プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

The QUEEN of PURPLE 1st Live "I'M THE QUEEN, AND YOU?"

 QoPの初めての単独ライブ"I'M THE QUEEN, AND YOU?"、その2日目にして最終日豊洲PITでの公演に参加してきた

越前ムラサキを演じる野村麻衣子さんの圧倒的歌唱力を筆頭に、メンバー4人のパフォーマンスもさることながら、1stアルバムをひっさげたライブ本編とカバー曲で構成されたアンコールパートというセットリスト、そして、会場が一体となった感動的なシンガロングなどなど、あまりにも最高でエモーショナルなライブだった。

ナナシスのライブのたびに、最高最高と言っている気がするが、QoPというナナシスの中でも異色なロックバンドスタイルのユニットの単独ライブということで、これまでのナナシスライブともまた雰囲気の異なっているライブだったと思う。が、その中でも、ナナシスらしさがやはり感じられるライブでもあった。

 

ライブが始まる前

いつものように、時系列順で、思い出せる範囲で感想とか日記的なことを書いていく

今回は物販に並ぼうと思っていたので、午前中から会場へ

とはいえ、朝少し出遅れてしまったために、着いたのは物販開始時刻の11時をさらに2,30分すぎた頃

今回の目当ては、ショットグラスセット。EZ barのロゴ入りと聞いて「これは!」と思ったのである。

およそ2時間ほど並んだわけなのだが、しかし、レジまであと少しといったところで、無情にも「ショットグラス売り切れになります」というスタッフの声が響く。なお、ほぼ同時でバンダナも売り切れ。

11時についていたら買えたのでは感

あえなく、全然並ばなくてもいい時間に来ても買えるものを、一番長く並んで買うことになった人になってしまった

家出たときから、この時間はまずいのでは、と思ってはいたんだなー

物販終わった時は、わりとショックでかかったけど、まあしばらく経ったらそれほど気にならなくなった。何より一番楽しみなのは、ライブなのだし。

物販と言うと、いつもはほぼ何も考えずに、ペンライトは買っているのだが、今回はあえてのペンラ見送り。過去のものも持ってこなかったので、完全にペンラなしでライブ参加。まあ、4Uの時は一応持って行ったけど、結局ほとんど使わなかったし

あ、あと、レジこれでした

f:id:sakstyle:20190614132048j:plain

 

その後、連番者と合流しつつ、ららぽーとでダラダラ時間潰すなど

開場のあたりは特筆することもないか

連番者の1人が、到着が時間ギリギリというか開場時間過ぎてからだったので、それを待ってたくらい(平日開催だったこともあって)

フラスタはちらっと見たくらい。スマホをロッカーに一緒にしまっていたので、写真は撮ってない

豊洲は初めてだったんだけど、フロアは3段くらいにわかれてて、ちょうど2段目のエリアの前方くらいに位置をとれたので、わりと見やすかったかなあという感じ

 

開園前の注意事項(追記) 

すっかり書き忘れてたけど、4Uの3人が注意事項のアナウンスをしていた

漢字が読めないウメにツッコミを入れるエモコ

1.I'm queen, Bitch?

以下、セトリ順だけど、MCの位置とかは曖昧

アルバムのイントロとなるこの曲が、ライブでもやはりスタートを飾る

ステージ前方のお立ち台に、ムラサキ=野村さんが立ち、赤っぽい照明でそこだけ照らされた感じ、だったと思う

CDでは「and you? Bitch」だったと思うけど、ライブでは「and you?」だけだったと思う。

いやしかし、バキバキにかっこいい

4人ともアルバムジャケットイラストを再現した衣装

ライブのたびにどんどん衣装がよくなっていくー

そもそもアイドルものだし、二次元のキャラクターを再現しようとすると、どうしてもデコラティブな方向にいきがちだけど、そこを抑えてグッとシンプルにして、バンド感が出ている

(デコラティブ方向では、4thの衣装が最高だったと思うけど)

(シンプル系衣装だと、エビストが、2_wEi単独だったりエビスト4thのFuzzyだったりでかなり攻めているわけだが)

