『Wake Up, Best!MEMORIAL』において発表された、WUGの最後の新曲4曲について
4曲全てについて、只野菜摘が作詞をを担当
只野がこれを「モナカさん組曲」と呼んでいるように 、それぞれ、MONACAの高橋邦幸、広川恵一、田中秀和、神前暁が作編曲を担当している。
「Wake Up, Best!MEMORIAL」収録の4つの新曲。私的にはモナカさん組曲として曲順を決め、詞を書かせていただきました。配信でのかたもできたらよきタイミングでディスクのように「海そしてシャッター通り→言葉の結晶→土曜日のフライト→さようならのパレード」で聴いてみてくださると嬉しいです。 https://t.co/2LsbLwHXjt
— 只野菜摘 (@tadanonatsu) January 23, 2019
とにかくめちゃくちゃよい。
こんな曲を歌える声優ユニット、他にいないだろうと思うと、解散が非常に勿体ないわけだが、一方で、完膚なきまでに「終わり」を叩きつけてくる曲ともなっている。
広川作曲による「言葉の結晶」は、ポストロック系というか
三次アイドルのことはよく知らないけど、オサカナとかブクガとかを思わせるようなサウンドになっていると思う。
2分30秒くらいからの間奏がよくて、クラブの3時台くらいにこれでゆらゆらしていたい
正直、クラブの3時台に聞きたい曲歌える声優ユニットとか、まじで他にいないと思う。
続く「土曜日のフライト」は、ムードあるイントロから始まって、ニュー・ミュージック感ある曲になっていて、これもやはり深い時間帯にゆらゆらと聞いていたい曲になっているのだが、よっぴーが「忘れないで でも上手に忘れて」と歌い、すかさず「悔しい怖い泣きたいもうそのレベルじゃない」とみにゃみが続けてくる、とんでもない歌となっている。
そして「さようならのパレード」へとなだれこんでくるのだが、歌詞の中に「極上の笑顔」といったフレーズがまぜられ、最後には「タチアガレ!」の「wake up」でしめられる
「土曜日のフライト」と「さようならのパレード」を、ラストライブで聞かされたりしちゃうと、ほんとどうにかしてしまうんじゃないか、というレベル
やっぱり、よっぴーの声が好きだなあと思うんだけど、「言葉の結晶」では「輝きだけが言葉の絶唱」とか「さようならのパレード」でも「私の歌は垢ぬけなくて重たい」とかすごい歌詞歌ってたりする。