プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

『リズと青い鳥』

とりあえず、感想というか印象を思いついた順に羅列したメモ書き

 

 

開幕直後、みぞれと希美の動きに合わせた音楽にいきなりもってかれる。う、牛尾健輔ー!

TVシリーズの音楽(というか主題歌)は、TRUEによるOP、ZAQ作曲でメインキャストの4人(北宇治カルテット)が歌うEDともに、どちらかといえばアッパーな元気の出る曲であったけど、『リズ』はエレクトロニカアンビエント的な曲調

そして、キャラクターデザインの変更もあいまって、『響け!ユーフォニアム』に引き続く物語でありながらも、作品としては別物であることを強く印象づける。

まあ、それはタイトルからしてそうなわけですが。

それから、徹頭徹尾学校から出ないというのが、すげーな、と。

2人が登校するシーンで始まり、下校するシーンで終わる。その間、画面に映し出されるのはすべて校内。

途中、お祭りやプールといった(TVシリーズでも、つまり作中でいうなら昨年もあった)各種イベントが発生しているのだけど、画面には直接映し出されない。

高校時代における、学校という場所の濃密さを感じさせる。

 

顔のアップショットとか脚のショットとか、主観ショットのようなそうでないようなカメラワークとか

山田尚子的、といっていいのかどうかはよく分からんけど。

 

フグって一体なんだったんだー

 

「鎧……じゃなくて剣崎」が新山先生にも感染している件

 

夏紀の優子に対する態度が少し変わったような気がするけど、どうだろう。

TVシリーズの時どうだったか見直して確認したわけではないから勘違いかもしれないが。

本当は私のこと好きなんだろ的なからかい方はしていなかったような

 

TVシリーズは、光と影のコントラストが強くて、トランペットやユーフォニアムがぎらついていたという印象がある。夏の光というか。

『リズ』はそうした光の表現が抑制されている。

金管の物語と木管の物語の違い、だろうか(金管木管の違いは金属製か否かではない、ということは知ってるけど、金管の方が光の反射が強そう)

その点でいえば、汗とか水とか、夏の蒸し暑さみたいなものは、『リズ』にはない。

むしろ、例えばみぞれの少し浮いた髪の毛が一本一本見える感じとか、そういうのが強調されていたように思う。

 

絵本の絵がそのまま立体になったかのような、絵本の世界の町並みとか草木とかもなかなか印象的だったかと思う

 

印象的というと、ロールシャッハのような(?)青い鳥とかも。

 

演奏シーンとしては、久美子と麗奈が、リズのソロパートをいつもの2人の場所で演奏しているところが一番ぐっときた。

TVシリーズの主人公である4人は、『リズ』では全くの脇役ではあるのだけど、久美子と麗奈はあの2人なりのやり方で、みぞれと希美の関係を見守っているのだ、と。

 

剣崎さん、後輩後輩していてかわいい



#ナナフェス 7th戦利品感想まとめ

記念すべき第7回目!

これまで4回目、6回目と横浜開催の偶数回のナナフェスには行ったことがあったのだけど(あと第1回)、蒲田開催の奇数回に行くのは初めて。だから何って話なんだけど、蒲田のナナフェスもよいですね

 

twitterでつぶやいた感想を以下にまとめておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナナフェス6th戦利品

今回のナナフェス、ではなく、前回のナナフェスについて、感想ツイートをまとめてなかったようなので、取り急ぎ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018冬アニメ

宇宙よりも遠い場所

今季最も面白かった作品であり、ここ数年でも屈指の作品。

始まる前に、文科省協力で南極と女子高生のアニメが始まるらしいと知ったとき、まあ話が面白いかどうかはよく分からないけど、企画として面白そうだから見てみようという感じだったのだが、第1話目から一気に心掴まれていた。

笑って泣ける青春コメディであった。

主人公4人の組み合わせが本当にうまくできていて、4人のチームという意味でも、物語を進める役割という意味でも、お互いがお互いのデコボコを埋めあっている。

水瀬いのり花澤香菜井口裕香早見沙織という声優陣もこの上なく見事にハマっていたと思う。シリアスからコメディまで、キャラクターを幅広く演じるという意味で

1クールだし、実は南極には行かずに終わるのでは、なんてことも最初の方は思ってたりもしたんだけど、そんなことはなく、南極に行けるまでの日本でのあれこれ、南極へ向かう旅路、そして南極と様々な局面を次々と見せてくれたのも面白かったし

キマリとめぐっちゃんの関係、結月のちょっと歪んでしまった「友達」概念が満たされるまでの経緯、日本からはるばる南極まで逃げてきても追いかけてくる日向の人間関係、「南極へ行く」と最初に言い出した報瀬が南極に着いてから見せる戸惑い(南極に着いただけで感動するわけではないということ)などなどの、とにかく彼女たちの深い「感情」の描かれていくさまがすごかった

