プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

電音部カブキとか

40週連続デジタルリリースという狂気の沙汰の第2弾が進行中の我らが電音部

新エリアであるカブキエリアについて、キャスト発表とともにエリア曲ならびにソロ曲が続々とリリースされていった。



カブキエリア


www.youtube.com

Cheater

Cheater

  • 真新宿GR学園,電音部,大神 纏 (CV: 吉田凜音)
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
狐憑キ

狐憑キ

  • 真新宿GR学園,電音部,安倍=シャクジ=摩耶 (CV: SONOTA),Sho Okada [BNSI]
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
ハカハカイプリンセス (Extended Hakai Version)

ハカハカイプリンセス (Extended Hakai Version)

  • 真新宿GR学園,電音部,りむる (CV: をとは),Shogo Nomura [BNSI]
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

聞いての通り、ガチヒップホップである。

カブキエリアについては、新エリア情報解禁と同時にキャストオーディションが開催されていた。そして、その結果発表と同時に公開されたのが、上のエリア曲MVである。

大神纏役として吉田凜音、安倍=シャクジ=摩耶役にSONOTA、りむる役にをとはがキャスティングされた。

3人とも声優ではなく、歌手・アーティスト・クリエイターといった括りの人たちである。

電音部はもともと、アキバエリアのCVにはディアステージ所属のアイドル、シブヤエリアのCVにはにじさんじ所属のVtuberと、声優ではない職種の人をキャスティングしてきた実績があるといえばある。

とはいえ、アキバエリアにキャスティングされた3人のうち2人は、かつてアイカツで歌唱担当をしていたし、Vtuberもその性質を考えると、いずれも、二次元キャラクター文化圏内からのキャスティングであるとはいえる。

対してこの3人である。

正直な話をすると、電音部のCVとしてキャスティングされるまで自分はこの3人のことを全く知らなかったので、どういうバックボーンをもった人なのかも知らず、ググって出てきた1ページ目の情報をもとに書いているが、少なくとも、吉田凜音とSONOTAは、普通に歌手・アーティストであって、これまでアニメ等に関わってきたことはなさそうである。

吉田凜音とSONOTAは出自としてはアイドルのようで、吉田は映画やドラマなどへの出演経歴がある(なお、今改めてwikipediaを見直してみたらwebアニメへの出演が1件あったが)。とはいえ、基本的には歌手である。一方、SONOTAはガチにラップ方面へとキャリアを進めていった人のようで、ユニット活動からソロ活動へと切り替え、ラップバトルにも参加し、トラックメイカーとしても活動しはじめているらしい。

をとはという人は、この2人とは違うキャリアを歩んでいて、元々youtuberないしVtuberとして活動しはじめて、歌・イラスト・映像制作をしている、「セルフプロデュースアーティスト」らしい。実は、電音部には過去にクリエイターとして参加していたという経歴の持ち主。

そもそも電音部は、音楽原作を銘打っており、ボイスドラマがあるとはいえ、キャストに求められるのは、声優としての演技力よりも歌唱力・ライブパフォーマンス力であろう。その意味では、歌手の起用自体は驚くべきことではないかもしれないが、それにしても、それにしてもである。

バンダイナムコのキャラクターコンテンツということで、オーディションには普通の声優だって参加していたと考えられるし、逆に、これまで声優とは縁のなさそうな吉田やSONOTAが何故このオーディションに参加したのかという経緯も気になるところで、このキャスティングは「電音部はこういう奴なんで」というのを内外に示すものになったと思う。

で、このキャスティング、曲を聴く限り大正解すぎる。

聞きゃ分かる、というレベルの話であり、また自分がこのジャンルにも、この3人のキャストについても無知であるために、言葉にして説明するのが難しいが、この記事で言いたかったことは一つ

安倍=シャクジ=摩耶(CV:SONOTA)強すぎ

ユニット曲「禁言」の摩耶ソロパートにしろ、「狐憑キ」にしろ(「頭いいフリやめな」)、この声の質感やべーでしょ。

ラップのことよく分かってないのにこういうこと言うのもなんなんだけど、これはやっぱり、ラップやってる人起用したからこそじゃないかと思う。

声優も芸達者な人が多いので、こういうのができる人いるかもしれないけど、多分一発目でこれ出せる人はまずいないのではないか、と(ヒプマイ聞いてると、徐々に上手くなっていったのが分かるので、教えれば声優でもやれるようになれるのではないかとは思うが、逆に一発目にできる人はさすがにほとんどいないと思う)。

あとあと、「狐憑キ」作ってるのバンナムサウンドチームの人(岡田祥)なんですよね。

いや、これまでもバンナムサウンドチームからは、キャラものでこれやるのマジ? みたいな曲を無数に出してきた前歴があるので驚きはしないけど、やっぱり驚く。

自分がアイマスから離れて以降、バンナムサウンドチームにどんな人がいるのか全然追えていないので、この岡田さんって人も完全に初見なんですが、カブキエリアやるに当たって、これ作れる人内部にいるのはやっぱ強いというか。

 

大神のCheaterは、鳳凰のCHAMPION GIRL意識してんのかなー

「アタシがChampion girl!!!!」に対して、「I’m a Cheater/夜の街走らせる/真のWinner/許さぬ他の追随」だからなー

りむるの「ハカハカイプリンセス」は何故か通常VersionとExtended Hakai Versionの2種類がリリースされているが、Short Ver. とFull Ver.みたいな趣なので、普通にExtended Hakai Versionを聞けばいいと思います。Extended Hakai Versionの2サビ、歌い方がちょっと違うのがいい感じ

作詞は西島尊大(ソーンダイク)



40週連続デジタルリリース

シブヤエリアのソロ曲で始まって、ふたばの電波じゃない曲やらたまちゃんのユーロビートやらがお出しされていて、それを踏まえての、上記カブキエリアなので、第二弾も強強の強なんですが、カブキエリアを除くと今のところ一番好きなのはこれ

 

Be All Right

Be All Right

  • 電音部,Tatsunoshin,大賀ルキア (CV: 星川サラ)
  • エレクトロニック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

ルキアのこの曲、バックトラックがめちゃ好き

シブヤは、海月もなかなか強い曲出してきていい