プリズムの煌めきの向こう側へ

二次元アイドル・アニメ・声優あたりの話題中心で、主に備忘用のメモ

双葉と富士川行ってきた

5か所のサービスエリアを拠点にした5つのチームがラジオ番組を行う「ガールズラジオデイズ」

そのオタクたちの間では、高速道路のサービスエリアが「聖地」となっており、既に1stシーズンの頃から、現地へと足を運ぶ者が多く現れ、聖地巡礼ならぬ「質感旅行」という謎ワードまでが作られた。

2ndシーズンからは、各サービスエリアでのカードの配布、そしてその配布数によって各チームにポイントが入るというシステムが導入され、ますます、サービスエリアへと訪れるオタクの数は増え、今では、毎日のように誰かがサービスエリアの写真をタイムラインに投稿するにまで至った。

(今年の夏コミ3日目は御在所で行われているのでは、という噂が飛び交うほど)

 

2019年の夏はNEXCO中日本のサービスエリアが熱い!

ということで、ようやく自分も重い腰をあげて、ガルラジの舞台となるSAへと行ってきました。

といっても、別のオタクに誘われて、車に乗せてもらっただけで、「重い腰をあげて」も何もないのだが……

 

そうそう、車と高速道路使うという正規ルートで行ってます

 

双葉SA

 

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思ってたよりも大きいSAで、着いて早々、顔はめパネルとか見つけて嬉しくなってしまったw

さらに、屋台もたくさん並んでおり、肉やらかき氷やらアイスやらのほか、さすが山梨で、果物の露天売りもずらりとあった

 

 

着いて早々、早速肉を買う。

お好みで、タレやらなんやらつけれるようになっているのだけど、地元の辛味噌をチョイス。美味い。

 インフォメーションのところに、アクリルスタンドが置いてある。

これも、思ってたよりでかかった。そして可愛い。

で、下りSAはカードが品切れ。しかし、インフォメーションにいたお姉さんが、上りにあるか即座に確認してくれた。上りにはまだ残っている、ということで、そちらへ移動。

 

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この角度の写真、twitterで何度見たことかw

下りのSAの裏側から出ると、上りのSAへ歩いていけるようになっている。

また、双葉SAは、高速道路を使わずに一般道路からも来ることができるようになっている(EXPASA富士川も同様だし、行ってないけど他のSAもそうなっていたりするらしい)

普通の路線バスのバス停らしきものもあり、玉笹三姉妹はこれでSAまで来ているのだろうかなーと思ったりした。

彩美はあのバス停から走ってスタジオに駆け込んできたのか?

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上り側は、下り側よりも小さめ。屋台の数も少なかった。

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上りSAのレストランにはロボットがいた

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ゆるキャンのスタンプラリーもやっているらしい。

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双葉下りSAには展望台がある

双葉SA自体が少し高台になっているところにあって、市街地(甲府市? 甲斐市?)が見下ろせる。また、見るとわかるが、SAのすぐそばまで住宅地

そして、もちろん富士山を含む周辺の山々も。

よく晴れて気持ちのよい青空だったのだが、残念ながら富士山は雲がかかって見えなかった。上の写真の赤丸のところに富士山がある。

 

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同行者が、富士山カレーを食べた。

自分は、カレー気分ではなかったので、富士山雲海ラーメンを頼もうとしたのだが、雲海ラーメンはレストランではなくフードコートの方だと言われたので、そちらは諦めて、山梨名物ということでほうとうを食べることにした。

夏に食うもんじゃないけど、美味かった

 

その後、信玄餅ソフトサンデーを食べようと思っていたのだが、ほうとうが結構多くて、いやちょっとここに信玄餅は無理かな、と日和ってしまい、結局、白桃ソフトを食べた。

白桃ソフトめちゃ美味い

さすがフルーツ王国山梨!

