プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

カゲ路『Chocolate addiction』

冬コミで購入したゴシカツ本第二弾

めっちゃ面白かったので、これ単体で感想エントリ立てる所存

ゴシカツとは何ぞやというと、以下のまとめにある通り

togetter.com

といって、このまとめは膨大なので自分もまとめに読めていないが、『アイカツ!』の劇中劇である「チョコポップ探偵」を、紫吹蘭と藤堂ユリカでやることになったら、ゴシックミステリなのではないかというところから始まった二次創作

pixivでは三次創作まで行われているが、そちらもちょっと追えてない。

twitter上でのおしゃべりを超えて、ハイクオリティな同人誌へと結実した企画でもある。



今回、第二弾である『Chocolate addiction』について感想を書こうかというものだけど、あわせて第一弾についても軽く触れておく。

第一弾、第二弾ともに、設定資料集という形式で作られている。すなわち、アイカツのキャラクターたちによるゴシックミステリの物語が書かれているという(いわゆる一般的な二次創作的な)本なのではなくて、アイカツのキャラクターたちがゴシックミステリのドラマを演じている世界に存在しているだろうブツとして作られている。



『Chocolate Gothic』

第一弾の『Chocolate Gothic』は、映画のパンフレットと見まがうようなデザインで作られている。

各キャラクターの設定画、舞台セットの設定画、そしてインタビュー記事という構成になっている。

このインタビューのクオリティがめっちゃ高いんですよ。

二次元アイドルの二次創作やっている人たちの一部で「実在性」という手法(?)を取り入れられていて、その意味で、ゴシカツはとても「実在性」なんです。

実在性っていうのは、「宮本フレデリカがこの前のオールナイトニッポンでパーソナリティをやっていて」というように、二次元アイドルがこの現実世界で芸能活動をやっている体で語る手法とでもいえばいいだろうか。

(ちなみに、実在性で検索すると、「実在性ミリオンアーサー」関係の方が多くヒットすると思うが、さしあたりここでいう「実在性」とは直接関係ない)

サークル「カゲ路」の唯野影吉さんが、二次元アイドルだけでなく、乃木坂や欅坂などのアイドルもお好きで、二次元アイドルを楽しむにあたって三次元アイドルについても知っておくとよいということを常々仰ってたりするので、そういうところも関係しているかも?

『Chocolate Gothic』はおまけとして、マンガもついてきているのだが、これはドラマ内の各シーンだけでなく、twitter(キラキラッター)への投稿など楽屋裏の様子も描かれている。



『Chocolate addiction』

こちらはA5の判型で、各キャラクターの設定画及びインタビューで構成されている。

さらにおまけとして、脚本&絵コンテ集がついているのだが、おまけというか2冊セットと言った方が正しいくらいにこちらのボリュームがすごい。



まず、本誌の方だが、第一弾には掲載されていなかったキャラクターについての設定画が掲載されている。

ここねの「世界の中心は我々だ」とか、ヒカリの論理の光が眩しいとかが面白い。



順番が前後するが、ゴシカツという作品内の設定を紹介しておこう。

が私立探偵をしており、吸血鬼のユリカが何の酔狂か人間である蘭の助手をしているという物語。

いちごが怪盗、あおいはそのいちごを追い掛けるルポライター。また、しおんが堅物の警官。

令嬢であるおとめは、蘭やユリカとも親しいが、一方で怪盗であるいちごとも通じていて、なかなか怪しい。

さくらは、留学生としてこの街に来ており、おとめを通じて蘭やユリカとも知り合いになるが、実は退魔師の家系で、ユリカを牽制してくる。

また、かえでは資本家の役なのだが、こっちもかなり怪しくて、というか悪役らしい。

ゴシカツは、連続テレビドラマのようで、人気もあり結構長く続いているらしい(ちょっとそのあたり海外ドラマっぽい)。どうも、各話個別のエピソードもありつつ、数話ないし1クールかけて続くエピソードもあるような感じになっているのではないかと思われる。

そのような中で主要なエピソード群と見なされているのが、おそらく氷上編である。

あかりジェネレーションを中心にしており、

まず、スミレがもう1人の吸血鬼で、彼女をマスターと仰ぐ人狼。そのマスターと離ればなれになり手負いとなってしまった凛が迷い込むのが、まどかの邸宅となっている。

スミレに対して教会が派遣した異端審問官を演じるのが珠璃で、中世ないしスチームパンク的なペストマスクを装着している。ちなみに、撮影の合間にまどかがこの仮面を被って遊んだりしているらしい。

