太陽系を舞台にした宇宙SFドラマシリーズ、見始めた
同名の小説が原作
原作小説は、2011年から2021年にかけて刊行された全9巻シリーズ(+短編もあるようだが)。
残念ながら、日本語訳は1巻までしか出ていない。
シリーズとしてのタイトルはThe Expanse
第1巻タイトルがLeviathan Wakesで、『巨獣めざめる』は1巻の邦訳タイトルがで、ドラマシリーズの邦訳サブタイトルにも用いられている。
ドラマシリーズは2015年から2022年にかけて放送された全6シーズン。
原作の1巻から6巻がそれぞれのシーズンにおおよそ対応しているらしい。ドラマ版は打ち切りではなく、これで完結しているらしい(あれ、原作の7~9巻は?)
ドラマ版のエクスパンスは、元々、アメリカのSFドラマケーブルテレビ局サイファイチャンネルで放送されていたが、シーズン3で放送終了。その後、ファンが署名活動等を展開し、アマゾンプライムビデオでシーズン4以降の制作・配信が引き継がれることになり、完結までこぎ着けた、という、製作過程でなかなかドラマティックなことが起きているシリーズである。
ところで、サイファイチャンネルって何やってるとこだろと思ったら、自分の知ってる範囲だと『X-ファイル』と『ギャラクティカ』があった。
原作小説は、ローカス賞(3巻で)、ドラゴン賞(6巻と9巻で)、ヒューゴー賞(シリーズ全体で)を、ドラマは、ヒューゴー賞、ドラゴン賞、サターン賞などを受賞している。
ドラゴン賞とサターン賞というのを知らなかったので調べた
サターン賞は、1972年から行われている、SF・ファンタジー・ホラーの映画賞らしい。2016年からテレビ部門がある(ストリーミング部門もあってそっちで受賞しているっぽいが)。
ドラゴン賞というのは、ドラゴン・コンというアメリカのSF・ファンタジーファンのコンベンションで開催されている賞らしい。
自分は、2024年に『ペリフェラル』(これもサターン賞にノミネートされていたようだ)を見て、「海外ドラマ面白れー、ほかにもなんか見てみよ」といくつかチェックしていた時に、本作も1話だけ見ていた
ただこの時は結局『バビロン・ベルリン』と『フォー・オール・マンカインド』を見るようになって、『エクスパンス』は見るのをやめてしまったのだった。
結局『バビロン・ベルリン』もシーズン1まで、『フォー・オール・マンカインド』もシーズン3の途中までしか見てないのだが……。
『エクスパンス』は、完結しているとはいえシーズン6(全62話)まであって、長い……見れるのだろうか。
長いドラマというと『ゲースロ』は最後まで見たし、あれは全8シーズン・73話だった。
1年くらいかけて全部見たのだった*1
最近だと『ウィッチャー』シーズン4まで32話分を約半年くらいで見ている。
ということは、『エクスパンス』も1年くらいかければ、見れるそうである。
ドラマ紹介だとゲースロに喩えられたりしているが、まあ海外ドラマは大体ゲースロに喩えられがちだから(そうか?)
ガンダムに喩えている感想も見たりするが、自分がガンダム知らないからなんとも
地球、火星、小惑星の3大勢力の争いを描くドラマらしい
宇宙SFであると同時に、そういうポリティカルな抗争を描くという点で、ゲースロっぽいのかな?
3大勢力と書いたが、小惑星はそんな地球や火星と伍するような勢力ではない。労働者がたくさんいて、地球や火星への資源供給基地にされている中、独立を目指すテロ組織が活動している感じ。
ちなみに人類は、木星圏までは進出しているっぽい。火星はテラフォーミングしようとはしているが、まだやってないくらいの感じか?