少し別の観点から

挿入歌がやたら多かったという印象。1クールで一体何曲あったんだ。アイドルアニメかってくらいあった気がするのだが。

主にヒゲドライバーゆよゆっぺが作曲陣だったかと思う。




ヴァイオレット・エヴァーガーデン

いかにしてガンスリンガー・ガールは戦後の日常へ復帰するか、みたいな作品

テーマがよいし、絵もとてもよいが、個々の話数によって、話の出来が結構違う。

例えば10話の、死期が近づいた母親の依頼話を、その娘の視点から描いた話なんかは、とても面白かったのだけど、その一方で「ええと……」ってなる回もいくつかあった。

完全に架空の世界を舞台にしているわけだが、その世界の習慣・習俗みたいなものについて、時折、気にかかる部分があったりした。些細な部分ではあるのだが、作り込みが足りないような気がしてしまう。というか、時々そういうことが気になって、話に入り込めなくなる時があった。

前半、ヴァイオレットが人と一緒に食事をしないということが何度か描かれてきたので、最後の方で、誰かと食事をともにするシーンが出てくるのでは、と思ったけど出てこなかった

子安がいい人

 

アイドリッシュセブン

次クールへ継続

以前、すこしゲームをプレイしてたけど、おおむねゲーム版のシナリオに忠実なアニメ化

ソシャゲだと珍しいのでは

ゲームやってた時から面白いと思っていたので、アニメも満足。既存曲と新曲織り交ぜてやってくれるし。

やっぱ、NATSUしようぜ! をめぐる話は面白い

「俺たちがあそこに立っていたはずなんだ」と楽は言うけれど、しかし、本当は「俺たちが歌っていたはずなんだ」と言われる立場なんだという構図、なかなか他のアイドルものではでてこないものであり、すごくうまいと思う

八乙女からのスキャンダル攻撃で仲間としてまとまれなくなるアイドリッシュセブンと、自分たちが盗作された曲を歌っていたと知ることで逆に仲間であることを再確認んできたTRIGGERという対比が、ゲームよりも印象的に演出されていたように思う

からかい上手の高木さん

途中まで見てた



弱虫ペダルGLORY LINE

次クールへ継続

今年の箱根学園、話通じない奴多すぎるw 

あと、小鞠くんの「にく!」はちょっとインパクト強すぎw



BEATLESS

次クールへ継続



だがしかし2

ほたるさんいない間も面白くはあったんだけど、最終回で、ほたるさんが戻ってきた時に雰囲気が一転して「やっぱり、だがしかしはほたるさんがいてこそだなー」と思った



Fate/EXTRA  Last Encole

8話くらいまでは見たのだけど、話についていけなくなった……



三ツ星カラーズ

3人の服が毎回変わってかわいい

琴葉の帽子を毎回楽しみにしている

そして、毎回ゲラゲラ笑ってる

さっちゃんは普段から「ウンコウンコー」と言っててあからさまにクソガキなんだけど、琴葉も結衣も案外とクソガキっぽいところがある。琴葉とか醒めてそうに見えて、ごっこ遊びにかなりノリノリなのがほんとよい。踏まれたい。

あと、斎藤が大人だけど大人じゃないのも楽しい。

OP曲の脳内ループ率が異常。さすが畑亜貴曲だ

 

 

アイカツスターズ!

あー、ついにスターズも終わってしまったのだなー



ゲーム・オブ・スローンズ

数年前から「見たいな~」とぼんやり思っていたのだけど、いよいよ見始めた。

アニメじゃないけど、他にメモっておく場所もないので。

シーズン2まで見終わった。

シーズン1も面白かったけれど、いきなり登場人物がたくさんでてきて、それらを把握したり、物語の舞台や設定をおさえていくという感じで、シーズン2からいよいよ面白くなってきたなあと思う。

スターク家の子どもたちが、あちこちに散らばって、それぞれの場所で成長していくところや、ティリオンがいよいよ有能って感じになっていくところ。

何より、シーズン2では、アリアとタイウィンがとても好き

それからこの作品は、全く好きにはなれないのだけど気になって仕方ないみたいなキャラクターもいて、自分の場合、シオン・グレイジョイがそう。ジョン・スノウと対比されている感じも面白い。

シーズン1は(10話あるけれど)全体から見れば序章のようなもので、シーズン2からいよいよ、王を名乗る者が複数人現れ、王位を巡る争い(ゲーム・オブ・スローンズ)が始まる。

シーズン1はまだあまり、ファンタジー的な超常要素(魔法やドラゴンなど)はあまり出てこないのだが、シーズン2から少しずつ出てくることになる。

シーズン2のラストシーンでは、ホワイトウォーカー(要するにゾンビのことのようだ)の軍団がいよいよ南下し始めるところで終わる。

アイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ!武道館 day2

アイカツ初の武道館ライブにして、STAR☆ANIS・AIKATSU☆STARSのファイナルライブとなった、アイカツ!武道館ライブ

2日間開催のうち、2日目のみ参加してきた。

 

ファイナルライブとなるという話がでる以前からチケットをとっていて楽しみにしていたライブだったので、これがファイナルとなるということを知ったときには、本当に寝耳に水という感じだった。