あかりは花売りの少女で、彼女の存在がスミレを惑わす。

ひなきは、あおいの後輩にあたる新米記者で、たまたまスミレの写真を撮ってしまった(が吸血鬼なので写らない)ことで事件に巻き込まれていく。

氷上編と並行してなのか、氷上編終了後なのかは分からないが、ひなきはみくると知り合い、みくるにちょっと使われるようになる。

みくるは、元天才詐欺師で、天文学的な刑期の懲役を食らっていたのだが、神崎美月によってスカウトされ今は女王陛下直属の諜報機関に所属している。

さて、いちご世代、あかりジェネレーションだけでなく、ドリアカ勢も出演している。

風沢そら霊媒師だが、かつてみくると共に詐欺稼業していたらしい。

マリアはシスターだが、彼女のいる教会にはそらや珠璃が訪れている。

きいは天才技師で、ユリカの仕込み杖を作ったり、あと何故かいちごとも関わりがあったりするらしいが、どうもきいがとんでもない発明をしてしまい、そこにみくるも関わってきてというエピソードがあるっぽい。

セイラは居酒屋でピアニストをやってて、ひたすら「きいはかわいいもんな」って言ってるw

ここねは阿片窟の王で、かえでを通じて蘭たちと知り合う。みやびはここねのボディーガードで薙刀使い。

ののリサ、ヒカリ、ユウも設定があるが、どのようなエピソードが展開されていくのかは不明。



インタビュー

本誌では、インタビューも掲載されているが、第一弾よりも格段に充実したものとなっている。

「いちご・かえで」「凛・まどか」「蘭・ユリカ」「しおん・みやび」「そら・みくる」と2人一組でのインタビューが5編掲載されている。

実在性すぎて、「うあー」「うあー」って頭抱えながら読んだ

 

いちごとかえでのは、ゲイリー・オールドマンとかティム・バートンとかが出てきて早速、実在性! って感じだし、いちごのマイペースな受け答えにかえでがやれやれって感じでツッコんでるのが面白い

「緋き奇術師」:かえでが本格的にドラマに登場する回。いちごとかえでの対決。

まど凛のインタビューは、本当にもうまど凛ーって感じで、舞台裏のエピソードが多く、たびたび「ちょっと、バラさないでくださいよ」って出てくるのがかわいいw

「翼の毛布にくるまれて」:中期のエピソードで物語が大きく動き出す契機にもなる回。凛がまどかのもとに迷い込んでくる話。

蘭とユリカは、氷上編と呼ばれるエピソードがどのように作られていったのか、スミレとあかりについて、自分たちの演技についてなどを熱く語っている感じ。吸血シーンの違いなど

「血」:氷上編のクライマックス

みやびとしおんは、2人らしいまじめなインタビューなのだが、しおん、みやび、凛、珠璃のアクションについての話が面白すぎる。「私ほど手裏剣を投げたアイドルは他にいない」としおんが言えば、「従来の薙刀の動きにロシアのシステマという格闘技を織り交ぜた」などとみやびが言い始めるw あとやばいのは、紅林さんの「あの動き」w 「「ダン! ダン!」という動きで迫ってくるのは彼女にしか真似できない」インタビュアーまで『リベリオン』を髣髴とさせるとか言い出すし、めっちゃ見たい

「ワイルドハント」:シリーズ屈指のアクション特化エピソード。しおん、みやび、珠璃、凛の四つ巴

そらとみくるは、みくるが非常に感覚的に、そらが非常に理知的に話すというのが面白く、また2人が物語の中では、かつての仲間であり、どちらかが裏切ったという過去をもつことになっており、それについての含みをインタビューの中で漏らすのも面白い。また、みくるによれば、最初のシーズンには出演予定がなく、ドラマが人気が出て続いたことで出演することになり、そらとみくるの関係も後付け設定だとのこと。

「嘆きのイスカリオテ:みくるとそらが教会で再会するエピソード。



脚本&絵コンテ集

付録といっていいのか迷うボリュームだが、付録の脚本&絵コンテ集が、複数のエピソードから部分的に抜粋されている形。

見せ場となるシーンだけを抜き出して連続で読めるので面白くないわけがないのだが、ほんと、これ本編が見たくてたまらなくなる

抜粋されているエピソードが一体第何話なのか明示されておらず、物語の全体像を推測するのは難しいが面白い。

また、各出演者による手書きの書き込みがなされているという芸の細かさで、脚本そのものもめちゃくちゃ面白いのだが、それに加えてそれぞれの書き込みから各アイドルのキャラクターへの解釈や共演者との関係などが垣間見えてくるのが、また堪らない。

 

「扉を叩いたのは誰?」(脚本:星のお姫様)

蘭とユリカが事件解決のために墓地を訪れ、逆に不死者に襲撃されるシーン

書き込みは蘭のもので、シンプルに演技する上での注意点が書き込まれている

 

「駄作の美術館」(脚本:ツバメ・散)

あおいとひなきがいちごに頼まれ、しおんと蘭の足止めをするシーン

書き込みはあおい。蘭のものと似ているが、より線が細い

 

