそもOFF White、一人だけ立ち絵・CVあり、ほかのメンバーは名前すらないモブキャラ状態なんだけど、今後、どういう進め方をするんだろうか。
アイドルものの作品で、こういうユニットで今までなかったと思うが。


ところで、さっきナナシス感想会スペースに触れたが、その中で、アリナがいつ「かすかべぇ(いちのせぇ)」って言い出すかと思った、みたいなこといわれて、「なるほど!w」って思った。


楽曲についていうと、浅倉大介すげーとは思うものの、10代・20代にちゃんと刺さるのだろうか、その人選は、というようなことも思ってしまった。
個人的には、kzとかヒゲドライバーとか5u5hiとか提供とか、そういうコンポーザーの起用にナナシスっぽさを感じているので

Tokyo 7th シスターズ 6+7+8th Anniversary Live Along the way

ナナシスの久しぶりの周年ライブで、タイトルにあるとおり、実施できなかった年も含めて6、7、8の3年分をまとめている。

2022年の11月・12月に開催されたが、現地・配信いずれも参加できず、BDで初鑑賞となった。

BDでの鑑賞なので、わざわざ詳しく感想書くこともないかと思ったが、まあ一応。

 

 

1日目

前半(DISC1)では、Asterlineの「Reach for the Meteor」が圧倒的によかった。

この曲、もともと好きなのだが、サビの振り付けがエグくて「すげぇ」となった。

というのも、ジャンプしてさらに足踏みっていうか腿上げみたいな振り付けになってて、「歌いながらそれやる?」なものになっていた。

いや、サビ中でジャンプというと、ナナシスではすでに「ハネ☆る!!」というエグい曲があるけど、それ以上だ、あれ。

3人ともパフォーマンス力高いなあと思うけど、やはり、元48グループは伊達じゃないというか、山田麻莉奈強いなと思った。2053組だとシオネがわりと推しなんだけど、シオネ推しでよかったなあと思えた。

ところで、3人とも若いなあと思いながら見ていたのだが、年齢確認してみたら(というか3人中2人は年齢非公表なんだけど)、山田さん、シトラスの2人より年上(95年生まれ)だと知ってちょっとびっくりした。しかしまあ、声優に転身してからももう既に結構年数経っていることを考えると、そのくらいの年齢にはなるか、とも。

ナナシス2053組には、同じく元48の長谷川玲奈がいるけど、彼女は2001年生まれなので、結構年齢差がある。2053組の声優、年齢非公表組が多いけど*1、そのあたりの年齢の人が多いのではという気がしている。

ところでところで、山田、長谷川に加えて、小茅楓の3人がクロコダイル所属だと、クロコダイル勢が増えているなあと感じた。

Asterlineに話を戻すと、星ノ谷しずくがヤバい。あざとい。

映像だから耐えられたが、現地だったら推し増ししてたかもしれない。



前半だと他に、SOLの「陽だまりの世界地図」とKARAKURIの「Synergistic White」が良かった。

大人マノンの歌、やっぱいいよねー



Ci+LUSは映像出演。完全映像で歌うのありなら、大分オブションが増えてよいなと思ったけど、現地的にはあれはありなのかどうかちょっと気になる。



後半(DISC2)は、やっぱりQoPと4Uが圧倒的なのだが、その前にカヅミ、ジェダ、エイに触れておく。

この3人のMCパートは、良くも悪くもナナシスっぽくない感じだな、と思った。3人ともナナシス以外の作品でのライブ経験が豊富なので、そこで培ってきたものがあるなあという感じ。

それにしても伊波杏樹の歌はすごいな。



で、相変わらず、QoPと4Uを並べる上に、この2ユニットだけ曲数が多いセトリ組んでくるナナシスライブ

いやまあ円盤で見てても、このセトリの満足感はすごく高いし文句はないんだけども。

QoPは「I AM」のラスト、3人で顔見合わせて一緒に歌うところがとてもよかった。

4Uは、「Crazy Girs Beat」と「Lucky Lucky」が良かったんだけど、前者はエモコ(まゆしぃ)、後者はヒナ(まりあんぬ)がメインボーカルとなっていて、特にヒナメインの「Lucky Lucky」は聞いたことがなかった気がするので、それがよかったし、ウメ(まみみ)が完全フリーになって煽りまくっていて、4Uの魅力が存分に発揮されていた感ある。