 

ライブ前の時期は「アイカツシリーズが終わるわけではない」と心の中で繰り返し唱えてたりしてた。

「フォトカツ曲わかんねーだよなー」って思いながら、軽めの予習したり。

平日なこともあって、2daysのうち参加は2日目のみだったわけだけど、1日目終わった後、twitterに流れてくる感想をチラ見しつつも、あんまり見ないようにしたりして。

当日の朝は結構テンション上がってた。

  

 

そんな感じで迎えたライブは、本当にとても楽しくて

泣いたところもいくつかあったりはしたのだけれど、最後の「アイドル活動!」は本当に笑顔で聞くことができて、とてもよかった

AIKATSU☆STARSのライブは2回目、STAR☆ANISのライブは初めてで*1、そういう意味では、ライブで聞くことができていなかったアイカツ時代の曲を、色々と聞くことができたのが、本当によかった。

そういう意味でも、自分としては、最後のライブとしての感慨というよりは、ようやく見ることのできたアイカツのライブ、という感じでの興奮も大きかった。

また、一番最後のMCでは、メンバーの多くが、ここが終わりではないこと、スタートラインであることを述べていて、本当に「未来向きの今」を感じさせるものだった。



当日物販~開始前

1日目の物販が完売続出だと知り、珍しく朝から並ぶ。

といっても、まあ決して早い時間というわけでもないので、ある程度買えないことは覚悟しつつ。

寒さ対策を結構していったのだけど、待っている間は、日が当たる場所だったのでちょっと暑いくらいだった。

待っている最中、リハの音が時々聞こえてきた。最後の確認という感じで、部分的に歌ったりという感じだった。時々、アカペラでの歌も聞こえたりしていた。

 

で、13時物販開始。

15分くらいで最初の売り切れ情報

ジャケバッジ全5種くらいの中の1種と、武道館ペンラが、最初の売り切れだったと思う。

いやー、開始15分でペンラが売り切れるライブ物販ってあります?w

多少は覚悟していたので、別に怒りと悔しさとかはそこまでないのだけど、「マジかww」って感じではあった。

買えなかった時に備えて念のために持ってきたペンラが、別作品のペンラだったから、それの申し訳なさはあったけど。

自分は大体14時くらいには買えたのだけど、1時間の間に、続々売り切れ情報が更新されていった。ツアーの方のペンラもその間に売り切れ。

なお、自分はマフラータオルを無事購入。

これまで2回、ランランドゥランランに遭遇しながらもタオルを回せなかったという後悔があったため、タオルはマストだったので、よかったw

物販終了後は、昼食等のため一時離脱。

所用をすませたあとも時間があったので、科学技術館をちょっとのぞいたりした。サイエンスホールは行ったことあったんだけどw 平日昼間につきガラガラだったが、親子連れの他、たぶんアイカツ!のライブ待ちの人も数名見かけた。

16時頃、武道館に戻り、フラスタ見物。

ずらりと台数が並んでいてなかなか圧巻。個々のフラスタも色々工夫されているものあったりしてよかった

席は、2階席南東だった。わりと後ろの方。

武道館はどの席からも近く見えるという話を聞いていたが、実際いってみてわかったのは、スタンド席の斜度がかなりあるということだった。

斜度がある分、実際にもある程度近いというのもあるけど、前の人が視界をふさぐことがないというのもある。

 


ライブ

以下、曲順にそってメモ

以下のセトリについては、

『アイカツ!ミュージックフェスタ in アイカツ武道館!』day2セトリ入り感想 - 思いのままにペンでスラスラ

を参照しました。表記については、

 

全員:STAR☆ANIS、AIKATSU☆STARS!の13人

全員(15人):上に加えて、りささん、えいみさん

STAR☆ANIS(6人):るかさんを除いた専任の6人

  

 

とのことです。



OPゾーン

1.アイカツ☆ステップ! / 全員

2.START DASH SENSATION / 全員

MC

3.Lovely Party Collection / AIKATSU☆STARS!

4.スタージェット! / AIKATSU☆STARS!

5.KIRA☆Power / STAR☆ANIS

6.Signalize! / STAR☆ANIS(6人)・りさ・えいみ

MC

 アイカツ!とスターズのOPを取り混ぜて6曲

「START DASH SENSATION」のあとのMCは自己紹介だったけど、「わかです」「ふうりです」「ゆなです」みたいな感じ(順番はこの通りではない)で、ほんとにただ名前を言っていくだけの高速自己紹介で、これから3時間セトリがギチギチに詰まってそうっていうのを感じたw

とりあえず、全員曲だとななせとみきを探すんだけど、あの2人、ジャンプの高さあって、ほんとよい。見ていて楽しくなる。

「START DASH SENSATION」は振り付けにも、「SHINING LINE*」と同じとこがあるよねー

「Signalize?! マジ? この序盤戦でもうSignalize?! ……マスカレードだぁっ!!」

みたいな感じでした

そのあとのMCでは、マスカレードも来ましたとか、今回はプレミアムドレスが結構ありますみたいな話をしてたりとか

 

フォトカツゾーン

7.アイカツメロディ / わか・るか・せな

8.星空のフロア / わか・るか

 

いちご、あかり、ゆめと各世代の主人公で。

 

いちご世代メドレー

9.prism spiral(ショート) / ふうり

10.Trap of Love(ショート) / ゆな

11.Angel Snow(ショート) / れみ

12.同じ地球のしあわせに(ショート) / えり

13.Growing for a dream(ミドル) / わか・ふうり・れみ・えり

MC

 

ここから、メドレーゾーンに突入。メドレーは基本的にショートバージョン(アニメ尺)で、ステージのスクリーンにアニメ映像が!

