プリズムの煌めきの向こう側へ

アイマスとかアニメとか声優とかのことを書く、豚になってしまった人間の記録用紙

EPISODE3.5「さよならシンデレラガール」

今週のEPISODE3.5は、シサラさん

ナナシスみあふれるエピだった。

 

シサラさんは、ナナスタのアイドルの中でもちょっと特殊な立ち位置で、ナナスタでアイドルを始める前から芸能活動(モデル)をしていた経験をもっていて、なおかつ、セブンスシスターズの後継者を選ぶシンデレラガール、という企画に選出されたという過去を持つ。

ナナシスには、セブンスシスターズの(元)ファンや、セブンスのメンバーの幼なじみなど、セブンスシスターズへの思い入れを持っているキャラクターが何人か登場するが、一方のシサラさんは、世間的には「セブンスシスターズの後継者」として扱われたという(しかし本人にはそれほどセブンスシスターズへの思い入れはないという)形で、セブンスと関わっているというちょっと特殊な立ち位置をしている。

今回は、そんな彼女の過去に関わるエピソード。

 

 

今回、このエピソードに登場するのは、シサラさん以外に、ハル、エイ、トモエ、マノン。

下の画像は、マノンいないけど。この4ショットよいな、と。

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このメンバーのチョイスも意味があって、ハルはシサラと同じく、ナナスタの前に一度芸能活動をしていたという過去を持っている。エイ、トモエ、マノンは、それぞれ、これまでのエピソードやカードイラストで、シサラさんと関わりがあった子たち。

エピソード3.5のよさって、ナナスタのアイドル同士の親密度が、より上がっているなあと感じさせるところにもあると思う。

ナナスタって約40人のアイドルが在籍していて、まあおよそ1クラスくらいなので、おそらく全員がお互いのことを知ってはいる感じ。一応、全員それぞれ仲良さそうという雰囲気はあるものの、とはいえ、この人数なので一堂に会するということはなくて、特に親しいメンバー同士というのもある感じがして、その感じがうっすら見えてくるのがよい。

その中で、このハル、エイ、トモエってなかなか絶妙な人選だなって感じがしたりしている。

エイちゃんとか、意外と色々なところに顔を出していて、ナナスタの人間関係でハブになっていそうな気がしたりしている。

 

 

 

 

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ハルにも逃げた過去があって、その点で、相似があり、だからこそ彼女はシサラのことを信じると答えられる。

一方、コニーは一体何を思っているのか。

コニーが過去に「逃げた」ことがあるのかどうかは分からないけれど、彼女もまた、どこかで過去と向き合い結着をつける必要があるはずであり、また、シサラの現在の状況の遠因ともなっているわけで、思うことは色々あるはずだが、この表情差分からはなかなかうかがい知ることはできない。

 

 

 

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昔、シサラさんが急に仕事を辞めてしまったことで、シサラさんに裏切られたと感じている、モデル時代の後輩マユカ

恨んでいたわけじゃない。憧れていたのだ、と。

憧れていた人が急にいなくなってしまって、憧れに対して悪意を向けるしかなくなってしまった人

我々ナナシス支配人にとっては覚えのありすぎる構図で、4Uの九条ウメの変奏になっているのは明らかだ。

セブンスシスターズに憧れ、そして裏切られたと感じる人がいたのと同様に、セブンスシスターズの後継に祭り上げられてしまったシサラにも、彼女に憧れ、裏切られたと感じていた人がいたという相似があった、と。

無論、セブンス-ウメの関係と、シサラ-マユカの関係は、似ているだけではなく、違いもある。

 

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シサラとマユカは、かつて先輩と後輩にあたる関係であり、同じ仕事をしていたわけで、つまり、マユカの側としては、憧れの先輩と仲間になれたかもしれないという可能性があった。

これ、ナナシスみがあるなあと思うのだけど、この2人はいい仲間になれた可能性もあるのだけど、色々とタイミングや環境の問題で、結局仲間になることができなかった。そして、2人の進む道は、今後も一緒になることはない。もはや、それぞれが自分の進む道を決めているから。

このエピソード、メインテーマとしては、ナナスタという仲間のために自らの過去と向き合うシサラ、なのだけど、一方で、仲間になれるかどうかは偶然に左右されるということも描いているところに、ナナシスみを感じさせる。

 

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そして、それに対して、自分は今も昔も特別じゃないのだと答えるシサラ

自分は誰かを助けられるような特別さを持ち合わせていない。

ここにはむしろ、誰も、誰かによって助けられるわけではなく、自分で勝手に助かるのだ、というナナシスがずっとそのコアに置いている思想が垣間見える。この思想は「笑顔の壁」あたりで特に描かれているところ。

マユカとウメの違いとして、ウメがどのようにして自分を建て直していったかというのは、まさにEPISODE.4Uで描かれていたけれど、マユカについてはそれは描かれていなくて、彼女はおそらく、既にどこかで自分のことを建て直したり、救ったりしていたのではないかな、と。

シサラはシサラで、ナナスタの中で活動していく中で自分を建て直していったように。

ただ、2人とも互いにもっていた最後のわだかまりがあって、それはここで解くことができたのだろう。

でも、既に2人ともそれぞれの道を歩んでいるので、わだかまりが解けたとしても、仲間になるということはないのだけれど。