 

双葉はSA自体結構楽しんだのだが、いわゆる「質感」を感じたのは、山梨県内というか甲府盆地を車で走っている時だった。

周囲を山で囲まれており、「これが盆地か」というのが一目瞭然

今自分が住んでいるところは関東平野なので、生活していて山が見えることはない。もっとも生まれ育った札幌は、藻岩や手稲をはじめとして山が見える環境ではあったが、札幌の場合、山があるのは南と西の方で、北と東は石狩平野が広がっている。だから、山に囲まれているという感覚は全然ない。

正直、山梨県民というか甲府盆地に暮らす人々が、ここで生活することでどういう感覚を持つようになるのかは、直接知り合いがいないので全く分からないが、視覚的には、山に取り囲まれていることで、ここで世界がいったん閉じて完結しているような感じを持つ。

ガルラジの拠点である、岡崎、富士川、双葉、徳光、御在所の中では、距離的な意味ではもっとも東京に近い双葉ではあるのだが、心理的距離感みたいなものは、自分が想像するよりも大きいのかもしれない、と思った。

玉笹姉妹が持っている地元愛、山梨への愛着みたいなものって、こういうところから生まれているのかなーと想像したりしたし、

仮に彩美が上京することになったとしても、一方で、花菜はなんだかんだいって県内の大学に進学して、県内で生きていきそうだなあみたいな勝手な妄想が、より強まっていくのを感じた

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お土産

SAで食べなかったので富士山カレーと、プレみやのわらび餅

 

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山梨側から見えた富士山

 

EXPASA富士川

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富士川の観覧車と富士山

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 EXPASA富士川は2階建てなのだが、2階部分にカフェがある。

もしラジオの公録ブースを作るとしたら、ここなのでは、と言われている場所らしい。

このカフェの隣から、観覧車に乗ることができる

3枚目は、観覧車から見下ろした件のカフェ

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「花菜です。今日はEXPASA富士川に偵察しにやってきました。向こうにうっさらと見えるのは、富士山」

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「あっちに見えるのは富士川です」

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「今ちょうど、観覧車が頂上まできたところです」

 

というわけで(?)アクキー観覧車内写真撮影の実績解除

なんで花菜かというと、双葉・富士川でアクキー持っているのが花菜しかないからだ。

ガラガラに空いてたんですけど、もし隣のゴンドラに人が乗っていたら、窓にアクキー並べているところが丸見えです

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富士山と富士川と年魚市



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下に見えるのは、EXPASA富士川の屋根。奥の方の屋根に「富士川SA」って書いてあったりする。


アクキーがないから缶バッジで撮影

むしろ、あのアクスタが欲しい!

 

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オタクの犯行現場です

オタクは、「二兎が富士川に遊びに来たら、観覧車で二兎と年魚市が隣に座って、白糸が向かいに座るじゃないですか」と意味不明な供述をしており……。

 

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は~富士川! 顔がいい!

アクスタ見た時もパネル見た時も、ひたすら「顔がいい!」しか言ってなかった

いや~、マジでちょっと、年魚市かわいすぎません?

 

 とかなんとかやってたら日が暮れた

観覧車が光る! 次々色が変わる! 

上の黄色くなっているのと、下の青くなっているのとか写真が撮れてないが、他にもいろいろなバリエーションがあった

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あと、富士川はこんな感じで、子どもの遊べるような広場があって、富士山型にちょっと盛り上がっているところがある。

で、上に引用したツイートに、夜の観覧車の写真があるが、そこで、ちょうど子どもがその富士山型の小山にのっている

いやー、これ絶対白糸ものぼってるでしょ

で、年魚市に「結さん何やってるんですか」とか言われる奴でしょ、とか

収録時間より少し早く来た年魚市は、このオープンカフェスペースに座って本でも読んでいるんだろうな、とか

収録が終わったあとの3人は、このフードコートあたりで飯でも食ってから帰るんだろうか、とか

富士川は、正直、番組からはこのSA付近だったりローカルなところで3人がどんなことしているのかはあまり伝わってこない、というか、イメージが膨らまなかったところだったんだけど、現地行って、一気に妄想がはかどった

全てが全く根拠レスなんだが

 

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富士市の吉原商店街はトラトリアというお店にて、つけナポリタンを食べてきました。

ナポリタンなスープパスタ、みたいな感じです

つけスープの中に、ナポリタンの具が入っている。美味しかった。

お店も、商店街の洋食屋さんって感じで、隣で家族がピザ食べてたりしていた。

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ちなみに、つけナポリタンの元祖とされるのは、こちらのアドニスというお店らしいのだが、閉店時間までに間に合わなかった。

この商店街には、他にもいくつか、つけナポリタンを出しているお店があるみたい。

商店街マップというのがあって見ていたんだけど、かなり大きめの商店街です。

夜だったので、閉まっているお店の方が多く、人通りも多くはなかったけれど、飲食系はボチボチやっていたし、結構新しめのお店も入っていたりした。

抽選会とかやってたりするらしいんだけど、金明、そこの係のお姉さんとかやってたりしないかーとか

っていうか、駐車場でビアガーデンやることがあるらしいんだが、金明が出没するのでは、とか

とまあここでも色々

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お土産はしらす

 