姐さんー!!

「prism spiral」かかったら、そりゃぶち上がるしかない

「Trap of Love」聞いててふと思ったのは、「これは、やっぱはっしーの歌じゃないんだよなー」ってことだった。

フレンズからは声優が歌唱も行うことが発表された頃、人と「声優と歌唱担当を分ける意義はあるのか」的な話をしていたことがあって。

はっしーはもちろん、めちゃくちゃ歌うまいんで、蘭っぽく歌うことはもちろんできるとは思うのだけど、でも違うんだよなーと。

(蘭の歌唱担当も、すなおさんからゆなさんに変わっているわけで、人依存というわけでもないはずなんだけど)

「Angel Snow」は後ろの映像がぽわぷり! ソロで歌うのは久しぶりとかなんとか

「同じ地球のしあわせに」とか、ライブで聞くことができると思ってなかった。なお、映像には兄の姿もw

「Growing for a dream」は4人で歌うのが久しぶりだかなんだか、そんなようなことを言っていた気がする。

MCの最後に、まだ歌っていないあの子がいますよね、というフリ

 

かえでソロなど

14.マジックスマイル / ゆな

15.ヒラリ/ヒトリ/キラリ / STAR☆ANIS(6人)

 

フォトカツにおいてつい最近リリースされたばかりの、かえで初のソロ曲

スクリーンには、トランプの映像が

 

ヴィーナスアークメドレー

ヴィーナスアーク映像

16.Bon Bon Voyage!(ミドル) / みほ・りえ・るか・りさ

17.Forever Dream(ショート) / りさ

18.裸足のルネサンス(ショート) / りえ

19.おねがいメリー(ショート) / みほ

20.森のひかりのピルエット(ショート) / るか

MC

 

このパート見ながら「ヴィーナスアーク、好き」って思わずつぶやいていて、自分が実はヴィーナスアークが好きだと言うことに気づかされた

「Forever Dream」聞きたかったんだよー。 「knock knock knock knock」っていう部分がすごく好きで。りささん、マスカレードとエルザ様やってるの強すぎる

「裸足のルネサンス」めちゃくちゃかっこよくて。ステージの前から炎があがる演出が。しかもイントロだけどーんじゃなくて、曲中何度も。そして、りえさんは剣を持ってる! 炎! 剣! やばい!

「おねがいメリー」みほさんのきらら、かわいい

ソロ曲メドレーがショートバージョンなの全く異存ないのだけど、「森のひかりのピルエット」はフルで聞きたかった。もともとこの曲好きなんだけど、るかさんの歌がめちゃくちゃよくてもっと聞いてたかった。ステージの映像、アニメのものではなかった。

MCでは、やっぱ剣の話とかしてりえさんがりささんに

で、「夏をつれてくる」みたいなフリで次の曲へ

 

あかりジェネレーションメドレー

21.ハローハロー(ショート) / みき

22.ラブリー☆ボム(ショート) / みほ

23.ハローニューワールド(ショート) / かな

24.MY SHOW TIME!(ショート) / ななせ

25.Blooming♡Blooming(ミドル) / るか

 ああああああああ!!!

「ハローハロー」のイントロが流れると同時に絶叫して崩れ落ちる俺。会場中でも、かなり「声」が漏れていた気がする。

ライブ中もっともテンションが上がってたの、ここかダイハピか、みたいな

っていうか、大スクリーンで映し出されるひなき! そしてステージ上でパフォーマンスするみき! どっちを見ればいいんだ?! っていうか、この武道館に、ひなきとみきさんが同時に顕現して「ハローハロー」を歌っているこの状況、穏やかじゃなさすぎる!!

どっちもかわいすぎるんですけど

っていうか、元々は「やっぱ、いちご世代が至高でしょ」とか思っていたのだけど、ある時期から、自分はあかりジェネレーションめっちゃ好きだなって気づいて、その思いを再確認した気がする。

1日目のセトリ、実はいまだにちゃんと見れてないのだけど、ちらっと眺めた感じで「うあ、それやったの? 見たかった!」っていう曲はあるにはあるのだけど、「ハローハロー」一曲であまりある感じある。

「ラブリー☆ボム」ああ、ひなきからの珠璃。っていうかこの曲楽しすぎ。「グラシアス、つまり」「「ありがとう!」」っていうコール&レスポンスをこのライブ全体で何回かやったような記憶がある(曖昧)

「ハローニューワールド」かなさんかわいいんだよっていう。みんなそうなんだけど、ダンスがちゃんとアニメ映像とシンクロした振り付けになっていて、まどかとのシンクロっぷりが

「MY SHOW TIME!」凛!ななせ!凛!ななせ! みたいな。ダンスがキレキレなんだよ、2人とも。マジ、あのダンスがステージ上で見れるのよすぎなんだけど。

で、「Blooming♡Blooming」名曲

 

アイカツ!メドレー(マスカレード・美月・いちご)

26.Wake up my music(ショート) / りさ・えいみ

27.Precious(ショート) / りすこ

28.輝きのエチュード / わか

MC

 マスカレード!