絵的に地味目な感じはするが、リアル感のあるSFという感じの作品。実際、ワープとかはない。時々、戦闘シーンとかはあったりする。
シーズン1は、3つの視点の物語が交互に進む形をとる
ホールデンパート、ミラーパート、アヴァサララパートの3つ。
ホールデンパートとミラーパートが主で、アヴァサララパートはエピソードによってはない場合もある(そもそも原作だと第2巻からの登場で、この時点ではまだ出てきていないらしいので)。
ミラーパート
小惑星ケレスを舞台とした、ハードボイルド刑事ものパート
ミラーというおじさん刑事が、失踪した女性(とある富豪の娘)ジュリーの行方を捜すという物語
ちなみに刑事と書いたが、小惑星に公的機関としての警察組織はなく、地球の民間警備会社が警察をやっている。
小惑星帯の統治機構がどういうものなのかよくわからない。地球と火星がそれぞれ領有しているっぽいけど、統治が行き届いてる感じもない。
で、ホールデンパートが一番のメインプロットなんだけど、シーズン1のほんと最初の方はホールデンパートがどういう筋かちょっと追いにくく、ミラーパートの筋が追いやすい、と思う。
ミラーは、ケレス生まれのケレス育ち、生粋のベルター(小惑星帯人)ではあるけど、地球の警備会社に勤めているため、他のベルターからは少し距離を置かれているところがある。かといって、地球に従順というわけでもなく、彼は彼なりの信念をもって刑事をやっている。
ただ、ハードボイルドな感じなので、ミラーは自分の内心を話したりしないし、わりと気怠げに仕事してるけど。
ジュリーは、小惑星帯の独立を目指すテロ組織OPAのシンパで、スコピリ号という宇宙船に乗った後行方がわからなくなっている。
で、このスコピリ号は、ホールデンパートの方にも出てきている。
OPAという組織、地球側は単にテロ組織としているのだが、実際、ケレスでは、おおっぴらにOPAというタトゥーを入れている人たちが普通に歩いていて、地元では一定の支持を得ている組織だということがわかる。
ミラーパートでは、ケレスステーション内での、労働者たちの不満・鬱屈した感じ、それがホールデン事件によって噴出していく様子などが描かれていく。
ミラーは、一見そういうことに対しては無関心で、ただただ人捜しに没頭している感じ。しかし、この人捜しが大きな事件につながっていることにも気づいていく。
ホールデンパート
ジェームズ・ホールデンとその仲間たちの冒険物語パート
氷運搬船カンタベリー号から物語は始まるのだが、1話にしてカンタベリー号は沈む。普通に1話見ながら、カンタベリー号の乗組員たちを把握しようとすると、半分くらいがいなくなるので「え?」となるし、その後もしばらくは状況に振り回される感じなので、最初は何が起こっているのかわかりにくいパートではある。
まず、カンタベリー号が、とあるSOSをキャッチするのだが、SOSを囮にした海賊ということもよくあるので、最初、クルーはこれを見捨てようとする。
しかし、ホールデンがこっそり通報したためにSOSを無視できなくなり、ホールデンたちが様子を見に行くことになる。
で、急に出てきた謎の宇宙船に襲撃され、カンタベリー号は撃沈
残されたホールデンたちは漂流することになるのだが、今度は、火星の戦艦に拿捕されてしまう。
拿捕される直前、ホールデンは、カンタベリー号が沈められ自分たちも火星の船に捕まったというメッセージを宇宙中に送信する。
このメッセージ、ちゃんと傍受されて大ニュースに。
カンタベリー号は、土星から小惑星帯に氷を運んでおり、これが失われるとベルターにとっては死活問題となる。このため、ベルターたちのデモが活発化する一方、元々敵対関係にあった地球と火星の間にもさらなる緊張が走ることになる。
このホールデンが、本作の主人公なわけだけれど、最初は彼のパーソナリティなどがよくわからないので、一人で勝手にやろうとする奴だなあという印象も受けるのだが、だんだん正義感の強い人間なのかなあ、ということがわかってくる。
ホールデンは、地球上のわりと独特なコミュニティの出身なのだが、そのコミュニティを飛び出して、地球軍兵士になったあと、経緯は不明だがカンタベリー号の乗組員になっていた。1話では、艦長から副長にならないかという打診を受けており、それなりに人望があったことが窺える。
カンタベリー号というのは、上述の通り、土星と小惑星帯の間を行き来している氷運搬船で、どこの馬の骨とも分からぬ者たちが乗組員として働いていて、流動性も高いので、お互いどういう素性なのかも知らない者同士だったりする。
で、生き残って、ホールデンとともに行動することになったのが、ナオミ、アレックス、エイモスの3人である
エンジニアのナオミはどうもOPAの関係者らしい。4人の中では一番優秀な感じはする。
エイモスは、まばたきあんまりしなくて、冷静に暴力を振るえるタイプのヤバい感じなのだが、ナオミのいうことには従う傾向がある。
パイロットのアレックスは、元火星軍。どういう人か説明するのが難しいが、「いいですよ、わかりました、やりますよ」みたいなことを言うタイプの人。悪い人だったりダメな人だったりするわけではない。
