プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

ガルラジと質感

ガルラジという作品の特徴を言い表すのに「質感」という言葉がよく使われているのだが、一方で、質感とは一体何かというのはよくわからないままとなっている。

 

 

 

 

元々、Vtuber界隈で使われていた言葉という話も聞くのだが、そっち方面を全然履修していないので不明



個人的には、質感というのは、手触り・テクスチャ・感覚質といった類のものだと思う。

なので、質感として言い表されるものとして、もっともしっくりくるのは、やはり声優による、あのいかにもラジオ番組っぽい、キャラクターとしてというより、素の人間として喋っているっぽい喋りの演技のあり方(声の出し方など)かなーと思っている。



すごく一般的な話をすると、質感というのは、「ツルツルしている」とか「ザラザラしている」とか「ふわふわしている」とか「なめらか」とか「硬質な」とか、そういった形容詞であらわされるような性質、つまり手触りのことだと思う。

が、もちろん、フィクション作品やラジオ番組は、文字通りの意味では手触りは持っていない。

なので、次に候補に挙がってくるのは、耳触りだと思う。

聴覚というのは、触覚に近いものでもあって、形があったりするものではなく、耳の中にある感覚器官がどう揺れたか、というものなので、そこにまあ、やはり触り心地みたいなものが生じると思う。



とはいえ、ガルラジにおいて「質感」と呼ばれるとき、そのような聴覚的性質だけを指しているわけではない。

 

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もう少し漠然と作品の持っている、あるいはキャラクターが有している「雰囲気」「空気感」といった感じになってくるのかな、という気がする。



そして、これは、作品やキャラクターが有するある種の美的性質なのだと思う。