ここのパートのことを誰かがtwitterで「SHINING LINE*」って言っていたけど

あかりちゃんからマスカレードへ飛ぶのも含めて、こうラインあるよねー(あかりちゃんとマスカレードは直接つながりないけど、劇場版であかりちゃんが美月さん探してたりしてたの思い出したりして、下の世代から上の世代へのつながりがつながることを考えてた)

MCでは、わかさんが、この衣装でこの曲をやっと歌うことができて、と言って思わず涙ぐんでしまうシーンがあった。

プレミアムドレスについては、いちごちゃん達もむろん思い入れがあるわけだけど、わかさん達にも思い入れが色々あるみたいで、そこらへんは全然分からないんだけど、MCでも衣装への言及は結構多かったと思う。

 

スターズ!メドレー

29.Message of a Rainbow(ミドル) / せな・ななせ

30.1,2,Sing for You!(ショート) / りえ

31.アニマルカーニバル(ショート) / みき

32.TSU-BO-MI ~鮮やかな未来へ~(ショート) / かな

33.episode Solo(ほぼフル) / せな・みき・かな

34.MUSIC of DREAM!!! / せな

 「Message of a Rainbow」楽しい曲だよね

自分、完全に抜けていたので、ゆめ・小春曲だって忘れていて「あれ、ローラじゃないし、誰だ」となって、よく見てたら「眼鏡かけてる! 小春ちゃんやんけ!」ってなってた

「アニマルカーニバル」あこちゃ~ん。結構ステージの端の方まで行っていたように思う。MCで「動物園? あれ、なんだっけ? あ、ジャングル、ジャングルって言いたかったの」みたいな感じのこと言ってた気がする。

でで! せな、みき、かなはS4衣装なんすよ

新S4で「episode Solo」なんすよ!

っていうか、せなさんの「episode Solo」よすぎか!

せなさんって、言っちゃうとまあ、かなり独特の声していると思うんだけど、ライブで聞くとめっちゃ歌がよい!

からの「MUSIC of DREAM!!!」のソロ!

え? あ? この曲のソロってつまりアイカツランキング決勝ってこと?

 

ラスト

35.ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン!~NEXT LAP~ / AIKATSU☆STARS!

36.ダイヤモンドハッピー / わか・ふうり・ゆな

37.ドラマチックガール / 全員

38.AIKATSU GENERATION / 全員

39.SHINING LINE* / 全員(15人)

 

やっと「ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン!」でタオル回せたぜー!

スタンド席でタオル宙に飛ばせる人すげーなと思いますw

そして

WOW WOW WOW YEAH!!

自分も会場も今日一のテンションと声だった

いや、これはもうね、ほんとイントロかかった瞬間から「楽しい」「嬉しい」「最高」の感情が噴出し続けるというか

で、わかさんが、ぴょんぴょん飛び跳ねたり、ゆなさんにくっつきにいったりするのがもう完全にいちごちゃん。いちごちゃんがステージ上にいる!! 完全にこれだった

全員出てきての「ドラマチックガール」も、そのまま高いテンションで進む

そして「AIKATSU GENERATION 」

こだまさおり石濱翔、ほんと強すぎる。とにかく「ありがとう」が飛び交う。

この曲、スタアニとスターズで交互に(?)動くところ好き

「SHINING LINE*」

アンコール前のラストは「AIKATSU GENERATION 」で終わらせるのかなーと思ってたけど、「SHINING LINE*」だった。

もはやこの曲について多くを語るものではないけれど、わかさん、るかさん、せなさんへとバトンが受け渡されていく感じの振り付けが間奏部分にあって、それはさすがに泣くから

あ、でもここじゃない場所で、だーって泣いたところあったんだけど、どこだったか忘れてしまった



アンコール

40.STARDOM! / 全員

41.カレンダーガール / 全員(15人)

MC

42.アイドル活動! / 全員(15人)

 最後の挨拶となるMCでは、涙するメンバーも多くいたけれど、一方で、「ここが始まりなんです」「最後の武道館にはしません」「スタートラインを切った私たち」といった言葉も多く出てきて、本当に「未来向きの今」がそこにはあった。

あと、結構彼女ら、作中のセリフとか絡めてMCするのね

オーラス曲は「アイドル活動!」

ライブ前に、オーラス曲は何だろうなーっていうのはぼんやり予想していて、やっぱ「SHINING LINE*」or「アイドル活動!」or「カレンダーガール」だろうなと思っていて、「カレンダーガール」でしめくくるのとかが美しいのではないかなあなどと思っていたんだけど

「アイドル活動!」よすぎか!