Across the Rainbowの振り付けよかった。



「Make Our Sound」は、待望のナナスタ全員曲。実は音源の方をそれほど聞きこんでいなかったんだけど、ライブで聞くと、感慨深い

次の完全全員曲「Along the Way」にもいえることなんだけど、ユニット別の歌い分けがされていて、それが特によかった。

それにしてもAsterlineの3人は、衣装効果もあるかもだけど、スタイルいいな。手足が長い。



ところで

このライブはおそらくまだ声出し解禁前だったのではないかと思うのだけど、録音された歓声がSE的に流されている。

このため、曲中ではコールが聞こえるのだが、MCに対しては歓声なし・拍手のみでオーディエンスが反応している感じになっている。

当時、現地に行っていなかったので、現地がどういう雰囲気だったのかよく分からないのだけど、結局、コロナ中の声出し禁止ライブを経験しなかった身としては、なかなか不自然な感じである。

あと、このコールは、録音じゃなくて現地で本当に声出ししていたのでは? と思うものもあったが、実際どうだったんだろうか。



ところで2

会場が、幕張メッセの展示場ホールを3つくらいぶち抜いた例のアレである。

オールフラットで、後方になってしまうと、全然ステージが見えないつらい会場であるが、ナナシスの規模的に、ちょうどよいキャパの会場がなくて、これになってしまうのだろうなあと思うと切ない(もっと大きい箱に行くには足りないのだろうし、これより小さい箱に行くと小さすぎるのだろう)。

で、それを解消するために、トロッコ演出があるわけだが……!

ロッコ出すなら、真ん中で折り返すんじゃなくて、もう少し後ろまで行ってさしあげろ!そして、そのためには、1曲で1周しようとするな、2曲で1周することを考えてくれ(777だけかろうじて2曲1周コースだったが、やはり後方まではいかない)!

 

 

2日目

1日目のAsterlineに代わって、2日目はRoots登場

Rootsにとって初のライブとなる。

すげえかっこいいわけだけど、StellaMine見たときにも思ったけど、天野聡美がすげえな、と。あの細い身体のどこからその声が出てるのって感じがある。

キャラクターと役者本人の素に、あまり距離がないタイプと、乖離があるタイプがいるわけだけど、天野聡美とユウの関係は完全に後者で、ナナシスでいうと、野村麻衣子とムラサキとか、秋奈とKARAKURIとかに似ているのだけど、スイッチの切り替えが本当に劇的だと思う。

Rootsの衣装がバキバキにかっこいいわけだが、結構びっくりしたというか初めて見たんだけど、いっちーとぽんちゃんが、マイクのバッテリー部分を背中につけてた。

普通は腰につけているものだと思うのだけど、2人ともお腹の見えるデザインの衣装で腰部分に装着できなかったのかなーと(とはいえ、同じくお腹の見える衣装を着ている清水さんは別に背中にマイクはつけていない)。

っていうか、その背中マイクこみでかっこよくできててすごいなと思った。



ひまわりのストーリーのトロッコ周回、1曲分もないけど?!



何故! ジェダを! 七花とコドモ連合の間に?!

そのセトリ何?鬼畜?

ジェダからコドモはまだいいとして、七花からジェダってギャップひどくない?

ジェダとKARAKURIで並べるとかしてくれ。

いやそれにしても、伊波さん本当に一人別格というか、なんなんだあのパフォーマンス。歌、ダンス、表情すべてがすごい

そしてMCもうまい。ナナシス声優であんな上手にMC回せる人いないでしょ。あと、どっから伊波さんでどっからジェダなのか全然わからん。

コドモ連合は北さんがかわいすぎる~

めちゃくちゃ飛び跳ねてすごくかわいい



4U!

楽しすぎ

「ラブデビ」と「Funny☆Clutch」のまりあんぬの歌がかっこよかった

りあんぬ、あの声なのにかっこいいのすごいな。その前の「ROCKな☆アタシ」かなんかの「ハイ!ハイ!」もかっこよかったし。ヒナもまた4Uなんだよなっていう存在感が。

っていうか、「Funny☆Clutch」タオル曲かよー楽しすぎかよー

まゆしぃのWタオル面白すぎだろーw



最後全員曲の時、高岸さん、タオルをマントにしていたのがかわいかった。

ハルムス、エモい



3日目

ぴあアリーナMM! 行ってみたい!