 

あ、あと、非常に個人的な話なんだけど

以前、QoPの二次創作小説を書いたとき、フリー素材の画像をいくつか表紙や紙面に使った。

会場でみんなが手を挙げてそれを照明が照らしている風景を見た時、その時に使った素材写真の一つを思い出していた。

今本当に、QoPのライブが実現してるんだっていう不思議な気持ちになった。

(なお、今見返してみたら、件の素材写真では、客がスマホをかざしている風景だったので、実際にはちょっと違ったw)

www.pixiv.net

 

2.Majesty

3.THUNDERBOLT

4.Fire and Rose

ライブってどうしても、前半の方の記憶が薄れがちになっちゃうのが本当に悔しい

あと、1曲目って、見てるこっちはライブのテンションにチューニングあわせてる最中だったりもして

この3曲文字通りノンストップで、曲間もドラムとかでそのままつなげていった感じ

「THUNDERBOLT」、冒頭「Tap on the top!! Top of the rock!!」のコールへの誘導があってからの始まりだったかと

そして、アルバムには入っていない「Fire and Rose」が入ってきて、めちゃくちゃに高まる

 

MC

ZeppではマツリさんがMCの回しをやったけど、豊洲はファーブがってことで、ファーブからの指名でそれぞれ自己紹介していく

ムラサキもちゃんとMCしていて、QoPメンバーの成長が感じられるところ

1日目のZepp公演が終わった後の感想ツイートで見ていたのだが、今回のライブ「支配人(さん)」、ムラサキであれば「おにーさん(おねーさん)」という、プレイヤーに対する呼称が一切使われなかった。「支配人のみんなー」ではなく「みんなー」「みなさん」という呼びかけ。これ、とてもよかったと思う

(支配人(あるいはアイマスのプロデューサーもそうなんだけど)ってライブで呼びかけられると、何で支配人が何千人もいるんだよってどうしても心のどこかで思ってしまう)

この手のMCだと、キャラクターとして話すのか声優本人として話すのか、みたいなところがちょっとポイントになったりするのだが、今回、このあたりがかなりシームレスになっていた。

もちろん、例えば野村さんだと、ムラサキとしての喋り方と野村さんとしての喋り方は全く違うので、今、どっちで喋ったのかというのはすぐ分かるし、それは他の3人についてもそうなんだけど

ただ、それがスイッチする瞬間が、あまり明確ではなかったと思う。大抵、台本でキャラセリフ喋ったあとに「はい、○○役の××です」みたいなのがあって、切り替わったなと分かるんだけど、今回のMC、キャラとして挨拶してるなーと思ったら、いつの間にか、中の人としてそのMCを続けてるなー、という感じだった

ここのMC、内容は残念ながらあまり覚えていないんだけど、衣装の話とかしてたのかな。このMC終わるころには、広瀬とあやのんが上着を脱いでいたはず。

 

5.KID BLUE~裸の王様~

少ししっとり目の曲です、という曲紹介とともに始まったこの曲

確かに、QoPの他の曲と比べるとおとなしめの曲かもしれないが、サビに向かってしっかりと盛り上がっていく曲でもある

ムラサキ=野村さんの情感をたっぷりこめた歌に聞きほれながら、身体を揺らす

 

6.Purple Raze

歌い終わったムラサキがステージから立ち去っていく

楽器隊3人それぞれのソロ曲、まずはファーブから

(KID BLUEからそのままつないでいったために、イントロのベースソロがカットされていたような気がする)

「YES!!」と「Raze!!」を叫ぶ会場の声の大きさが本当にすごい

 

MC

で、ここでムラサキなし、3人でのMCが挟まった気がする。

ただ、「Purple Raze」が終わったところで、何故かファーブ=広瀬も一度ステージから下がっていて、しばらくゆっこさんとあやのんが2人でMCをつないでいた

 

7.R.B.E.

