プリズムの煌めきの向こう側へ

アイマスとかアニメとか声優とかのことを書く、豚になってしまった人間の記録用紙

ゲーム・オブ・スローンズシーズン4

見終わった

 

最終話のアリア・スタークがすごい

死んでゆくハウンドをただじっと見ている

ハウンドは「殺せ」というが、それもせずただじっと見ている。そして、金品を奪い去っていく。

アリアとハウンドの旅は、わけありの少女とアウトローの男という組み合わせがさながらロードムービーのようであったが、この2人の別れのシーンの、アリアがただじっと眺めているシーンの尺の取り方なんか、ほんと映画だな、という感じだった

それにしてもアリアの目、表情がすごくて、これを演じてる子すごいなと思う。

殺伐とした世界を舞台としたゲースロの中でも、特に負の感情が積み上げられたようなキャラクターとしてアリアはいる。

元々、男勝りで剣を好む少女だったアリアだが、長い旅路を経て、本当に恐ろしいまでのダークさを背負う存在になってしまった

主人公らしい利発さと勇気を兼ね備えているのだが、一方で、はっきりと憎しみと暴力の世界に浸かってしまった。

その憎しみは昏く重く沈み込んだものとなってしまっており、突発的に噴出するようなものではないことが、ハウンドを殺さずに歩き去っていった様子から見て取れる。

1人となったアリアが、今後どこへ向かい、何をなすのか予想もつかない

 

 

シーズン4では、アリアの姉、サンサ・スタークも変貌を遂げた

悲劇のヒロインで状況に翻弄されていたばかりで嘘をつくのが下手な彼女が、己の心を見透かされないようような表情へと変化した。

変化した彼女は、シーズン5において見ることができるのだろう。

 

 

デナーリス・ターガリエンは、優れた王者となりつつある。

彼女は、専制君主であるわけだが、自らの過ちを自らで修正していくことができる。

時に苛烈で、容赦のない仕打ちを躊躇いなく実行できるような人間になったデナーリスだが、一方で、明らかに人徳を備えているようにも思える。

彼女は、奴隷解放を目的に、3つの都市を征服し、親方達を打ち滅ぼしたが、その後、老いた奴隷が、自由な身になっても生きていく術がない、再契約を認めてほしいと彼女のもとに嘆願しに来た時、彼女はそれを認めることにした。

また、彼女はドラゴンの母であり、ドラゴンこそが彼女の力の源であるが、羊飼いの娘がそのドラゴンの手によって焼き殺されたということを知り、自分がドラゴンをもう制御できていないことを悟り、自らドラゴンに枷をはめる。

訴えがあれば、彼女は自分の道を正すことが、今のところできているわけで、そのあたりの優れた資質があるように思える。

 

 

ティリオン・ラニスターは、強い虚無へと引き込まれてしまうような出来事にあってしまう。

エピソード4の最終話は、アリアとティリオンが、それぞれ別様ではあるが、強く感情的に関わりのある者の死に自らが強く関わるというエピソードであった