カンタベリー号の乗組員だった頃は特に親しくもなかったので、当初はギクシャクしがちなのだが、シーズン1を通じて少しずつクルーになっていく感じがある。
ホールデンたちが助けに行ったSOSを発していた船が、スコピリ号(ミラーが探している女性が乗っていたとされる船)
カンタベリー号撃沈後、火星の軍艦ドネジャー号に拿捕されるが、ドネジャー号も同じ宇宙船から攻撃され撃沈する。
ホールデンたちは、火星の護衛艦に乗せられてドネジャー号から軽くも脱出。今度は、ティコ・ステーションのフレッド・ジョンソンからの交信を受ける。フレッド・ジョソンの助けで、乗ってきた火星の護衛艦を、ガス運搬船に偽装し、ロシナンテ号と名付ける。
フレッド・ジョンソンは、元国連軍兵士で現OPA幹部。そして、モルモン教徒のために大型の宇宙船を建造している謎の人。
フレッド・ジョンソンとホールデンの間で交渉が成立し、ホールデンたちは再びスコピリ号を探しにいく。
ミラーの捜査と、フレッド・ジョンソンからの情報で、スコピリ号とアヌビス号が接触したのが問題の始まりだったことがわかってくる
アヌビス号は、土星の衛星で科学ステーションのあるフェーベに寄っており、そこで何かに汚染されたらしい。
アヌビス号は行方不明で、アヌビス号と接触したとおぼしきスコピリ号、そして、カンタベリー号、ドネジャー号が次々と姿を消していった、ということになる。
アヴァサララパート
舞台は地球、クリスジェン・アヴァサララは国連事務次長補佐を務めるインド系の女性
火星が開発しているステルス技術を、OPAが手に入れたのではないか、というのが目下の関心事で、逮捕したベルターを拷問しているシーンが最初の登場シーン
「ステルス技術」というのはキーワード
これ、この世界の戦略的な技術っぽい。
小惑星帯と違って、地球はいかにも裕福そうな世界(まあ地球の中でもエリート層しか登場していないから、というのもあるけど)
アヴァサララは、目的のためには手段選ばず、という感じの政治家(というより官僚か)で、決していい人ではないが、邪悪な人というわけでもなさそう。
1話。
アヴァサララが重力を使ってベルターを拷問してる
3話。
太陽系宇宙SF好きなので面白い。地球と火星と小惑星。3話から火星の人たちも出てきた。
カンタベリー号の生き残りの人たち、火星軍が個別に取り調べて個別に情報を与えてくることでお互いに疑心暗鬼に。というか、お互いに相手の素性をこれまで知らなかったわけなので。パイロットのアレックスが実は元火星軍兵士とかはまあビビるよな。
カンタベリー号は土星から小惑星ケレスに水を運ぶ運送屋。フェーベは科学ステーションで立ち入り禁止。
火星軍人、取り調べの際に謎のカプセルを食べると、なんか洞察力?観察力?が異常に高まる? 突然、同じフレーズを早口で繰り返して尋問してきたりして怖い。
国連幹部のおばあちゃんが幼なじみでかつ火星駐在国連大使だったおじいちゃんを利用して、おじいちゃんがおばあちゃんのこと絶交するんだけど、あのおばあちゃんあの性格だとこれまでも色々あったとは思うんだけど、この年で絶交って……。
ステルス・テクノロジーというのが戦略上重要なものらしい。
地球からケレスに来たばかりだった若い警官のお兄ちゃんが殺されてしまったな?
ケレスの刑事の話とかは、『火星の女王』思い出す。ケレス出身なのに地球の警備会社に勤めてるとか。舞台は小惑星だけど、雰囲気が『火星の女王』の火星に似ているっちゃ似ている。まあ制作された時系列的には逆だけど。
4話。
輸送船カンタベリー号と火星の軍艦ドネジャー号を襲ったのは同じ謎の船。ホールデンと火星軍は和解するも、ドネジャー号は自爆し火星側は全員死亡。ホールデンたちだけ命からがら脱出。宇宙船内ドンパチ。
5話。
若い警官、死んでなかった。彼は彼でケレスの貧困層を憂慮しているっぽいんだけど、娼婦と仲良くなってというところが危うい。
11年前の回想が挟まれる。アンダーソン・ステーションで起きた反乱(子どもたちの低酸素障害への抗議活動の中で偶発的に死傷者が出てしまったっぽい)をフレッド・ジョンソンという兵士が女子どももろとも皆殺しにしてしまう。
で、このフレッド・ジョンソンがのちにOPAになって、現在漂流中のホールデンたちに通信を送ってくる。本来変更できない艦船の識別コードを上書きさせる(ロシナンテ号)。
ミラーは、フェーベから出港して何かを運んでいたアヌビス号という謎の船が、スコピリ号、カンタベリー号、ドネジャー号の遭難に関わっていたと推理する(ミラーが航路図を空中に投影させてAIか何かに作業させてるけど、小説だとどういう描写か気になる)。
ミラーは、ケレスにいるOPAのボス的な人から、若い警官を襲った奴の身柄と交換で何か取引を持ちかけられるが、それを拒んだっぽい。失踪したお嬢と接触していたっぽい死んだ情報屋を探る。
ミラーがコーヒーを飲んでいるのだが、女性の同僚が「何の匂い?」「コーヒーだ」「あんた、いつからそんなもん飲んでるの」的な反応。ケレスではコーヒーはドラッグ的なものなのか?
