電音部
40週連続デジタルリリース、ほんと楽しい
エリア曲1週目、エリア曲2週目(キャライラストジャケット)が終わって、ソロ曲のターンに入ってきた。
エリア曲1週目は、アキバ「Hand Over」ハラジュク「Future」アザブ「Where Is The Love」シブヤ「In my word」で、どの曲もいいが、あえて選ぶならば「Future」が推し。というか、ガンガン爆音で聞いて踊りたいのが「Future」。しかし、「Where Is The Love」も歌がめちゃくちゃかっこいい。秋奈のスキャット!
エリア曲2週目は、アザブ「twilight」シブヤ「Let Me Know」ハラジュク「悪魔のララバイ」アキバ「pop enemy」
この4曲だと「twilight」か「Let Me Know」かという感じなんだけど「pop enemy」もアキバのかっこいい系曲ということで外しがたい。
じゃあハラジュクの「悪魔のララバイ」はどうなんだとなるが、これはいわばゴシック系曲というかそういう感じの奴で、二次元アイドル系だと必ず入ってくる手の奴だが、最初聞いたとき「あ、電音部でもこういう系やるのか、ふーん」となってしまって、悪くはないんだけど、個人的にそこまで刺さっていない。
「Let Me Know」は、ハイパーポップというジャンルの曲になるらしい。このジャンル名自体は初めて知ったんだけど、これ結構好き。フロアで聞きたいという意味では、これが一番
「twilight」はアザブーって感じで、これまたよいw
twilightの歌詞は、持てる者の憂鬱って感じですごい曲だけど。
エリアごとに曲の歌詞にもテーマがわりとあって、アキバは王道で普通の子がアイドルになる系、シブヤは「私たちが最強」というような感じだなーと。
そういう意味で、アキバがちょっと一皮むけたような曲が「pop enemy」で、ラップも入っていてかっこいい。
ソロ曲(かと思ったらソロ曲だけじゃなかったが)は、ハラジュク水上雛「Chick Chick love」(Nor)、アキバ茅野ふたば「アイドルBreak All(feat. IOSYS)」、シブヤ大賀ルキア「JUNGLE WAHHOI」(YUC'e)ときて、次はアザブで、この流れだと黒鉄たま曲くるかなと思ったら、白金煌・灰島銀華のデュオ曲「Misty Love」(ハレトキドキ)だった。そして、今週はアキバ東雲和音「トアルトワ(feat. Taku Inoue)」
「Misty Love」と「トアルトワ」はまだ1回ずつしか聞けていなくて、それ以外の3曲だと「Chick Chick love」が一番好き。
が、ふたばとIOSYS、ルキアとYUC'eの組み合わせもそれぞれ最高
かっこいい
元々、jizueを聞いてたら、jizueとNABOWAがコラボしたアルバムがあって、それでNABOWAもアルバムを1枚聞いたくらいで、ピアノがいるのがjizue、ヴァイオリンがいるのがNABOWAくらいの認識しかなかったんだけど。
このアルバムかっこいい
「passage of time (feat. サッコン & NAGAN SERVER)」が特にかっこいい。
そのほか、「timmit」とか好き
これは、アップルミュージックからリコメンドされた奴。
ジャンルを跨いだ作風だけど、個人的には、かっこいいテクノ感を感じて、一気に好きになった。
どの曲もいいけど「ICE CREAM」「ASTRO BOY」「→←↑→ 」あたりがかっこいい
J-POP他
アジカンは聞いてなかった時期がとても長いので、あまり知ったことは言えないけど、やはり好きなバンドだなー、と
で、この「エンパシー」がめちゃくちゃよかった。
このギターサウンドとフレーズを繰り返すサビが疾走感を感じさせるけれど、底抜けに明るいとかではなくて、どこかメロウな感じがあってすごくよい。
歌詞を読むと、「君」がいなくなり夢も「残骸」になった者が、再び立ち上がり駆け出すぞという歌で、テーマ的にはよくある感じだけど、サウンドが歌詞に説得力を持たせていると思う。切なさと前向きさが両方ある感じ?
歌詞に目を向けると、2番にある「生まれた場所に基づく風景を/虹彩や皮膚に紐付けた運命を/打ち消して/ただ認め合うような将来を夢見て」という、直球で反レイシズムを歌い上げたところが目につく。
この曲は、ヒロアカ劇場版のテーマソングなのだけれど、自分はヒロアカを全く知らないのと、ごっちのパーソナリティもあまりよく分かっていないのとで、このような歌詞が織り込まれた文脈を把握できていないため、的確な評価はできないけれど、こういう歌詞が入っているのはやはり「おお」となるところ。
しかし、個人的に一番好きな歌詞は「きっと憐れみも悲しみも/煎じ詰めればエンパシーで/僕らの魂の在処かも」というところ
元々、(瀬名秀明が「エンパシー」をキーワードにしていたことがあって、その頃の瀬名秀明読者だったので)自分がエンパシーという言葉にやや思い入れがあるから、というのも理由としては大きいが
感情移入能力が人間を人間たらしめている心的能力の根本なんじゃないのっていうある意味では心の哲学や進化人類学っぽいことを、すごく詩的に表現していてよいなあ、と。
また、そこで具体例としてあがっているがの「憐れみや悲しみ」で、それがエンパシーであり魂の在処だと気付き、主人公が駆け出すサビへと繋がっていく展開もよいな、と。
既に述べたように、わりと直球で反レイシズムな歌詞はあるものの、全体的には抽象的な歌詞で、それこそ「君」が一体誰なのかもよく分からないのだけど、それがいい意味で効いていて、様々なシチュエーションや人に当てはまるようになっている。この抽象さは、いい意味でJ-POPっぽいというか。ふわふわしてはいるけれど、多くの人が自分を重ねて聞くことができる。
ところで、J-POPの歌詞で「君」が出てくると恋人であることが多いように思うのだけど(あるいはアイドルソングだとファンやリスナーだったりもするかも)、この歌詞に出てくる「君」はそのあたりも曖昧だな、と。
一方で、サビは、情景が目に浮かんでくるような感じで、これもまあJ-POPっぽいエモい情景ってくらいで、そこまで具体的な描写があるわけではないけど、夜が明けて主人公が走り出す、というアニメっぽいワンシーンが浮かんでくる。
最近、シロクロミーアキャット結構すき
リード曲の「Junk feat. asami」がめちゃくちゃ耳に残る
声優・アニソン系
アクログラムは、タイトルだけ知っていたけれど全然追えていないコンテンツ
電音部とコラボはじまったし、ちょっと触れた方がいいかなと思いつつ、コンテンツそのものには触れぬまま、とりあえず聞いた曲
聞きやすい。
いい曲なのは間違いない
間違いないんだけど、どうしても同じテーマの「朝ダン」とかと比べちゃって。朝ダンには勝てねぇなあって思ってしまう。とはいえそれは、曲そのもののよさの話というよりは、曲の背景にあるコンテクストの話で、比べても仕方ない話なんだけど。朝ダンの持ってる強度はすげえな、と。
それはそれとして、「3時12分」の歌詞は刺さるっていうか、分かりみが深いのは確か。
また、なんだかコンセプチュアルなアルバムを……
実はこのエントリは、先々週くらいに大体書いてて、あとは上しゃまのアルバムを聴いてその感想を書いてアップしよう、と思っていたのだが、上しゃまのこのアルバム、リリース直後にとりあえず一通り聞いたのだが、その後、聞けていなくて、まだ書ける感想がないのだった……