「死の舞踏」(脚本:黒居四季)

ゾンビ回。ゾンビであふれる往来を、しおんとさくらがお互いを補いあうアクションで突破していく。

一方、蘭とユリカは、この騒動の背後にいるかえでの元へと向かう。

書き込みはしおん。自分なりのコメントも交えている。さくらを抱きかかえ「軽い」というシーンに「本当に軽すぎ」と書き込まれていたりする。

 

「紅蓮のファンタスマゴリア」(脚本:えかぺれく)

おとめとかえでの会話

書き込みはおとめ

 

「オウマガトキの訪問者」(脚本:暴力ちゃん

蘭とユリカの事務所にさくらが訪ねてくるエピソード

書き込みはさくら。意気込みが書かれている。長台詞は区切りに印。

 

「狂嵐と舞う」(脚本:ツバメ・散)

スミレがあかりに心動かされ、凛がそれを気にしている中、珠璃と邂逅してしまう

書き込みはスミレ。解釈とも感想ともいえぬ書き込み

 

「ワンダーランドの終わり」(脚本:黒居四季)

凛がまどかと別れ、その後、ユリカに出会い釘を刺される

書き込みは凛。力強い文字。

 

「スユルノム:エム」(脚本:いぬかい)

みくるによる拷問シーン。みくるとひなきが警官に成りすまして死体を検分するシーン。

書き込みはひなき。五芒星の話が出てきて、星のイラストを書いている

 

「スユルノム:エム」(脚本:いぬかい)

みくる、自分に指令を伝えてきた女性との会話

そして、ひなきにより蘭とユリカも事件へと

闇内閣、錬金術五行思想、民族解放運動とルーン魔術の秘密結社、オフラナ、教理聖省、デリンジャー、コルトSSA

書き込みはみくる

 

「交点」(脚本:暴力ちゃん

マリアのもとを訪れるそら。二人の会話。

書き込みはそら。数はとても少ない。感想をコメントしている感じ

 

「煉獄より来る狩人」(脚本:えかぺれく)

マリアと珠璃の会話。二人の信仰のまるで違う形。

書き込みは珠璃。字が大きく力強く、端的な書き込み。

 

「リベットで留めたバイオリン」(脚本:星のお姫様)

酒場で演奏するせいらのところに、オルガン自動演奏のパンチカードをつくったきいが訪れる。

書き込みはせいら。きいについてのコメント多しw

 

マジェスティック・ミステリー」(脚本:えかぺれく)

蘭がみくるを問い詰めるも詰めきれず逃げられるシーンと、みくると美月のシーン

書き込みは美月。演技の解釈だけでなく疑問点も

 

「地獄篇」(脚本:星のお姫様)

ユリカが魔夜さんのもとを訪れる

書き込みはユリカ

 

「甘毒とChocolate」(脚本:ツバメ・散)

かえでが、蘭とユリカを招き、ここねとみやびに引き合わせる。みやびとユリカの立ち合い。

書き込みはかえで。流れるような書体。ユリカや蘭に対する感想も

 

「DEEP BLUE」(脚本:黒居四季)

いちあお!

書き込みはいちご。いちあお!

 

ディファレンス・エンジン」(脚本:暴力ちゃん

技師連続殺人事件について意見を聞くため、きいのもとを訪れる蘭とユリカ

殺された技師は階差機関に関わっていた? さらに、初代チョコポップ探偵としてのきい?

書き込みはきい。ブレインサンダーのイラストやメガネの自画像もかわいい



全体の流れを推測してみる

各話のタイトルが断片的に明らかになったわけだが、話数の表記がなく、この脚本集の掲載順が話数順ないし時系列順になっているのかどうかも定かではない。また、インタビュー記事で言及されている各話との関係もまた分からない。

以下に示す通り、細かなところで脚本集の掲載順は、話数順ないし時系列順と一致していないのではないかと思われるのだが、大雑把な順序はこれに沿っていると仮定しておく。

すると、大雑把にいうと、かえで編→氷上編→みくる編→ここね編・きい編という感じの流れが見えてくる。

 

まず、かえで編を構成すると考えられるエピソード群

「緋き奇術師」・「扉を叩いたのは誰?」→「死の舞踏」→「紅蓮のファンタスマゴリア

「緋き」はかえでが本格的に登場する回。「扉」でゾンビらしき存在が示唆され、「死の舞踏」が大々的なゾンビ回で、「紅蓮」はゾンビ事件の後となっている。ただ、「扉」と「死の舞踏」はかえで編というよりはゾンビ編と呼ぶ方が正しいかもしれない。ゾンビ事件は、かえでにとって小手調べで、「紅蓮」から本格的に行動を始めている感じ。「紅蓮」が1クール目の最終話ないし2クール目の冒頭に位置づけられるのではないか。