一方、ホールデンは、火星の船の中でコーヒーメーカーを見つけるもコーヒー豆が見つからない。5話の最後で、コーヒー豆が無事見つかってホッと一息つく(物語的にも仲違いが一応解決する)ところで終わる。ホールデンは確かもともと地球人だったはずだし、ホールデンにとっても火星人にとってもコーヒーは(ケレスとは違い)ごく普通の嗜好品っぽい。
この世界の、透明なプラスチック板みたいなデバイス、わりとかっこいい気がしてきた。
6話。
国連おばあちゃん、元国連の知り合いにあんたんとこのスパイ貸してよ、と事も無げに頼んできて、相手が断ると、あんたんとこの息子今度仮釈放だったよね、とエグい返しをしてくる。その後、上司から、おまえに脅されたと言われたぞと注意されるも、OPA絶対許さないマンなのでと答えて、何故か黙認される。ほんと、ヤバいおばあちゃんなんだが。
ミラーは、OPAのボス的な人に尋問されるも耐える。あのボス的な人、10代の頃に貧困で妹を死なせてしまったエピソードがあるらしいんだけど、どこまで本当でどこから盛っているのか分からん感じらしい。まあとにかくそういう経験を経て俺はベルター全体のことを考えるようになったんだ、その中にはミラーお前も含まれているんだぞ、よく考えろよ的なことを言われるんだけど、ミラーは喋らず。
で、処分されかける。この処分用に使われたエアロック、前の話でも、拷問で使われていたような……。
女性の同僚が助けにきてくれる。ミラーを助けるために初めて人を殺す。ってか、この彼女とミラーとの関係がよくわからん。最初、元妻とかそういう感じの人なのかなあとも思ったり見ていたのだけど、ただの同僚でしかないのか。
で、ミラーは、OPAから隠し通したデータから、フェーベで見つかった何かを権力者が隠蔽しようとしているのだと知るのだけど、それを上に報告した途端、警察身分を剥奪される。
ホールデンたちとフレッド・ジョンソンはなんだかんだありつつ、もう一度戻って、スコピリ号の生き残りを探しにいくことになる。ロシナンテ号のロゴを船体に塗り、ガス運搬船に偽装する。コーヒーを振る舞うホールデン。
それから、辺境の小惑星で採集業みたいなことをしている2人組(叔父と甥らしい)が火星軍から理不尽な取り締まりにあって、叔父がやけになって自爆攻撃的なことを仕掛けるエピソードが挿入されていた。甥の方が宇宙服だけの状態で宇宙空間に放り出される。これが何にどうつながるのか。
7話。
ロシナンテ号に密航者。産業スパイで火星軍から逃げているのだという。
国連おばちゃん、ホールデンの実家を訪ねる。なんか独自のコミュニティ作ってる家族らしい。ホールデン、遺伝的な親は8人いるとか。おばちゃんは、ホールデンが何故地球軍に入ったのか知りたがっている。ホールデン母は怪しむ。
国連おばちゃんって書かずにいい加減名前覚えよう。クリスジェン・アヴァサララ。作中でまだ名前呼ばれてなくない? インド人という設定のキャラクターだけど演じている女優はイラン人なんだ、へー。
ホールデン母はアヴァサララに心を開いてホールデンの話をする。アヴァサララはホールデンは事件の黒幕ではないと確信するが、国連事務次長はホールデンがエロスに着いたら殺すという(ホールデンのこと、工作員か何かだと思っているっぽい)。
ロシナンテ号に乗り込んでた密航者、アヴァサララが人から借りたスパイか。眼球がカメラになってて、見たもの全部録画できる。
ロシナンテ号はなんとか危機を切り抜けるが、エイモスやべーだろというのはホールデンの中で確定する。
ミラーは一人でエロスへ向かうことに。なんか数珠みたいなの持っている(十字架のないロザリオ?)。帽子はもうかぶらない。
8話。
SFホラー&スリラー回だ。いやー盛り上がって参りましたねー、という感じの回だった。
ロシナンテ号は目標地点に到着するが、そこには識別番号がついているだけの小さな小惑星があるだけ。しかし、その窪みにステルス宇宙船が密かに泊められているのを発見。カンタベリー号、ドネジャー号を攻撃した船であり、アヌビス号であることがわかる。
エアロックが開け放たれているので中に入ってみる。スコピリ号乗員の宇宙服だけ残されている。核融合炉に謎の触手みたいなのがからみついていて、核融合炉を起動させると光り始める。ホールデンとナオミはこれはヤバイと直感し即座に脱出し、アヌビス号を爆破する。
このアヌビス号潜入シークエンス、SFホラー感あった。
ライオネル某を探しにエロス・ステーションへ向かう。
一方、エロス・ステーションに到着したミラーもアヌビス号を探し、ライオネルという名前にたどり着く。
ここで昔の上司? 先輩?みたいな人に助けてもらう。ミラーに帽子あげた人!!