 帰りに寄ったEXPASA海老名

SAなのに、成城石井とスタバとGODIVA入ってるんすよ

デパ地下感がすごい

ガルラジ チーム対抗リツイート合戦

ガルラジは、もともと5つのチームがラジオで順位を競うという企画なのだが、1stシーズンでは最終的に順位をつけずに終わらせていた。

が、2ndシーズンでは、ポイント制を導入し、改めてチームで順位を競い合うという点を明確に打ち出してきた。

ポイントは、ニコ生での視聴者数やアンケート結果、番組内で行われる無茶ぶりコーナーの出来やクイズコーナーでの正解などに応じて加算される方式だが、それ以外にも、ポイントが付与される企画が行われる。

というわけで今回、twitter企画として「チーム対抗リツイート合戦」が行われることになったのである。

期間は、8月16日~18日の3日間

RT数の多かった上位3チームに、それぞれ5pt、4pt、3ptが付与されるというルールだ。

 

RT対象ツイート

5チームそれぞれのRT対象ツイートは以下の通り

 

 

 

 

 

 



経過

各時点でのRT数について、記録とっておけばよかったなーと思うんだけど、とっていなかったので仕方がない。

とりあえず、経過の分かりそうなツイートをはって記録としておきたい。

(いくつか人様のツイートをお借りしました。何か問題あれば外すので言ってください)

8月16日

 

開始直後のツイート

徳光がスタートダッシュを決めて首位に。

おそらく、当初多くの人が予想していた通りの順位でのスタートだったと思うが、はっきりと数字が出たことによって(まあニコ生アンケとか既に見える数字はあったけど)、ガのオタクたちがtwitterでおのおの動きだす。

フォロワーにRTをお願いし始めるオタク、RT数を見てあえて戦略的投票行動をし始めるオタクうなど、選挙戦の様相を呈しはじめたのだ。

正直、オタクがRTを頼んだところで、RTしてくれた人がいたのかどうかは不明なのだが、今までtwitterにいるガのオタクたちは、推しチームはありつつも、どちらかといえば箱推し的な言動をすることが多かったところ、ここにきてどのチームを推すかをはっきりし示す行動をとりはじめたのが、とても楽しかった。

この企画をこのタイミングで放り込んできた運営、マジ天才だと思う。

(1stシーズンでやっても、こういう盛り上がりできたかどうか分からんし、逆に終盤戦にやると結果に直結しすぎてキツかったと思う)

 ちなみに自分は、この時点では、富士川へのRTを頼んでいた。

 

 

 篠原さん、赤尾さんが連続して引用RTしたことで、双葉のRT数が伸び始めた

 

 

 

 

 

オタクがRT頼んでもRTは伸びないけど、声優が頼むと伸びる!

 

 

 

20時半頃に、山北さんが引用RTし、そのあたりでついに富士川が徳光を逆転

このタイミングでの声優ブーストが効いて、富士川は以後トップを独走

富士川が徳光に勝つ、というのはガのオタクたちにとってもわりと意外な展開だったようです

 

 

 

 

金曜日の情報局が終わったあたりの情勢

 

8月17日 

 

リツイート合戦が始まって、ちょうど1日たったところでのRT数と順位

 

 

16日はずっと富士川応援態勢をとっていた僕ですが、翌日からは完全に双葉支援に切り替えました。

個人的には、視聴者数・アンケ数で優位の徳光のポイントを、ここでどうにかして削っておきたいという思惑がありましたが、徳光との差は結構開いていて、岡崎からの追撃を警戒する必要がありました。

ただ、この時点で双葉は声優ブーストをほぼ使い切った状態でしたが、岡崎も最大火力を有するだろうえーでちゃんはそもそもtwitterをやっておらず、声優ブーストはそんな入らないだろうと思っていました、この時点では。

 

nun-tya-ku.hatenablog.com

それはそれとして、こういうSSが即日でさっと出てくる、ガのオタクの文章力の高さ

 

8月18日

 

結果

 

 

 

で、これが最終結

最終日はあまりtwitter見ていなかったので途中経過は把握していないのだけれど、岡崎がラストスパートを仕掛けて双葉を抜き返した結果に。

23時25分というまさかのタイミングで野村さんが引用RTしてきたんですよね

既に22時くらいには、岡崎が抜き返していたんですけど、野村さんのRTが決定打になった感じがします。

 

