プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

2021春アニメ

ゴジラSP

毎週とても面白かった。

怪獣映画を見事1クールアニメにしてみせた作品

・セリフは難しいけどストーリーは追える案配がよかった。

例えば紅塵は、音で聞いているだけだども字が分からないが(そしてアニメではしばしばそういうオリジナル用語に出くわすことがあるが)、記者会見シーンを一瞬流すことでさりげなく説明していて、分からなくなることがなかった。

・みんな頭いい。

みんな、というか正確に言うと侍。彼は、天才主人公ユンの相棒で肉体派だが、いわゆるワトソン役(天才主人公に対して視聴者目線から説明を聞き出す役)ではない。ユンほど頭はよくないが、明らかに視聴者よりも頭がいいくらいの設定になっているのが面白かった。

・音楽がいい。音楽のタイミングがいい。ゴジラの咆哮がいい。

12話での、子守歌が入るタイミングとか、最後にゴジラの咆哮で終わるところとか特によかった。

・旧作へのオマージュについて

自分は平成ゴジラシン・ゴジラを多少知っている程度だが、それでもそのあたりのオマージュがちりばめられていて楽しかった。もっとも、ゴジラ対メガロ知ってればもっと楽しめたのだろうが……。

ジェットジャガーが主人公だった

ゴジラというタイトルなのに、前半はともかく、最後の最後までジェットジャガーが主人公だったのには驚いた。そこのひねり具合はなかなかうまいと思う。それにしても、くぎゅを、あの面のロボットにあてることを考えた奴、すげーな。

・大滝のじいさん

大滝のじいさんマジ大滝のじいさん

・顔悪そうな奴がだいたいいい奴w

それでいて、最終回の最後のメカゴジラの引きで、やっぱり悪役っぽい顔してるw

・12話の蛾の群れ、子守歌、咆哮はしびれた

・SFネタについて

無限(?)からなら何でも取り出せるぜっていうバカSFだったってことか。でも、確かに「メッセージ」にもなっているのかというところが、まあなんかすごい

 

 

映像研に気をつけろ

今期の作品ではないがネトフリで配信が始まったので見ることにした。

ちょうとゴジラSP見るためにネトフリに入り直したところだったので、ちょうどよかった。

映像研きっかけで、chelmicoを聞き始めた。あのOP、映像もよい。3人のシルエットが踊っているところ、3人の特徴がでつつ、あの曲にあったダンスで好き。金森氏の動きが特に。

「アニメ制作部活動もの」ととりあえず言えるわけだが、まず最初に見始めて際立って目をひくのが、プロデューサーとしての金森氏の存在感。金策から始まって教員・生徒会対策、他の部活との折衝(と脅迫w)、そして浅草氏・水崎氏のモチベーション管理まで

特にすごいのは、浅草氏・水崎氏の使い方というか、こだわりすぎて時間を食い潰しそうになる2人に対して納期を守れとケツ叩きつつも、モチベに影響出そうだと判断するや否やさっとひいて、やりたいようにやらせるコントロール術がすごいし、例えば美術部との話の時も、話つけるまではやるけど、具体的にどういう絵を描いてもらうかという話の時は、浅草氏がどんなにしどろもどろになっても、浅草氏にやらせる。自分と監督の仕事の線引きを絶対に守る。マジなにもんだ感がある。

金森氏の高校生らしからぬ異才にビビるわけだが、浅草氏と水崎氏も負けず劣らず天才

さて、本作の特徴としては、浅草氏の想像の映像化もある。頭の中で思い浮かんでいる想像がタッチの異なる線で映像化されている(「頭ん中、もう完成形見えた」)

制作中の作品やその時のストーリーと、ちょっとズレた感じで出てきて、浅草氏のイマジネーションの豊富さと、『映像研』の話運びのテンポの独特さを生んでいる気がする。

まあ、あのシーンの曲がかかるとワクワクするw

そしてこの作品の面白いところは、高校生の部活動ものながら、芝浜というちょっと異世界めいた架空の町を舞台にしているところ。

異世界というか、近未来日本ではあるのだけど、しかしあの巨大な学校といい、団地やら地下商店街やら何やらの複雑な建築物といい、ちょっとした異世界感がある。また、生徒のちょっとした多国籍感も、あるいは近未来感を出す演出なのかもしれないが、無国籍風異世界感を出している。(ここでいう異世界は、小路啓之っぽい異世界

 

 

憂国のモリアーティ

まだ見ている途中



はたらく細胞2期

見たけど、メモとらなかったから内容忘れた