この曲、こんなにもここにぴったりの曲だったのか、と

一番最初にも書いたけど、笑顔でライブを締めくくることができたなあ、と

始まる前には、号泣して終わるのではないかと思ってたんだけどw

思い出は未来の中に探しにいきましょう、ほんと

*1:厳密にいえば、MONACAフェスで両方とも見ているのだが

4U 1st Live!!!「The Pres”id”ent 4U」in TOKYO

ナナシスのライバルユニット、スリーピースガールズバンドの4Uによる初の単独ライブ!

しかも、大阪・東京の2公演となった本ライブの、最終日でもある東京公演へ行ってきた。

会場は、TOKYO DOME CITY HALL



ナナシスのジャンルは「2次元アイドル」ものであり、メインキャラクターたちもみなアイドル。

対して、4Uは、そんなメインキャラクターたちのライバルとして立ちはだかるガールズバンド、というのが作中での立ち位置である。

物語内の中では、主人公達を遥かにしのぐ人気を誇っている(という設定)とはいえ、物語外の観点からいえば、あくまでもライバルキャラであって、普通のコンテンツ展開の中ではなかなか単独ライブを行う機会が巡ってくるとは言えない立場だろう。

もっとも、4Uはゲーム内において、EPISODE.4Uという、尺も他のエピソードと比較するとかなり長く、シナリオもシリアスでかなりナナシスという作品のテーマにも関わるエピソードが存在しており、非常に重要なポジションにいるのは間違いない。また、支配人(ここではナナシスファンの総称)からの人気も非常に高い。

だが、それだけで、今回の単独ライブが企画されたわけでは決してない。

そもそも始まりは、一昨年に開催されたナナシスの2ndライブにおける、4Uキャスト陣のMCだった。今後の野望として「単独ライブを開催したい」と言っていたのである。もっともその時は発言した本人達も含めて、その場にいる誰しもが、夢物語の類と感じていたはずだ。

4U単独ライブが実際にどのような経緯で企画され、実現へと至ったのかは定かではないが、しかし、4Uキャスト陣の熱意が大きく関わっていたことだけは間違いない。

アプリゲームの性質上、同じユニットだとしても収録などで必ずしもキャストは一堂に会するわけではなく(1人ずつの収録が基本)、1stライブも、九条ウメ演じる山下まみが他の仕事の関係で欠席していた4Uのキャストが、3人揃って顔をあわせたのは(少なくとも親しくなり始めたのは)、2ndライブの練習の頃からだろう。

しかし、彼女らは瞬く間に親しくなっていき、素のままでも4Uそのもの、と自他共に認めるほどになっていく。

一般的な話としても、キャストがキャラクターに対して注ぐ愛や思い入れといったものは、役者ではない自分にとって想像できないほどに、深いものだろうけれど、4Uキャスト陣が4Uに注いでいる思い入れの深さは、端から見ていても、本当に本当に深いものがある。

ナナシスの総監督である茂木監督が、4Uについては相当部分、4Uキャスト陣の自主性に任せている、というのがその現れでもある。

彼女らは、自分たちのLINEでも役になりきったかのような会話をしており、それを時折twitterなどで公開しているのだが、こうしたキャラのなりきり会話について、茂木監督自身が「自分で書いたのかと思った」というほどの完成度となっている程である。

茂木監督というのは、自分の作品を出来る限り自分でコントロールしようとする傾向が見受けられるところがある。もちろん、何もかも1人でやることはできないので、チームによる制作体制はできているわけだけれど、本当に信頼した相手以外には任せない、という姿勢は一貫している(アニメ化の話がいくつかあった時に、最終的に、自社のみの出資によるPVアニメを製作・制作することになった話などに特に現れているだろう。また、ライブMCでも、かなり台本率が高いというのはナナシスの特徴としてはある)。

EPISODE.4Uから言っても、4Uは茂木監督にとってもかなり思い入れの強いキャラクターのはずだが、そんな茂木監督にとっても、4Uキャスト陣あり方は、最大・最高の誤算だったのではないかと思っている。

そして、昨年開催された3rdライブにおいて、4U単独ライブの開催が発表される。

もっとも、その時点で4Uの持ち曲は4曲。

これを補うためか、ミニアルバムの制作も同時に発表された。

とはいえ、当初はボーカル違いが収録されるのではないか、実際の新曲はどれくらいなのか、と様々な憶測が交わされていた。

蓋をあけてみれば、各メンバーのソロ曲を含めた計6曲の完全新曲が発表され、持ち曲は10曲に増えた。

4Uは、ナナシスに登場する全ユニットの中で、メインユニットを差し置いて、もっとも持ち曲の多いユニットとなった。

さらにいえば、キャラクターのソロ曲というのも(春日部ハルによる「またあした」を除けば)今のところは4Uだけしか持っていない。

こうして、満を持して4U単独ライブが開催へと至ったのである。




会場は、既に書いたがTOKYO DOME CITY HALL

オルスタの会場である

ナナシスは1stライブのZEPP TOKYO、2.5のなんばハッチがオルスタであったが、既に幕張メッセイベントホールを埋める規模となっており、もうオルスタの会場はないだろうと思われていたので、4U単独とはいえ、再びオルスタでナナシスライブに参加できたのが、まず嬉しかった。