後半の各チームの伸び

さて、17日12時と最終結果での増分を比較してみました。

富士川+31

徳光+66

岡崎+83

双葉+44

御在所+26

 

岡崎圧倒的なんですよね

さすがガルラジのセンターを張るチーム、底力を見せつけられた感じ。

双葉は、最後の1時間に全然RT増えなかったなーという印象があります。

あと、やはり徳光は強い。首位逆転を最後まで諦めていなかった感じが現れてます

逆に、富士川はもう首位は堅いと思われたためか、後半戦は明らかに伸びてない

選挙戦前半で有利だと分かると、後半戦逆に苦労するパターンがありありと。期間がもう少し長かったら危なかった……。

御在所は最初から最後までマイペースで、御在所らしいといえば御在所らしい感じではあるけれど、アンケも厳しいし、クイズポイントをどれだけ落とさず拾えるかにかかってそう……。

(あと、御在所は、松田姉妹が2人ともRTしていたとはいえ、顕著な声優ブーストがかからなかった)

テトラルキアー

『Re:ステージ』、タイトルは知っているけれど、今まで全然手を出していなかったんですが、アニメを見てしまったので、曲も聞き始めました。

まず、Apple Music の「はじめての『Re:ステージ!』」 を聞いてたんですが、今は、見事テトラルキアにはまっていて、テトラルキアばっかり聞いてる

 

本当は、テトラルキアだけでなくオルタンシアもプレイリストに突っ込んでグルグル回してるんですが、ハマり具合ではテトラルキアが圧倒的に上

オルタンシアについては「FlowerS」「アイノウ・アイノウ」(陽花ソロ曲)「Purple Rays」あたりが印象に残っている。「アイノウ・アイノウ」はちょっとズルい

 

閑話休題

テトラルキアは、このアルバムとシングルをぐるぐる聞いている

まだ、アニメには出てきていないので、この4人が一体どういうキャラクターなのかはまだ全く知らない

 

 

 

Heroic Spark - EP

Heroic Spark - EP

  • Tetrarkhia
  • アニメ
  • ¥900

 

とにかくメロコアなんですよ

いや、自分は別にメロコアにはまっていた時期はないんだけど、しかし、世代的にはメロコア・青春パンクブームの時期にバンドやってましたからね

 

アルバムに収録されている5曲と、Heroic Sparkのカップリング曲の、テトラルキア7曲中6曲を、石川慧さんという人が作詞作曲編曲している。

 

カナリア

めちゃくちゃ強い

メロコアからはやや離れる感じだけど、こんくらいのディストーション入ったギター大好きなので

 この世界中で 一人ぼっちの様な気がしたとしても

歌い続けるよ わたしたがわたしでいられるように

心の声で叫べ カナリア

 このサビっすよ。かっこいい。「カナリア! ハイ!」っていって畳みかけるようにギター

 

Fearless Girl

いやまだ4人のこと全然知らないし、やってる声優さんも知らない人ばかりなので、聞き分けとかできていないんだけど、歌い分けがよい

1人、らなちゃっぽい声の人いない?

 

Stay Together

めっちゃメロコアって感じしません、この曲?

サビの英語とか、この跳ねたリズムのギターとかかな、クリーンギターだし

 

境界線

エモい

 

Shine on Me!!

かっこいいー

んー語彙がない、これもわりと好きなんだけど

 

Heroic Spark

これも好きだけど、わりと普通

 

Seventeen Feels

この曲が最強なんですよ! って言いたいがためにこの記事書き始めたとこある

テトラルキア聞き始めたときに、一番最初にぶっ刺さった曲です

このアコギのイントロがまず好き! これで一発で好きになった。イントロで好きになる曲は大体名曲

で、メロ部分はこの静かな雰囲気でいくんだけど、1サビに入った瞬間、(多分)エレキギターに切り替わって一気にテンションあがって、歌詞を畳み込む感じになるの、めちゃ盛り上がって好き

So, Everything must go away 繰り返しては彷徨って

大切な物から順番に 失くしてしまうの

見透かしたようで不安定で ”こんなんじゃない”って強がって

追いかけた未来の残像は Just like seventeen feels

はあ?!

このサビの歌詞の溢れる青春感がまぶしすぎる

感想がめちゃくちゃオジサンなの辛いけどw 

 残像! 17歳!