エロスのセキュリティ会社はわりと悪い会社っぽい。
エロスはそもそも治安が結構悪い場所らしくて、国連の偉い人も、エロスでホールデン暗殺しても、治安の悪さのせいにできるっしょ、と考えている。
例のスパイが、ホールデンをライオネルが宿泊しているホテルへと案内しつつ、ホールデン暗殺チームの手引きをする。が、エイモスが怪しい動きに気づいて、銃撃戦に突入。すわピンチというところでミラーも入ってきて暗殺チームを倒してくれる。ミラーとホールデン一行がここで合流! ついについに、という感じ。
彼らがライオネルが泊まっているとされる部屋に入ると、そこには変わり果てたジュリーの姿があったのだった……。次回へ続く
9話。
ジュリーが何していたか判明。アヌビス号は何らかの生物兵器的なものを運んでいて、そのプロジェクトはジュリー父がやってる。アヌビス号は武装していてスコピリ号乗員はジュリー以外皆殺し。ジュリーはアヌビス号監禁時もエロスからもアンダーソン・ドーズにヘルプを送っている(ドーズには届かなかった? 無視した?)アヌビス号はスコピリ号を囮にしてカンタベリー号攻撃したけど、意図がよくわからん。その後、アヌビス号内部で生物兵器が暴走(?)して監禁されていたジュリー以外全員死亡。ジュリーはアヌビス号を脱出してエロスへ向かうがジュリー自身も感染していた、と。1話冒頭のシーンとその後のカンタベリー号のシーンって時間順序的に逆なのか。
エロスでは、ドッグで船が爆発したのをきっかけに住人が強制的にシェルターに隔離されはじめる。ホールデンはミラーから情報を聞き出そうとするが、ホールデン以外のクルーは早くロシナンテ号に戻ろうとするも、その戒厳的な状況に巻き込まれていく。死亡したジュリーを確認しに来た科学者チーム(ジュリー父の部下)、ドネジャー号を襲撃したのと着てる服が同じとホールデンが確認。エロスで働いている警察はケレスのギャングたち。シェルターに隔離された人々は放射線照射されて殺されていた。
地球では、アヴァサララが自殺した火星大使のとこにお悔やみを言いに来たついでにデータを盗んでく。フレッド・ジョンソンがドネジャー号を襲撃した船のエンジンは地球製だと暴露する。そして、アヴァサララが盗んだデータにも同じエンジンのデータ。
10話。
エロスステーションからの脱出。
放射線食らって血はいたりしてるミラーと(症状でてない)ホールデン。それから、ナオミたち。
脱出行でハラハラっていう回であって、物語的にはあんまり進展はなかったと思うが、エロスステーションの住民を使って謎の生物兵器の感染実験をしているという感じ。
あ、ジュリーの親が国連来てた。
例のアヴァサララのスパイ、ホールデンと一緒に逃げようとするがホールデンに拒絶され、結局、エロスステーション内で謎の生物に食われて終わる。生物兵器なのか未知の生命体なのか。
まあ、エロスステーションから脱出できてひと段落という意味ではひと段落だが、あんまりシーズン1という大きな固まりの終わり、という感じはしない。ただ、このスパイが謎の生物に食われて終わるシーンはまあ、次のシーズンへの引きっぽい絵面だなあ、とは思った。
*1:あと、当時まだ配信なくてレンタルビデオで見てたから大分状況違うけど『ギャラクティカ』は全4シーズン・74話だった。1シーズン20話もあったのか、あれ。長ぇ