開演前BGMで、決して作品の曲を流さないのがナナシス流w (おそらく)茂木監督チョイスによるプレイリストが流れていくのだが、ウィー・ウィル・ロック・ユーが流れたときに、オタクがみんなして歌い出したのはさすがに草w

開演前の注意事項アナウンスはKARAKURI(会場にはおらず録音。ただし、秋奈は関係者席にいた模様)。




1.メロディーフラッグ

2.TREAT OR TREAT?

3.ROCKな☆アタシ

4.パフェ・デ・ラブソング

5.青空Emotion

メロフラ、トリトリ、各ソロ曲がほぼほぼノンストップで叩き込まれたという記憶

なので、ちょっと記憶が曖昧

アリーナで真ん中らへんにいて、人の隙間からステージを見ていたので、その意味でも、わりと曖昧なところはある。

ヒナ曲が、じわじわと好きになっていって、今回のライブで、自分の中で完全にブレークした感じある。

ソロ曲3曲の中では一番キャラソン感ある曲なんだけど、いやちゃんと、バンド的盛り上がりのできる曲でもあるんだなーと実感。

あ、あと、ライブだとポップコーンの部分が豆になっていたような気がする。

新衣装!

へそ出し!

ウメの新カードイラストが、今回のライブ衣装だったことを受けてまゆしぃが「エモコもへそ出しになるんだろうか、自分が勝手にやっただけなのに……」と言ってたけど、ライブ後に発表された壁紙イラストだと、ベースに隠れてエモコのへそは見えてなかった

実際ライブ中もベース持ってるから、MCで言われるまでへそ出てるの気付かなかったけど、かなりがっつりお腹出してた

大阪公演と比べても、マイナーチェンジを色々してたらしい。

それから、スニーカーにお互いがイラストやコメント書いているという!



そして、3人が勝手に撮ってきたという映像コーナーw

実際、撮ってから承諾得たらしいw

「3Mラジオ」というラジオ風映像

そういえば、シナリオライターの田沢さんから送られていたフラスタは、4U&3M宛になっていたけど、こういうことかー、と。

(なお、キャストがまみ、まゆ、まりあなので3M)

終わった後、「原宿でただ3人でクレープ食べ歩くだけの30分くらいの長尺の映像も撮ったんだけど、ボツになった」とか言ってて、めっちゃ見たいw



6.Hello…my friend

7.セカイのヒミツ(カバー)

8.SAKURA(カバー)

?!?!

4Uが「セカイのヒミツ」? 「SAKURA」?

曲数増えたとはいえ10曲で、さすがにそれだけでは、ということで、ウメちゃんがナナスタに対してツンデレなMCを入れて、ナナスタカバー。

(大阪のセトリをちゃんとは見てなかったこともあって)まさかのサンボンリボン、まさかのWN4

4UがSAKURA歌ってるのマジ? マジ? って思いながら見てたし、終わった後でも「あれは本当にあった出来事なのか」っていう気分になってる。

ところで、カバー曲もそうだし、カバー曲以外もそうなんだけを、歌のパート割り、結構ヒナがいいところ歌ってたなーという印象がある。

4Uって、ウメ(まみみ)、エモコ(まゆしぃ)、ヒナ(まりあんぬ)がそれぞれ全然違う声質、歌い方をしつつ、なおかつ揃ったときのバランスがとれていて、どんな曲もすごくよい

 



9.ワタシ・愛・forU!!

10.Crazy Girl’s Beat

11.Lucky☆Lucky

12.プレゼント・フォー・ユー

あーはい、もう最高

だめ、記憶力と語彙力がもうないw

めちゃくちゃに楽しかった、という記憶しかない

ワタシ・愛・forU!!はクラップが難しいので、単に手を振り上げてた

そういえば、今回は光る棒一応持っていってたけど、一度も振らなかった。

CGBはメンバーがグラサンかけてた!



女性エリアがあったけど、声の圧が結構すごかった

りあんぬが近くにいったときとか

 

13.BAAB(カバー?)

