プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

C87一日目感想

行ってきました、冬コミ

コミケというものに行くのは、4回目くらいかなあと思うのだけど、普通に同人誌などをちょこちょこ買いに回るのは実はわりと初めてに近いかもしれない、という感じ

初参加:評論でサークル参加、基本的に自分のブースにずっといて、あと評論島を回ったくらい

2回目:目当ての本を一冊買いにいってすぐ帰った

3回目:知り合いの手伝いで午後から行った。アイマスのところで多少買い物した

今回、買おうと思ったものがそれほどあったわけでもなく、前日まで行くかどうか決めかねていたのだけれど、結果的には、ちょいちょい買ってた

お昼くらいに会場着

まず、『アニバタvol.11』購入。これは、買おうと思ってた奴。1日目買うとしたらこれくらいかなあと思ってた。

その後、声優島へ行く。初めて足を踏み入れた。声優島をまとめているサイトを事前に見ていたので、存在は知っていたが、そもそも声優の同人誌ってのが一体どんななのかもよくわからない状態。とりあえず買ってみるかと、いくつか購入。

それから、プリパラ・プリリズ島とアイカツ島へ。こちらは事前チェックは特になく、twitterでプリリズやってる人の告知見たりとか、アイマス関係でフォローしてた人が出してた告知みたらアイカツだったりとかで、あー大体そこらへんがそれかなーと思って見にいった。

プリリズってどれくらい出てるんだろう、と思ったらほとんどなくて、プリパラがずらーっとあって、非常に混んでいた。向かいがまどマギだったというのもあるだろうけど、でもプリパラ客も多かった。ともチケ交換してる人いたし、ブースに「ともチケ交換」って出してるところも多かった。子どももいた。

あと、プリパラのコスプレもちらほら見かけた。

プリリズ、アイカツ関係では、本は買わなかったんだけど、何故か卓上カレンダー2つとストラップを購入。考えてみれば、卓上カレンダーあんまり使わないんだけど。

買い物終わった後、出入り口のところのコスプレ広場見にいって帰った。

コスプレは、まあやっぱりラブライブ!艦これが多い感じ? 

コスプレ広場にわざわざコスプレ見にいくのは、露出度高い女の子を見たいというエロい気持ちから行くんだけど、実際に行くと、人大杉であんまり見れないし、そういうのよりむしろ、ミリタリ系とか、あと今回だと、PSYCHO-PASSとか東京喰種とかの方が、見れてよかったっていう気分になった。前も、コスプレ見にいって、唯一写真撮ったの、ナディアのガーゴイルだったし。

あと、プリパラとかアイカツ*1のコスプレだと、広場では見かけなくて、ホールでうろうろしてた感じだし、今後はわざわざあの人混みのなかに行かなくてもいいかな、と思った。 

アニバタvol.11

twitterで流した感想

アニバタ読んだ。総論が若干多すぎでは、という気もしつつ、すぱんくさんのが一番面白かった。アイドルアニメダンス論。実際に踊らないと分からないことがある、と言いつつも、その踊ることで分かるポイントがちゃんと言語化されてる。DMFの、実写のダンスとCGのダンス、そしてプリキュアのダンス、WUGのダンスを引き合いに出すことで、人間が踊るダンスとCGのダンスの違い、後者における、魅せるための「アニメのウソ」、「アニメのウソ」をついてないWUGと論じているところが「おおっ」となった。参考文献、竹中夏海
すぱんくさんは、プリリズ・プリパラ論もよかった。バトポンは何故光るのか、から始まって、光がダンスの振りを見やすくさせるというテクニカルな点を指摘しておいてから、プリリズとプリパラのアイドルの違いに繋げていくの、なかなかすごい
karimikarimiさんの奴、分業の具合による分類って奴が面白かったなあ。確かに考えてみたいところかもしれない

とりあえず、特筆すべきはこんなところ

分業の具合っていうのは、アイカツだと、歌と声で人が違うっていうのと、一方、みならいディーバは動きまで同じ人がやってるっていうのの程度差のこと

すぱんくさんの論の何がいいかというと、一番ちゃんとした評論というか批評というかになっている点なんだけど。

こういう評論系の同人誌読んで、いつも気になるのは、みんななるべく全体を書きたがるっていう点と、文体

後者からいくと、評論というものの堅いイメージを嫌って、twitterやブログで書くような話し言葉的な文体にしたり、あるいは(気持ちはとてもよく分かるんだけど)言い訳を色々書いてしまっていたり、というのはよく見かける。アニバタはその点はあまり気にならないけど。同人評論で崩した文体いれてうまくいってるのほとんど見たことないけど、すぱんくさんのダンスの奴はうまい

それから前者。概論はあんまり面白くなくて、作品論だとやっぱり、細部についての指摘がある方が面白い。仮に結論とかちゃんと出てなくても、ありがちな結論で終わってる奴よりは、作品の細部について記述があるもののほうが、読んでよかったと思う。その点、すぱんくさんのは、細部(ダンスとか光りものとか)から始めて、それを解釈して、作品間比較して、結論まで持っていっているので、批評文として抑えておいてもらいたいポイントが全部入っている、しかも短い中に。

今回だと、自分にとって知ってる作品と知らない作品があるので、総論的なものがあると助かるんだけど、そんなにたくさんはいらないかなあとも思う

みならいディーバへの言及が意外とあったのは嬉しかったけどw

羽海野さんが、ミス・モノクロームに言及してたのもよかったなあw 同じく、羽海野さんが、最後の方で音楽についてちらっと触れていたけれど、理想としては、音楽だけで一本あったらよかったな、難しいだろうけど。

