プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

2_wEiはいいぞ

エビストこと『8beat Story♪』において、主人公達のライバルという位置づけで今年より活動を開始した2人組ユニット2_wEi

虎牙アルミ(CV:野村麻衣子)と虎牙ユイ(CV:森下来奈)のアンドロイド姉妹で、人間たちを絶望させるべく活動している、HR/HM系のユニットである。

(ちなみにエビストは、音楽業界をアンドロイドたちが席巻し、人間の活動が日に日に縮小しているという世界観である)

現在、5曲リリースされており、今回はこれらの曲を紹介していきたい

 

 

Despair

作詞・作曲・編曲 シン・マナヒロ

2_wEiのデビュー曲

野村麻衣子さんの英語がめっちゃかっこいい、という2_wEi曲全てに共通する特徴が最初から発揮されている。

I don't know 'bout it!(サビに入るときのフレーズ)

オチサビのクリーンなギター、好き

作詞作曲を手がけるシン・マナヒロは「Toi et Moi」の作詞作曲なども行っている。

 

Despair

Despair

  • 2_wEi
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

UNPLUG

作詞・作曲・編曲 5u5h1

個人的に、現段階で2_wEi曲のなかでもっともよい曲

ラウドなサウンド全開で、いい具合に歪んだギターとベースの音が好き

間奏後の、野村さんの「暴き出された虚構のプロセス/果てのない闇に紛れて」という一節の歌い方がよい

5u5h1は、エビストでは他に「Minus」「INFINIT3‼」「Outer Existence」を手がけており、ロック路線担当の人なんだけど、この中では特に「Minus」がめちゃくちゃかっこいい

 

UNPLUG

UNPLUG

  • 2_wEi
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

Lost in data

作詞 HaTo/Yoshiro Koike

作曲 HaTo

編曲 中西航介

HR/HM路線ではあるが、先の2曲と違って、ピアノの音がアクセントとして効いている曲

ベタな感じ(?)なんだけど、それゆえにライブとかで盛り上がる感じあるなーと思う

HaToは、他に「ここから」という全然雰囲気の異なるバラード曲を作っている。

 

Lost in data

Lost in data

  • 2_wEi
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 


LOVE HATE

作詞・作曲・編曲 シン・マナヒロ

タイトルにあるとおり、恋だの愛だのが絡んでくる歌

「Lost in data」から一転、シンプルな編成

ますます磨きのかかる野村さんの英語ライムに気をとられがちだが、森下さんが結構メインをはってくるようになってきた曲だと思う。

 

LOVE HATE

LOVE HATE

  • 2_wEi
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

basement

作詞 長谷川澪奈

作曲・編曲 原田雄一/KoTa

ここにきて投入された長谷川、原田、KoTaというハニプラ曲を多く手がける作家陣。それぞれ「絆のポラリス」に「スクールディスコ」、「Halloween☆Night」「DREAMER」「U・RA・RA」「おとめ☆de☆Night」などを手がけており、作風は多彩、というより注文されたものを何でも手がけられる職人系の作家なのだろう。

これまで手がけてきたハニプラの曲とは一転して、2_wEiらしいHR/HM路線の楽曲となっている。

とはいえ、例えば5u5h1あたりとは違うなーという感じがあって、良くも悪くもアニソンっぽいポップさが入ってきている。

だからこそ、「堕ちて 堕ちて 地獄に堕ちて」とフレーズの繰り返されるサビは、ライブでの盛り上がりを容易に想像できて、聞く度に好きになっていく。

そして何より、森下さんと野村さんとの声のハーモニーがどんびしゃはまった曲であるように思う。

 

basement

basement

  • 2_wEi
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

これまで2_wEiを聞いてきて抱いていた印象として、「野村さんうますぎ」というのがある。森下さんも決して悪くはないのだが、声質とあわせてこの2人は結構なギャップがある。

野村さんは、低めのかっこいい系の声をしており、新しい曲を歌う度に、歌い方も磨きをかけているところがある。

森下さんは、基本的に高めでかわいい系の声をしており、それ自体としてはよい声をしていると思うのだが、いかんせんハードロックとの相性がいいとはいえない。

ハードロック系をあえてかわいい系の声の声優に歌わせる、というギャップがよい、というのも、この手の楽曲の評価としてありなのだが、2_wEiについては、何しろ相方が野村さんなので、分が悪い感じがどうしてもしてしまう。

でも、「LOVE HATE」あたりから、結構、森下さんの声と曲があってきたぞ、と感じるようになってきて、「basement」は、上に述べたように「どんびしゃはまった」という感覚があった。