Departures好き。そしてBメロの振付、お互いに見るとことかかわいい

セブンス!!!!めっちゃ久しぶりじゃんっと思ったら、4th以来なの? すげー久しぶりだ

パンチドランカーからFALLING DOWNにつなぐとか

水瀬いのり、なんかこう美人になったなあ

めいこさんがMCでやたら緊張してるのちょっと面白かった

クルトのベレー帽衣装かわいい

Shooting Skyってリリース時にあんまりちゃんと聞いてなかったんだけど、すげーいい曲だな。っていうか、この曲をセブンスが歌っているのがいい

アイノシズクぅぅ

衣装チェンジもよき

で、ここでコ連?! 

大西ぃぃぃぃ! 

YCWとチェックメイトのメドレーもよかったけど、トロッコでガールズトーク爆上がりますね。トロッコ交差するたびに、高田と大西がからむのよすぎ

SiSH、あしゃかさんが11月の時のほうは声がうまく出てなかったところがあった気がするけど、3日目はよくなってた

WN4が最高すぎた

SAKURAがめちゃくちゃよかった。いや、SAKURAはいつでもめちゃくちゃいいんだけど、今回のSAKURAがすごくよかった。

Wanna Beのダンスかわいかったー

で、ここにもう一回Le☆S☆Ca挟むセトリはうまいとおもった。サンボンの行くにあたって、うまくテンションがつながるというか。

衣装チェンジへのMCでの言及なし? なにそのぶっこみ企画?!w

それはそれとして、ひかるん=ホノカのそのマント衣装かわいい

4Uはもうトロッコもなしかーい!

AXiSぅぅぅ!

NATSUKAGEは、センターにいく感じ、5thを思い出させて、そして5thにはいなかったAXiSが今回のライブにはいて……よかった

リボン名曲なんだよ

そしてAlon the way、3世代そろってのオチサビ泣ける

スタグリ、間奏で後ろのセブンスがウェーブごっこして遊んでて楽しそうだったw

最後の退場が! 退場のトリが! ハルムスじゃなくてニコミトなの?! 現地民大丈夫?息してた?

一番最後の退場後の映像も、一番最後3世代そろってたのが泣けたね コニーさん

*1:声優事務所の公式プロフィールは基本的に誕生日は公表してても生年は公表していないことが多く、新人声優は年齢が分からないことが多い。ただ、何か理由があって年齢を隠しているわけではないので、キャリアが長くなってくると、次第になんとなく年齢が分かってくること多い気がする

アイカツ10th STORY

なんだあれは?! オタクの妄想かなんかか?!

劇場で見た人は声あげなかったんですか?!

アイカツすげー久しぶりに見たんだけど、いちごとあかりのライブから始まって、「あああれの続きかー」ってするっと入れたんだけど、そのあと、高校卒業の話になったかと思ったら、その卒業ライブの話からするっと時間がとんで、一気にいちごたちが22歳になったところまで時間がとんで「?!?!」ってなる話だった。

でもって、いちごと蘭がルームシェアしてて、突然鍋パすることになって、19歳になったらいちと、ユリカとかえでが来て、いや、テーブルの上にしれっと酒置いてあるし、酒のんでるよな? って思ったら、次第にユリカが酔っ払い始めるわけで、これが公式で出てくるの一体何なんだよ!! 最高すぎるんだけど?! は?!

家で一人で見てたから、のたうち回って見てましたね、ここ

だって、酔っ払いユリカ概念なーほんとなー

(一応説明しておくと、あおいはロサンゼルスの大学へ行っている(ので、この鍋パにはいない)。っていうか、卒論も書いているので、4年間フルで海外留学してたのか、すごいな。なんでその理由でアメリカ留学したのかよくわからんけど)

そして、時間が再び高校卒業時へと戻ってきて、卒業ライブとなる。

ルミナスとソレイユが新曲なんだけど、それ以外のメンツで「Signalize」があって、ライブ3曲のうち、既存1曲、新曲2曲という構成の中で、既存枠にSignalize入れてくれてありがとう、という気持ち。

大人になったいちごがしきりと「ここまでくることはできた」って言うわけですよ。それで、高校卒業の時を思い出しているわけだけど、きっとまた転換点があって新たな道を進むことになるかもしれないし、それはもう知らない未来なんだけど、ここまでの積み重ねが自信にもなっていて、というのが色々と詰まっている言葉だったなあ