8.Wake Up Heroine

ユメノ曲はひたすら楽しい

この曲に限った話じゃないけど、ユメノは女性専用エリア以外もちゃんとアピールしにきてくれましたw

時々、ファーブとユメノは上手下手を入れ替えるので

マツリ曲は結構難しそうな曲で、これドラム叩きながら歌うのか、ゆっこさん! と思ってたんだけど、ひとたび曲が始まれば、全然危なげなく歌っていて、かっこよかった「We no」の部分を一緒に歌ってほしい、というのを直前のMCで言ってて、これをあわせるのも結構楽しく

 

MC

このタイミングだったか、どのタイミングだったか忘れたけど、ゆっこさんもドラムの席からステージの前に出てきて、衣装の後ろ姿を見せてくれたり、お立ち台に立って喋ったりしていた

野望の話とかもしてたかな。2ndライブ?

ロックのポーズとかか。Zeppの時にお客さんから教えてもらった(?)らしい。

メロイック・サインってロック(全般)のポーズか? メタルでは? って聞きながら思っていたんだけど、帰ってきてからWikipedia見てみたら、今ではロック全般でも使われている旨書かれていた。変に疑ってすまんw

あと、たぶん、ここで野村さんも上着を脱いでいた。

9.Clash!

曲中でのメンバー紹介ってここだっけ?

ムラサキから、3人それぞれにキャッチコピーみたいなのつけて紹介してた

10.I AM

I AM!!

アルバムの中で一番好きな曲

もうこの曲ってだけで高まっていたんだけど、最後のサビのあたりで、ムラサキがドラムの前に立って、ファーブとユメノもその横に立っててところが、もうエモくてエモくて

11.DAYS

っていう、エモい気持ちからの、DAYSなんですけど、曲が始まる前に、ムラサキからのMCがあって、ユメノがバックでギターをじゃらーんと流しながら、一言一言ゆっくりと伝えてくる言葉

めちゃくちゃ要約してしまうと、一緒に歌ってほしいという内容のMCなんだけど、あなたがここにいるってことを聞かせてほしい、私たちはそれを受けとめるよ、みたいな内容でもあって、「2_wEiじゃん!!!!」ってなってました

同じ声優だからって安易に別作品とつなげるなよって話でもあるんだけど、しかし、何というか、野村麻衣子という一人の声優を介して、あまりにもQoPと2_wEiという2つのユニットの鏡映し感があるというか何というか

どっちのユニットも必ずしもシナリオ内でこういうセリフはなかったと思うんだけど、ライブでファンに向けた言葉として出てくるというのが

そして、それだけの力強さが、野村麻衣子という声優の中にはあるんだなーと

で、「I AM」と「DAYS」というのが、すごい自己肯定の歌で、今回のライブパンフを見たら、茂木監督コメントとして「ロックとは自由のことで、自由とは「俺がここにいる」ってことだ」(要約)というのが書いてあって、まさにそのテーマがまっすぐに歌われているのが「DAYS」だと思う

「おーおーおー」というシンガロング、自分はてっきり最後の方からみんなで歌うのかなーと思ったら、ど頭から会場全体が歌う歌う

会場が一体となって手を振り上げて歌う。これに対して、拳を突き上げてムラサキ=野村さんが歌う。

正直、こういう感じのライブ、たぶん初体験だったと思う

 

きゅいーんおぶぱーぷりゅ

ステージからキャストがおりたあと、巻き起こる「QoP」コールによるアンコール。

スクリーンに「きゅいーんおぶぱーぷりゅ」というタイトルが現れ、デフォルメキャラクターが映し出される

1stライブに参加した支配人は思わず「BBQだ」と思ったに違いない映像w

ライブ準備期間の記憶がごっそり抜けているファーブに対して、こんなに大変だったんだよという話をする他のメンバー

マツリとユメノは、それぞれ嘘と妄想を吹き込もうとする

Zepp終わった後、「ファーブとユメノの結婚式を見てきた」っていうツイートをいくつか見かけてたけど、これか~w

そして、本当の話もしなよとムラサキが言って語られるのは、I AM事件やPurple Raze事件

 

 なお、キャラクターたちは演者のことを「わたしたちの分身」と呼んでいた

 

EC1.ひまわりのストーリー

野村・広瀬の2人だけでステージへ、さらにスタッフが椅子を用意する。

2人だけになると、いつも先輩2人の話しているといって、巽・山本をほめまくる2人

椅子に座って、イヤモニをつけなおす広瀬を手伝うまいちゃ。でも、結局スタッフがきてまいちゃは手伝えずw

 

とかわちゃわちゃやっているの見つつ、一体何やるんだろうなーと思っていたら、まさかの「ひまわりのストーリー」!!!!