エビスト12章&2_wEi第3章

8beat Story♪ 怒涛のシナリオ公開が続いており、7月下旬に公開された第11章の続きにあたる第12章が8月7日に公開された(なお、8月8日はエビストの日)

メインシナリオとしては、第11章と第12章がセットで一つの物語となっている。

さらに、8月10日には、2_wEiシナリオの第3章が公開された。

どっちの話も、面白い!

エビスト天才!

 

sakstyle.hatenablog.com

 

 

こんな人に読んでもらいたいエイトビートストーリー(08.16追記)

 

 

 追記ここまで

 

12章はSF

 

このツイートは、夏コミで買ったエビスト同人誌に対する感想なんですが、エビストってSFなんですよ

まあ、もともとアンドロイドとかが出てきているのでSFなんですけど

主人公グループであるハニプラの中には、未来からやってきたアンドロイドであるメイちゃんというメンバーがいて、彼女の目的は、人間の音楽が失われてしまった歴史を改変するためにやってきているわけです。

で!

実際に、歴史は変わりつつある。

エビストの頭おかしいところは、この、一番最初に歴史が変わった分岐点であるエピソードを、何故かゲーム内のシナリオとしては実装しておらず、リーディングイベントという朗読イベントで披露しているところ

このイベント、映像化とかもされていないはずなので、参加者しか知らない

nozzey19.hatenablog.com

 

このブログ記事を書いている能登川さんが、台本の写経を最近してくれたおかげで*1内容を知ることができたのですが、メイがきた元々の歴史では「ヒューマンサイドの大敗北」とされていた出来事が、回避されたという話です

で、12章で改めてはっきりするのは、メイがきた元々の歴史では、「ハニプラ」は8人ではなかった。メイはもちろんおらず、また、ひなたと鈴音が参加していなくて、5人のユニットだった。そして彼女らは2_wEiに敗れた、と。

ひなたが参加することが、ヒューマンサイドを勝利へと導くカギだとメイは考えている。

けれど、第11章では、ひなたが「音楽で戦う」ということに疑問を感じて、ついには声が出なくなってしまったわけです。

で、このひなたが再びハニプラに戻ることになるきっかけが、メイが持ってきた音源

これ、ひなたのソロ曲なんですが、この音源がどういう経緯か50年後のメイの手に入っていて、メイはこの歌を聴いて感銘を受けている(おそらく、彼女が人類の勝利にひなたが必要だと考えている理由は、この音源)

そして、このノイズまみれになってしまった音源で自分の歌を聴いて、ひなたは自分の「音楽が好き」という気持ちを思い出す、と。

1つの音源が、メイのタイムトラベルを通じて、過去と現在と未来をつなぎ、それぞれ「音楽が好き」という思いを想起させるアイテムとなっている、というのがなかなかにSFな仕掛けになっていて、よくないですか?!?!

 

12章のトランスメディアっぷり

ohmameazuki.hatenadiary.com

 

とりま、この記事を読んでいただくと、単にシナリオを公開している、というだけでなく、そのシナリオが他のゲームイベントなどと連動している、と言うことが分かるかと思います。

ここでは、一つだけ

二次元アイドルものでは、実際にキャストである声優側に起きた出来事などをフィクションの中に組み込む、という仕掛けをすることが時々あるわけですが、エビスト12章における仕掛けは、あまりにも天才的

彼女たちのユニット名「8/pLanet!!(ハニープラネット)」は、鈴音役の吉井彩実さんが命名したんですが、作中では、この名称については出てきていませんでした。

12章において、ついに、ユニット名が決まるシーンが出てくるのですが、命名したのはやはり鈴音

当たり前ですけど、しかし、CVは天野さんなわけですけど、このタイミングでハニプラ命名のエピソードをもってくるの天才的だと思います

 

12章ツイのログ

 

 声を失ったひなたの、声にならない声が最初に「聞こえる」のが、他ならぬ鈴音だというの、ベタなんだけど、だからこそいい

第12章は、ひなたが思い悩んで成長する話だけれど、一方で、鈴音もまた成長する話でもあって、それがずっと一緒だった2人が離れたときに起きる、というストーリーになっているもので、「ひな鈴」なんですよ

……離れている時に成長する、ガネパでは?

