プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

続・劇場版後編『Wake up, Girls! Beyond the Bottom』

仙台に戻って東北ブロックからアイドルの祭典へ出場することになったWUGちゃん
強敵男鹿なまはげーずを抑え、東北代表となるが、決勝へ出場するためには未発表曲がもう1曲必要だった。しかし、早坂は新曲は書かないという。
一方、I-1 clubでは、志保がセンター争いに敗れ、博多へと左遷される。しかし、志保はそこで新たなアイドルユニット、ネクストストームを結成し、そこからアイドルの祭典を目指す。


面白かった!
面白かったのだが、尺の足りない感じは否めず。
見終わった直後、あー、これ2期でやってほしかったなあという思いがでてきて、面白かったのにつらいという気持ちに。
劇場版でやるにしろ、2時間だったら、とも。
まあ、言っても詮無きことだけど。
あと、パンフレット読んでたら、色々思い直すところもあった。


今回、例えば

ワグナー筆頭・下野紘さんがまさかの推し変!? | アニメイトTV

で、大田役の下野紘が、志保を好きになったと言っているように、志保にスポットがあたる話だった。
というか、Beyond the Bottomって、WUGちゃんよりむしろ志保の方だよねw
自分はアニメシリーズを1回見たきりでしかないせいか、I-1については、あんまり把握できていなくて、続劇場版を見てI-1もいいなあと思うようになってきたんだけど、どうしてもメンバーを把握できないw
そのあたり、もうちょっとI-1についてフォローできるエピソードとかをいれてほしいなあとは思ってしまう。まあ、それはこれからなのかも。あと、パンフ買ったら、年表ついてきていたのはよかった。
I-1はあと、よしめぐが「同窓会みたいだね」って言ってたのがよくて、あのあたりの、ライバルでもあり友だちでもありのバランスとってる感じいい。
I-1というと、白木さんについても、続劇場版後編で大分印象変わってきた。
彼については今回、表情がふっと変わるシーンがいくつかあって、そのあたりがよかった。
大人組では、社長とサファイアさん


WUGちゃんは、最後のステージ直前でそれぞれが意気込みを言っていくセリフが、それぞれのキャラらしいなあと。


あいちゃんの部屋を見ると、TVシリーズでの喧嘩を思い出して、また涙ぐんでしまうw
続劇場版後編は結構、思い出ボムをばんばん撃ってくる感じだったかなあとも。


で、菜々美
予告編見た時からやばいなとは思ってたけど、実際見たら、号泣だったw
いやでも、だからこそ、もう1シーン欲しかったなあ
「自分で決めたことだから」というセリフによって最低限の説明は出来ているとは思うんだけど、お父さんとの対決はあってほしかったような気がする。
「Beyond the Bottom」歌ってるシーンの菜々美のパートで菜々美がアップになるのはよかった。


今回は、「Beyond the Bottom」という曲の持つ力が圧倒的
そこに持っていくにあたっての、サファイアさんというのも、物語内での説得力を加えていて面白い。
だからこそ、ライブシーンをフル尺で見てみたかった、というのはある。
「少女交響曲」もほんとは、動いてるとこ見たかったなあ。


ネクストスートムは、まんまBABYMETALだったなあw


ラストについて、パンフレットでやまかんが、あんまり盛り上げすぎて「終わり」感を出したくもなかったし、かといって変に思わせぶりな終わり方にもしたくなかったと言っていて、まあそういうことであれば、あれくらいのさらっとした感じでもいいのかなとも思うのだけど。
「アイドルは勝ち負けではない」と大田は言ったがしかし、「勝たねばならない」とも言った。
アイドルの祭典ってどうやって勝敗決めてるのか分からないから分からないけど、例えばプリリズやアイカツの素晴らしいところって、勝敗が視覚的にはっきり分かるようにしてるところだと思うので、そこらへんの何か演出は欲しかったかなあ。まあプリリズやアイカツほどはっきりと出さなくてもいいけど。

AKBの総選挙ってちゃんと見たことないけど、あれの見せ場って、結果発表してそれぞれのメンバーがどんなコメントするかなんでしょ。それで志保が、結果が出たときになんと言ったのか、というのは気になる。そこに、I-1の志保とネクストストームの志保の違いとか出ると思うから。


「Beyond the Bottom」という曲のすごさはすごくて、WUGが勝つことがご都合主義に見えないだけの説得力がある。

でも、だからこそ、物語の側でも補強してほしいという気持ちもある。


「WUGはWUGである」がハイパーリンクなのすごい