14.You Can’t Win(カバー)

15.Crazy Girl’s Beat

15.Lucky☆Lucky



明らかに途中までしか書けてないんだけど、ちょっと力尽きたので、一度この状態であげる。





gamebiz.jp

 

ナナシス発のユニット・4U、1stライブ「The Pres“id”ent 4U」でカバー含む全16曲を熱唱!! | AKIBA'S GATE

EPISODE3.5「さよならシンデレラガール」

今週のEPISODE3.5は、シサラさん

ナナシスみあふれるエピだった。

 

シサラさんは、ナナスタのアイドルの中でもちょっと特殊な立ち位置で、ナナスタでアイドルを始める前から芸能活動(モデル)をしていた経験をもっていて、なおかつ、セブンスシスターズの後継者を選ぶシンデレラガール、という企画に選出されたという過去を持つ。

ナナシスには、セブンスシスターズの(元)ファンや、セブンスのメンバーの幼なじみなど、セブンスシスターズへの思い入れを持っているキャラクターが何人か登場するが、一方のシサラさんは、世間的には「セブンスシスターズの後継者」として扱われたという(しかし本人にはそれほどセブンスシスターズへの思い入れはないという)形で、セブンスと関わっているというちょっと特殊な立ち位置をしている。

今回は、そんな彼女の過去に関わるエピソード。

 

 

今回、このエピソードに登場するのは、シサラさん以外に、ハル、エイ、トモエ、マノン。

下の画像は、マノンいないけど。この4ショットよいな、と。

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このメンバーのチョイスも意味があって、ハルはシサラと同じく、ナナスタの前に一度芸能活動をしていたという過去を持っている。エイ、トモエ、マノンは、それぞれ、これまでのエピソードやカードイラストで、シサラさんと関わりがあった子たち。

エピソード3.5のよさって、ナナスタのアイドル同士の親密度が、より上がっているなあと感じさせるところにもあると思う。

ナナスタって約40人のアイドルが在籍していて、まあおよそ1クラスくらいなので、おそらく全員がお互いのことを知ってはいる感じ。一応、全員それぞれ仲良さそうという雰囲気はあるものの、とはいえ、この人数なので一堂に会するということはなくて、特に親しいメンバー同士というのもある感じがして、その感じがうっすら見えてくるのがよい。

その中で、このハル、エイ、トモエってなかなか絶妙な人選だなって感じがしたりしている。

エイちゃんとか、意外と色々なところに顔を出していて、ナナスタの人間関係でハブになっていそうな気がしたりしている。

 

 

 

 

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ハルにも逃げた過去があって、その点で、相似があり、だからこそ彼女はシサラのことを信じると答えられる。

一方、コニーは一体何を思っているのか。

コニーが過去に「逃げた」ことがあるのかどうかは分からないけれど、彼女もまた、どこかで過去と向き合い結着をつける必要があるはずであり、また、シサラの現在の状況の遠因ともなっているわけで、思うことは色々あるはずだが、この表情差分からはなかなかうかがい知ることはできない。

 

 

 

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昔、シサラさんが急に仕事を辞めてしまったことで、シサラさんに裏切られたと感じている、モデル時代の後輩マユカ

恨んでいたわけじゃない。憧れていたのだ、と。

憧れていた人が急にいなくなってしまって、憧れに対して悪意を向けるしかなくなってしまった人

我々ナナシス支配人にとっては覚えのありすぎる構図で、4Uの九条ウメの変奏になっているのは明らかだ。

セブンスシスターズに憧れ、そして裏切られたと感じる人がいたのと同様に、セブンスシスターズの後継に祭り上げられてしまったシサラにも、彼女に憧れ、裏切られたと感じていた人がいたという相似があった、と。

無論、セブンス-ウメの関係と、シサラ-マユカの関係は、似ているだけではなく、違いもある。

 

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シサラとマユカは、かつて先輩と後輩にあたる関係であり、同じ仕事をしていたわけで、つまり、マユカの側としては、憧れの先輩と仲間になれたかもしれないという可能性があった。

これ、ナナシスみがあるなあと思うのだけど、この2人はいい仲間になれた可能性もあるのだけど、色々とタイミングや環境の問題で、結局仲間になることができなかった。そして、2人の進む道は、今後も一緒になることはない。もはや、それぞれが自分の進む道を決めているから。

このエピソード、メインテーマとしては、ナナスタという仲間のために自らの過去と向き合うシサラ、なのだけど、一方で、仲間になれるかどうかは偶然に左右されるということも描いているところに、ナナシスみを感じさせる。

 

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そして、それに対して、自分は今も昔も特別じゃないのだと答えるシサラ

自分は誰かを助けられるような特別さを持ち合わせていない。

ここにはむしろ、誰も、誰かによって助けられるわけではなく、自分で勝手に助かるのだ、というナナシスがずっとそのコアに置いている思想が垣間見える。この思想は「笑顔の壁」あたりで特に描かれているところ。

マユカとウメの違いとして、ウメがどのようにして自分を建て直していったかというのは、まさにEPISODE.4Uで描かれていたけれど、マユカについてはそれは描かれていなくて、彼女はおそらく、既にどこかで自分のことを建て直したり、救ったりしていたのではないかな、と。

シサラはシサラで、ナナスタの中で活動していく中で自分を建て直していったように。

ただ、2人とも互いにもっていた最後のわだかまりがあって、それはここで解くことができたのだろう。

でも、既に2人ともそれぞれの道を歩んでいるので、わだかまりが解けたとしても、仲間になるということはないのだけれど。