 

自分がほたる好きだからというのもあると思うけどひなたが自分の歌聞いて最初の気持ちをもい出すのと、ほたるがかなでを通して最初の気持ちを思い出すの似てるなと思った。過去の自分の音楽が今の自分の背中を押す

 

 

 2_wEi第3章

ハニプラのメイちゃんの物語が、失われた未来を奪い返すために過去へやってきた物語だとすると、

2_wEiの2人の物語は、失われたものをどのように受け止めて未来へ進んでいくかという物語

本当に、2_wEiの物語で扱っているテーマは重たくて、いや、こういう話好きな人はほんと早く読んで

 

2_wEiは、生みの親である天才プログラマー虎牙優衣を既に亡くしている

このことが彼女らのいう「絶望」の根源なんだけれども

改めて失ったことによるショックの受けたかが、アルミとミントでは少し異なっている。

2_wEiは、アルミが姉でミントが妹なのだが、完成したのはミントの方が先で、そのため、ミントは生前の優衣のことを直接知っている。

アルミは、優衣のことを直接知らないがゆえに、彼女への執着も強かったのだけれど、彼女の人格データが残されていたPCを(人格データが残されていたとは知らずに)破壊したことによって、ある意味で、喪失への決着をつけることができた

一方、ミントは、自分だけが優衣との幸福な記憶を持っている、ということに負い目を持つようになる。姉のアルミも本当なら優衣との思い出が欲しかったはずなのに、自分だけがその思い出を持っている、と。

第3章は、優衣の喪失に踏ん切りをつけて未来や外部へと目を向け始めたアルミと、そんなアルミに対して負う必要のない負い目を抱え込み思い詰めるミントという対比によって始まる。

「親」の死をどのように受け入れていくか、ということ自体も重いテーマだと思うのだけど、ミンちゃんの抱える負い目というのがまた重い

彼女は、研究員がいう優衣を復活させる可能性に賭けて、自分の中にある優衣の記憶のサルベージ作業を始めるのだが、その際に、ありえたかもしれない幸福な未来という悪夢を見る、というのが、本当にすごいシナリオだと思う

夢の内容が幸福であればあるほど、見る者にとって悪夢になってしまう、という逆説的な構造を思いついた奴、悪魔かよ、と思う

そして、12章のことを考えると、ありえたかもしれない未来をつかみ取るためにタイムトラベルしてきたメイと、ありえたかもしれない未来を喪失したことを抱えて生きることを決意した2_wEiという、すごい対比にもなっているんだなー、と。

 

3章ツイのログ

 

今度8月15日にnano と2_wEiの対バンイベントがあって、2_wEiの新曲である「Heart 2 Heart」の作詞がnanoだから組まれたものだと思われるんだけど、これ当初は、リリイベとかそういう、プロモーション兼ねたサービスイベントかなと思っていた。

もちろんそういう側面も大きいとは思うんだけど、第3章の最後で、2_wEiの2人は、自分たちは人間のことをまだ全然知らない、自分たちの狭い世界でしか生きていなかった、もっと大きな世界へと出て行って、2_wEiが歌う意味を探していこう、と話し合って終わるんですが

nanoとの対バンってつまりそういう?! となる

 

 

 

「Heart 2 Heart 」は歌詞の中で、狭い世界だの広い世界だの歌っていて、第3章のラストそのまま

 

3章で優衣と2_wEiのスリーショット見て、nanoさんと2_wEiのスリーショット写真を想起していた。いや、ポーズとかは違うけど 

 

 ミンちゃんの違和感に気付き、ミンちゃんが目覚めるまで必死で声をかけつづけたアルミさん。マジお姉ちゃん。

声を届ける、ということに意識が向いたアルミさん、ひなたの想いをどのように受け取っていたのだろう。そして、ミンちゃんに声を届けたからこそ、あの時、ひなたの声を聞くことができたのかもな 

第3章で、2_wEiは、ファンレターを受け取ったり、道端でファンに声をかけられたりする。当初、ファンのそういった声に全く興味を示さない2人なのだけど、それでも、人間というのはどうも声を届けたがる生き物のようだ、ということが分かり始める。

そして、「音楽を使って声を感情を届けたい」というのが、ひなたとハニプラのモチベーションで、第12章はこのモチベーションを再び意識することで、ひなたが声を取り戻すという話だった。

 

追記(20190816)

エビスト12章改めて思い返してみて、気付いたら2_wEiが立ち去っていた、というラスト、とても見事なんだよな。

2_wEiとハニプラはもはや激突してどっちかが負けるまで戦うしかないのではないか、と思っていたところあるから、それを回避したという点でまずよいんだけど、それが、勝負が引き分けになるとか、負けるんだけど何かの形でバンを免れるとか、そういうんじゃなくて、知らぬ間に2_wEiが立ち去っていた、というのが上手い。 
12章では、何故2_wEiがあのタイミングで立ち去ったのかはよく分からないし、ハニプラ側に至っては本当に分からないと思うんだけど、2_wEi第3章を読むことによって、読者側は少し推測できるようになる、というナラティブも上手い 
(公開順と作中の時系列を入れ替えるて実はこういうことだったと分からせるの、いわば解決篇であって、物語のテクニックとしては基本的な奴ではあると思うが、それをわかりやすく出せたのは、本編と2_wEi編の2つに分かれていたからだと思う) 