アコースティックバージョン!!!!

QoPの2人が、このタイミングで、Le☆S☆Caのこの歌をカバーしてくれる!

こんなバージョンを聞かせてくれる!!

野村・広瀬のデュエット、歌がうますぎる!!!!

この曲だけじゃないんだけど、この曲とか、あの二人のコーラスワークが本当によすぎる

 

MC

あやのんとゆっこさんもステージへと戻ってくる

広瀬とまいちゃは、二人で遊ぶとき、ナナシスカラオケしているという話を。QoPは歌わないらしいw むしろ、ムラサキやファーブが歌わなさそうな歌を歌っているとか。音源くれ!

広瀬がLe☆S☆Caが好きで~という話をしたら、まいちゃが「わかる」しか言わなくなって「私、いま「わかる」しか言ってない」「オタクか」みたいなMCの流れになったりw

 

4人1人ずつからの挨拶

まず、あやのん

最初にメンバー3人の方を向いて、お礼を言ってたのが印象的

ゆっこさん

ゆっこさんはパンフレットでも、ライブへの不安を語っていたけれど、ここで色々大変だったことを思わせることを言っていた。そして、それまで普通に話してはいたのだけど、最後の最後で、涙で言葉を詰まらせていた。

広瀬

メンバーが大好きで、お客さんが大好きでみたいな感じで、すごく何度も「大好き」というワードが繰り返されていたのが記憶に残っている。

まいちゃ

あれ、ここで何喋ってたのか思い出せなくなかった……

 

EC2.WORLD'S END

この曲でもかなりフロアから声あがっててちょっとだけ驚いた

 

EC3.CHECK’ MATE

めちゃくちゃめちゃくちゃよかった

本家越えた、まである

ライブハウスの爆音みたいな音響でサウンドが鳴っているのがまずめちゃくちゃよくて、そして、野村・広瀬の声質、歌い方が、めちゃくちゃあっている

ぶっちゃけ、Ni+CORAのかっこいい路線って、アイドルがあえてかっこいい曲やってる感はあったりするけど、QoPやると、ガチでかっこよくなるので

チェックメイト」でバーンやるのかっこよすぎだろー

 

EC4.PUNCH’D RANKER

やったー!バンチドー!

4thの時、自分、記憶飛んでしまったので、今回やってもらえて「やったー!」感も一入w

sakstyle.hatenablog.com

 

EC5.TRIGGER

そして、最後はTRIGGERでしめ

これはもう、勝手知ったるって感じで

アンコールは、逆にここまでのセトリが「この曲?!」「この曲!!」みたいなのの連続でテンション振り切っていたので、TRIGGERは逆に「安定の」「安心の」みたいな面持ちになってしまったがw

でも、そういう曲で終われるのよいですよね

どの曲だったか忘れてしまったけど、ムラサキとユメノが背中合わせで歌ったり、ムラサキとファーブが見つめ合いながら歌ったりとかエモかったっすねー

 

 

最後は、4人で手をつなぎ、マイクなしで「ありがとうございます」と言ってお辞儀していたのだが、その際、ナナシスライブ終演時のいつもの音楽がかかっていた

ライブ終わった瞬間は、やっぱこの曲に限るw

 

 

 

 

 

 

 Zepp公演

 初日のZeppはチケット取れずだった

公式ライブレポは以下

このレポだと、アンコールのセトリが非公開となっているが、(ひまわりのストーリーではなく)空色スキップをやっていたらしい

nizista.com