 

脚本集では、これらのあとに「オウマガトキの訪問者」が収録されているのだが、これと「死の舞踏」との前後関係が不明。「オウマガトキの訪問者」で、さくらは蘭ユリカと顔合わせをしているが、「死の舞踏」では既に知り合いになっている様子なので、時系列的には「オウマガトキの訪問者」が先にくるはず。

 

氷上編

「狂嵐と舞う」・「翼の毛布にくるまれて」・「ワンダーランドの終わり」・「紅蓮より来たる狩人」・「血」

氷上編と呼ばれるエピソード群が全部で何話あるのか分からないが、少なくともこの5編は氷上編だろう。

「翼」はまど凛の出会い、「ワンダーランド」はまど凛の別れ、「狂乱」で珠璃は凛と戦闘、「紅蓮」で珠璃は凛と戦闘したことを注意されていることから、少なくとも、「翼」→「ワンダーランド」、「狂嵐」→「紅蓮」という順序になっているはず。また、「狂嵐」はまだ凛がスミレと行動を共にしており、まどかとは出会っていない様子。「血」は氷上編の最終話。

本誌インタビューならびに脚本集あわせて5編もの言及があるあたり、氷上編がやはりこのシリーズにおいて中心的な位置を占めているのであろうことが分かる。



「スユルノム:エム」→「マジエスティック・ミステリー」「嘆きのイスカリオテ

みくる関係のエピソード。

みくるは、シリーズが続いたことによって登場が決まったとのことなので、氷上編以後なのではないかと推測される。「スユルノム:エム」で蘭ユリカが、みくるの関わる事件に巻き込まれ、「マジェエスティック・ミステリー」で蘭がみくるの正体(スパイ)に迫るまで至った。

「嘆きの」は1話完結っぽいので位置が全く分からない。

 

ところで、ドリアカ勢がいつから参加したのかがわりと不明である。

もともとスターライトのアイドルで主要な出演者は占めていて、ドリアカ組は、当初はゲスト枠だったか中盤以降から出演するようになり、次第に出演を増やしていったのではないか、と思う。

脚本集の順序だけでいうと、ドリアカ組が登場してくるのは「スユルノム:エム」より後になるのだが、「死の舞踏」で既にマリアへの言及がある。また、「紅蓮」は既に述べた通り、氷上編の中に位置づけられるエピソードだと考えられる。さらにいうと、「紅蓮」では霊媒についてのマリアの言動を考えると、「交点」→「紅蓮」の順序である可能性は高い。

なので、このあたりの順序は結構よく分からない。

ただ、氷上編が相当長くて、氷上編に該当するエピソードの間に他のエピソードを挟みながら進んでいった可能性も高いので何とも。

また、脚本集の上では、後半に掲載されているエピソードにしか登場しないきいだが、いちごとかえでのインタビューの中で、いちごがきいと絡むことが多い旨発言している。このインタビューも、実際どのタイミングで行われたものなのか分からないので、順序を推定する手がかりにはしがたいのだが、きいも初期から登場していた可能性はある。

 

ここね編

「甘毒とChocolate」「ワイルドハント」

氷上編との順序関係が不明なのはこちらも。

そもそもかえで編がどういう決着をみたのか分からないので、かえで編との関係も不明だが。

「ワイルドハント」は、しおんがここねの阿片窟を捜査していてみやびと出くわすという話なので、ここね・みやびの登場以後なのだが、そこに凛と珠璃も遭遇している。凛と珠璃が「血」以後にどうなったのかはよく分からないが、珠璃はそもそもスミレを討伐するためにこの街に派遣されてきた設定なので、果たして氷上編決着以後もこの街をうろうろしているのだろうか、という疑問はある。もっとも、珠璃の行動原理は、人外は全て抹殺なので、スミレがいなくなったあとも、人狼がこの街にいる限りは残って凛を追い続けている方が蓋然性が高いとも言える。

 

きい編

「リベットを留めたバイオリン」「ディファレンス・エンジン

きい編は、新編突入という雰囲気を感じる。人外や隠秘学(オカルト)の跋扈していたエピソード群から、スチームパンク的テクノロジーが鍵を握るエピソード群へ、といった。まあ、ゴーレムとか言ってるのでオカルトも関わってるけど。

 

「駄作の美術館」「DEEP BLUE」

どちらも、いちご編、というかいちあお編みたいなエピソード。

おそらく、脚本集の掲載順通り、「駄作の美術館」は初期の、「DEEP BLUE」は中盤以降のエピソードなのではないかなあという雰囲気はする。

いちごについては、連続したエピソード群があるというよりは、時々、怪盗星宮いちごの登場する回が挟まって少しずつ進んでいく感じなんじゃないかなあ、と。

 

「地獄篇」

2頁しかなくて前後が類推できません。