いやそれで、自分はnanoさんと2_wEiの対バンライブ見に行ってないのでアレなんですけど、ハニプラとのライブバトルから立ち去ったあとの2_wEiが向かった先が、nanoさんとの対バンだったとすると、エモいな、と 
(もちろん、12章とnanoさんとの対バンライブとの間には、フィクションと現実、2031年と2019年という大きな隔たりがあるわけですが、とはいえ、対バンライブに出てたのは、アルミとミントなわけだし、そもそもそういうつながりを錯覚させるあたりに、エビストの、ひいてはこのジャンルの面白さがある。ナナシスは、ライブ開始時に2034年へのカウントアップを行うことで、この隔たりをつなげてしまうけれど、エビストというか2_wEiは、キャストとしてのMCを行わないということで、同じことをやっている。ある意味では12章からこの対バンライブ、物語の上でも繋がっていると言ってもいいはず) 
12章のラストで2_wEiは、ひなたの声が届き、音楽で戦うことではなく、音楽で届けることをやった方がいいのではないか、ということにおそらく気付いて、立ち去ったのでしょう。でも、まだ彼女たちは何を届ければいいのかはちゃんとは分かっていない(ひとつには「絶望」なんでしょうけど) 
で、ヒューマンとのライブバトルなのではなく、ヒューマンとの共演によって、自分たちに届いた声、自分たちが届ける声が何かを探ろうとしてるのではないか。だから、バトルの場であるハニプラとのライブからは立ち去った。でも一方で、それを探るためにnanoさんとの対バンライブを選んだ。 
Frontal Crashというタイトルすげーなと思うの、このタイトルから事前には、バトルじゃんって印象を受けるんだけど、でも、事後的には、「正面からぶつかり合う」という意味ではあるけど、決してバトルではないんだろうなーという風に理解が進むのすごい 
まあ、ライブ参加していない人間の想像なので、実際にライブ行った人で「あれはバトルだったよ」というのがあれば取り下げますが、実際に行った人たちの感想を見るに、多分あってるはず

ということを書いたら、実際にライブに行っていたモッタキさんの下記のツイートが目に入った。

「AGAINSTではなくUNITED」なるほど

 

*1:近いうちに消すと言っていたのでリンクははりません

C96

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019春アニメ

キンプリ

過去作、特にレインボーライブへのオマージュがあちこちに仕掛けられていて、ユウのプリズムジャンプに至ってはちょっと泣いてしまった。

アレクの元にペアともの卵がいったのは一体……

ルヰくん、かなりジュネ様

りんねちゃん推し勢としては、なんというか、かなりシャイン地雷なんですが

「プリズムショーは心のきらめき、プリズムジャンプは心の飛躍」がシャインの言葉なの、純さんもプリズムの使者だった?! M型はシャインが初って言ってたから、むしろ、純さんの言語センスが組み込まれた?!

っていうか、プリズムの使者があんなデジタルな存在だったということに驚きw

そして、プリズム世界のゼーレ、世界にきらめきを広める仕事してるわりに、全然きらめきがないよw

最終回、終わったと思ったところからの、怒涛の情報量がやばいw

 

進撃の巨人

いよいよ色々なことが明らかになった

壁ってユダヤ人ゲットーのことだったのかー


ジョジョ

いやあ、面白かったなあ

あえてここで何か書くようなことがないくらい

有名なセリフの元ネタが、やはり5部でも色々出てきた

ぼんちゃんよかったね。特に、トリッシュとミスタが入れ替わってからの声

 

ブギーポップ

10代の頃に読んでいて好きだった作品だが、内容はわりと忘れていて、懐かしくも新鮮な気持ちで見ていた

わりと90年代後半の雰囲気の強い作品だと思うのだけど、わりと今っぽい装いになっていたと思う。思うけど、やはり90年代っぽさがある。心理主義的というか。

でもそれが、うまくガジェットや物語に落とし込まれていて、今見ても全然面白いものになっていて、やはりすごいなと思う。

牛尾音楽がよい。

最後、新刻敬がすごくかっこよくなってて、下地さん似合うなあ、と。

悠木碧ブギーポップもむろんよかった。


フェアリーゴーン

この記事がこんなに遅くなったのは、フェアリーゴーン見終わるのが遅かったからだけど(あと、ジョジョもか)