MONACAってそもそもバンナムのサウンドチーム出身者だったりするけど、それにバンナムサウンドチームとアニソンのコンポーザー入れてるアイマスと、一方で、アニソンのコンポーザーだけでなく、もうちょっと広い範囲で人集めてる感じするアイカツとか。みならいディーバはみならいディーバで、井上さんとHajimeさんってのが独特の体制作っているし。あと、声優の方に渋谷系とか入ってきているのは、同じ文脈でみていい話なのか、違う話なのか。

アイマス組は、どちらも短かったなあ

アイマスといえば、karimikarimiさんが、魅力的ではない男性キャラクター(アニマスのPのこと)がメインにあったからアニマスが楽しめなかったと書いていて、まあ楽しめたかどうかは個人の感想なのでいいとして、バネPの魅力とは何か、ということはちょっと考えてしまった。バネPは魅力的なキャラクターだとは思うのだけど、確かに、ここでkarimikarimiさんが言いたい意味での「魅力的」なキャラクターだったかといえばそうではなかったかもなあ、と。「魅力的」という言葉ではない言葉で、ここは言って欲しかったところだったかもしれない。

ラブライブ!

ろくさん*2の、スノハレの振りが、ライブからアニメにフィードバックされているの知らなかったので勉強になった。

紙幅の問題もあって触れなかったんだろうと思うけど、ラブライブ!における嘘と嘘の関係とかメディアミックスの話とかであれば、SIDとかの公野ラブライブ!とアニメの京極ラブライブ!が違うということについても、なんかあってもよかったかも。

自分が、公野ラブライブ!を全然知らないっていうのもあるけど。

メディアミックスとかやって、それでパラレルワールドっぽくなっちゃうの、別にラブライブ!に独特ということでもないけど、そういう総体としてラブライブ!という作品を受容しているってどういうことなのかなーと。バーバーさんいうところの、2期における変化とか、ゲイ迅さんいうところの「みんな」とか、そのあたりの制約条件って、そういう総体としてのラブライブ!ワールドが要請していることだと思うんだけど。

WUG!組

WUG!組は、なんか真面目だという印象を受けた。別に他の人達が真面目じゃないというわけではないんだけど。

他の作品と比べて、アニメでの完結性が高いんだろうなと思った。もちろん、WUGだって声優によるライブの占めるウェイトは決して小さくないわけだけど、アニメ作品として論じることができてしまうんだろう、と。上で挙げたラブライブ!と対照的だと思う。ラブライブ!はアニメだけで論じようとすると、多分取りこぼすものがある。

で、それがわかったのは、ukkahさんが、視線の話でWUGと他のアニメを比較して、WUGには画面外への視線の交差がないと指摘しているところだった。

バーニングさんのは、ファンの話をしているところを読んで、話はずれてしまうのだけど、そういえばプリリズにおけるファンとは、ということをしばし考えてた。アイマスは、「ファン第一号はP」ってことでPがファンを象徴するキャラクターになっているし、アイカツは、もちろんらいちがそのポジションにいる。プリリズは、時々そういうファンみたいな子が出てくるんだけど、特定の回だけで(準)レギュラー的には出てこない。そもそもプリリズって、アスリートとしての側面もあるから、必ずしもファンとアイドルという関係を必須としていないし。一方で、DMFにはファンコールっていうシステムがあるし、RLだと、モブ(あやねるや後藤さん)の絶叫とかサイリウムの描写がリアルすぎるとか、モブとしてのファンの存在が結構見えるものでもあって……、とか。

バーニングさんのは、参考文献も一番ちゃんと書いてあるし、引用を織りまぜながらきっちりとした体裁になっていて、ワグナー真面目の印象の要因になってる気がするw

tamackoさんの奴は、聖地巡礼記録であり震災地観光記録であって、これもやはり真面目だなあというものなんだけど、個人的には

ホヤという食べ物は本当に酒のつまみになるために生まれてきたかのような生き物で、これが(酒なしで)大好きという実波は本当に地元でこの味に慣れ親しんで育ったんだろうなあ、という印象を受ける。

という一文がよかった。

 アイドルアニメ論は、物語をおっかけるだけではだめで、どうしても、3DCGとか音楽とか声優ライブとかに言及しないと語りきれないものになっているから、そういう意味でアニメ評論としては面白い対象なんだなあ、と今更ながら思った。

i☆Ris応援本

i☆Risに入門するために。twitterテキストマイニングして、ベストカップリングを探すっていうのが面白かった

『AMEBAKO』『ルリ通』『ルリ通2014冬』

佳村はるか本と、青木瑠璃子本の新刊・既刊

内容は雑多で多岐にわたるので、興味をひかれたものだけ読んだ

るーりぃはラジオの話とかtwitterで何が面白かったとか、あとトワスカのサイリウム企画の報告書とか面白かった

るるきゃんのは、最初の年表とキャラ紹介すごいなっていうのと、接近戦うらやまっていう感想

かな恵本2014

絵がめちゃくちゃかわいかったので

アイカツ

結構何種類もあったんだけど、ソレイユで揃えてみた。

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*1:おとめちゃんを見かけた

*2:と書けばいいのか、ろくさんさんと書けばいいのか分からないけど、ろくさんにしとく