PAの作品だから見ていたところがある。

あと、こういうスチパンというか19世紀欧州風ファンタジー世界観好きなので、あるととりあえず見ちゃう

しかしこの作品は、最初の頃から「何を見どころにしたいのかがよく分からん」って感じで、ずっと感想が無で、実はそれは最後まで続いたのだけど、ただ最後の方はわりと面白かったので、だからこそなんかもったいないという感じの作品になった

まあ、分割2クールで、あと1クールあるので、そっちでどうなるのか、だけど

でもやはり、この1クール目の最終回見る限り、もっとうまい見せ方があったのでは、と思う。

うーん、何というか、この作品は小説で読むともっと面白いのではないかなーと思う。

というのは、かなり登場人物が多く、世界情勢や組織の関係も複雑で、その割に、そのあたりのことについての説明が決して多いとはいえない

小説は、そのあたり文章読みながら理解していけばいいけど、アニメは流れていってしまうものだし

 

【夏コミ宣伝】C96・3日目『イベンターイズム』にライブレポを寄稿しました

 

梅谷さん主催のサークル「東京電偶劇場」が発行する『イベンターイズム』に、ライブレポ記事を書かせていただきました!

2019年8月11日(日)(夏コミ3日目)

西ホールく-31b

 

 

blog.livedoor.jp

 

 3人の筆者による、二次元アイドル、声優、三次元アイドルのライブ・舞台のレポート本となっております。

ナナシスが18年の武道館メモリアルから19年7月の5thまで、
アイマスはミリオンとシンデレラで、18年のミリオンSSAや6thツアー福岡、デレが18年の6thライブ。
エビストは去年11月の2_wEiの1st
スタァライトは演出・脚本に重点を置いて舞台1stと2nd


さゆみん道重さゆみ)のSAYUMINGLADOLL東京公演と7月13日のバースデーライブ
今年4月の渕上舞さん2nd@中野サンプラザ

 

自分は、ナナシスとエビストについて書きました。

まあ、ライブレポなんですが、ナナシスとエビストというコンテンツが、それぞれいかにして、ライブという場において物語を語ろうとしているのか、という点に特に着目しております。

アイドルは物語、なんていうのはよく言いますが、ここでいう物語は、むしろフィクションのことです

ナナシスもエビストも、それぞれゲームアプリという媒体の中で各々物語を展開しています。

一方、ライブというのは、楽曲を披露する場ではあっても、必ずしも物語を見せる場というわけではありません。ここで言いたいのは、ミュージカルやお芝居を披露しているわけではない、という意味で。

しかし、ステージの上で歌を歌い、ダンスを踊る声優さんたちは、同時にキャラクターを演じているわけでもあり、そして、様々な演出が、そこに物語(フィクション)があることを示唆しています。

我々はよく、ゲームアプリ上で見ることのできるシナリオのことを「本編」と呼んだりしていますが、ライブだって「本編」の一部なんじゃないのか、という話をしてみたいなと思ったわけです。

 

そんなわけで、僕が担当した記事は下記のとおりです。

 

 

ナナシス5thについては、タイトルにある通り、Le☆S☆Caについてかなりページを割いています。

これは、上に書いた話と違って、フィクションの方の物語ではなくて、キャスト交代という現実に合った出来事に沿った話が主軸ですが、Le☆S☆Caのこれまで出演してきたライブ(2nd、2.5、3rd、武道館、4th)についてもまとめています。

 

梅谷さんから、こういう本を作ろうと思っているので、ナナシスのライブについて書いてくれませんかと打診をうけ、引き受けたわけですが、「書けました」って一発目にあげた記事が、実は、2_wEiの記事でしたw

ナナシスのライブについて書けって言われてんのに、いきなりのオーダー無視で、ひどい奴だったなあと我ながら思いますが、ナナシスのライブレポもちゃんと書きました。

上に書いた通り、ライブでどのように物語が描かれたのか、というのをテーマとしてレポを書いたつもりなんですが、2_wEiとQoPの単独ライブレポを並べることで、野村麻衣子の推し活もしたつもりですw

 

皆様、それでは夏コミ3日目、なにとぞよろしくお願いします